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PEファンド選考|Investment Memo作成|ケーススタディ作成
今回はPEファンドの選考課題のひとつ、投資メモ作成/ケーススタディに関して記載していく。
ケーススタディの位置づけ
ケーススタディは選考の終盤で行われることが多い。面接等で人柄やコミュニケーション能力が問題ないと判断され、LBOモデルテストも通過したら次はケーススタディ、という流れになる。
ケーススタディとモデルテストが一体化しているファンドもあれば、別に行うファンドもある点は留意したい。
PEファンドではマーケットに存在している案件をくまなく検討して、リターンが上がるであろう投資先を発掘・投資実行をしないといけない。その際に、投資銀行等からもらった初期的な案件情報、既にプロセスが進んでいる案件のTeaser等を受領した際に、当該会社がファンドのリターン目線や投資方針に合っているかを迅速かつ正確に検討するのでハードスキルは最重要要件である。
入社後にこのような案件検討を正確かつスピーディにできるスキルや素養を図るためにものようなこのようなHomework/訪問形式の投資メモ作成の選考課題は有用で海外のPEファンドではメジャーな選考方法である。
日本国内においても、日系大手や外資系PEではオファー前の重要な選考プロセスとしてケーススタディの実施が課されることが多い。ケーススタディは提出して終わりではなく、実際にシニア(MDやプリンシパル)の前で説明、プレゼンすることが求められるので最後まで気を抜けないプロセスである(そしてケーススタディの出来次第でオファー時のタイトルが決まると考えてもらって差し支えない)