アトム(阿部 努)

神奈川県伊勢原市出身・在住です。好きなことは、「対話をすること」、「スポーツ教育を考え…

アトム(阿部 努)

神奈川県伊勢原市出身・在住です。好きなことは、「対話をすること」、「スポーツ教育を考えること」、「森に入ること」、「家族といること」です。

最近の記事

2024年度バスケワークショップ(BWS)について

約3年間続けてきた「教えない指導」をベースとしたバスケのワークショップを今年度も実施していきます。 内容は大きく2つの異なったワークショップを実施いたします。 WO(ワークアウト) 対象:小6~中3の男女(小4,5については要相談) 平日、伊勢原・平塚市にて開催 個人の心身の操作(体の使い方)へのアプローチをメインとした練習も実施しております。簡単に言えば、その子に合わせたシュート感覚をつかんでもらうためのトレーニングみたいなものです。もちろんシュート以外の動き、ボール

    • 【中・高校生向けプログラムのご案内】

      「子どもに幸せになってほしい」 僕自身もそう自分の子どもに思いますし、関わっている子たちにも同じように感じています。 そのために、日常的に取り組める、中・高校生向けの対話力や思考力、語彙や言語化を向上させるプログラムを今実施しています。 その子に合わせた対話の姿勢や考え方、問いの持ち方、回答の仕方を実践しながら伝えて実践することで、その子の対話力や思考力、語彙や言語化を向上させることを目指す内容となっています。 やり方は、週に2~3回、1回15~30分電話するといった形をベ

      • 「場をみる」を伝えるオンラインワークショップ

        カウンセリングの一環で構成的グループエンカウンターを学び始めてから23年間、あらゆる場づくりをする中で、培った「場をみる」ことを伝えるワークショップです。 僕自身、この「場をみる」ことを磨くことこそがファシリテーションのスキルの幅と質を決めると実感しています。 「場をみる」とは場の観察とも言えますが、感覚的にはもう少し僕自身の主観的なものが入っているイメージです。でもそれは、どの人にも言えることだとも思います。 皆さんのそれぞれの素敵な「場のみかた」も確認してもらいつつ、それ

        • うちのほったらかしコンポスト

          うちのほったらかしコンポストです。 3~4年前からやっています。 コンポストとは、英語のcompostからきており、堆肥・堆肥にするという意味です。 家庭からでる生ごみや落ち葉、下水汚泥などの有機物を微生物の働きを活用して発酵・分解させ堆肥を作るという昔から伝承されてきた日本の大切な知恵のひとつです。 今回はアロエの前のスペースにて、土に還します。 主に野菜や果物、あと魚の食べられなかった部分などを還しています。 真ん中の黒いものは炭です。間伐材を活用しました。これが

        2024年度バスケワークショップ(BWS)について

          ある声かけ~バスケワークショップでの記録~

          バスケワークショップの一環として、テーマを自分たちで決め、試合にのぞんでもらっている。その日のテーマの一つに、「5:5で攻める」と言ったものがあった。 あまりバスケに馴染みのない人は不思議かもしれないが、特に小中学生のバスケにおいては、上手い子が一人で1:1で攻め切って勝ててしまうような状況はよくある話で、そうなると他の4人の子たちは特に何もせずにでも勝ててしまう。でも、それだと他の子たちの上達もなく、結局はその1:1が通じなくなったレベルで勝てなくなってしまい、チームとし

          ある声かけ~バスケワークショップでの記録~

          「ファシリテートを伝える」オンラインワークショップ

          今度、人と関わる活動、仕事をしている方向けの「ファシリテートを伝えるオンラインワークショップ」の体験版を実施したいと考えています。 ここで言う“ファシリテート”とは “『人にあるエネルギー、力の循環』に対しての促進的対応” とさせていただきます。 対象はその『ファシリテートのスキルを学びたい方』となります。 ・ワークショップやコンサルなどの対人支援的な仕事をされている方 ・スポーツ指導者、学校の先生 ・「人と何かを作る」、「人と成長したい」ことに興味がある方 ぜひ一緒

          「ファシリテートを伝える」オンラインワークショップ

          スポーツマンシップ

          バスケW杯、日本代表はグループリーグ大健闘でしたね。 その中でも、2戦目のフィンランド戦は本当に熱い試合になりました。 それぞれの選手が活躍する中で、やはり目を引いたのは河村 勇輝選手です。 逆転への躍動のきっかけになるスリーポイントシュート 観客をも魅了する素晴らしいパスとその精度 NBAのオールスター選手がついていても引かない心と強さ 挙げたらきりがないですが、本当にすばらしいものでした。 試合後のインタビューも、河村選手の地頭の良さを、あますことなく感じられる内容で

          スポーツマンシップ

          森で家族と自然につながるプログラム

          森に触れる 子どもは感性を全開に 大人は自身の感性を開放し、整える(リトリート) そんな体験ができる家族みんなで、大人も幸せに、子どもが成長するためのプログラムを実施します。 より素敵な環境を作るヒントをもらう ・自然とつながる体験を、家族としても同じ森の中で共有しませんか? 【参加対象について】 未就学児(幼稚園、保育園の年少~年長)がいるご家族 ※3歳以下、もしくは小学生以上のご兄弟の方もご一緒に参加できます。 ただ、メインは上記の子どもなので、参加す

          森で家族と自然につながるプログラム

          森活~森で自然に触れる~セッションのご案内

          森(杜)に触れる ありのままの発信を あるがままに受信する そんな自分と自然の対話の時間 訪れる山中湖の森は、比較的平坦で歩きやすく、晴れが続いた後であれば足元もほとんど汚れない、本当に自分を受け入れてくれるような、そんな森です。 「純粋に、森で『自然』に触れたい」、「ただただ、森で感じたい」「森の“循環”に興味がある」「『自然』と『自分』の親和性に興味がある」方にぜひ、おすすめです。 “もやっ”としていることを何とかしたい人、生きる目的を見つけたい人、そういう悩みや問

          森活~森で自然に触れる~セッションのご案内

          魔法の言葉・呪いの言葉~実例から子どもへの声かけを考える勉強会~

          「今現在、Aは行き詰まっている状態です」 そんなメッセージをバスケで携わっている、ある保護者の方からいただきました。 その中には、ここまでに至る経緯と現状、彼に関わった大人たちの対応が書かれていました。 スポーツの指導者として、そして子どもに携わる大人として、どんな声掛けを大切にしていますか? 残念ながら、大人の対応によって理不尽に傷ついてしまう子どもがいることは否めません。それを減らすために、まずはそこに関わる大人がそのことに向き合い、考え、少しでも改善されるために行

          魔法の言葉・呪いの言葉~実例から子どもへの声かけを考える勉強会~

          場に対して、本気で、そして真摯でいられる人

          簡単に言えば、「かっこいい大人」が増えてほしいんだと思います。 いろんな解釈、見方があるとは思いますが、ここで言う「かっこいい大人」とは 「場に対して、本気で、そして真摯でいられる人」のことです。 スポーツ系の部活やこどもの練習の場において、現役の選手やそのチームの子たちが真剣に練習をしているのに、卒業生やコーチ(保護者も?)たちが、横で違うことしていたり、別に今それやらなくても良いのではと思うプレー(練習)などしていることってありませんか。 バスケは特にそれが顕著なん

          場に対して、本気で、そして真摯でいられる人

          「全てのセカイに」

          あるコミュニティ。 健康促進のための運動サークル。 そこには、65歳のハル。 3歳のアイがいた。 もともと中高年層を対象とした運動サークル。 3年が経つと、参加者も少し様変わりして。 乳児、幼児とその父親、母親も参加するようになっていた。 アイはハルが大好きだった。 いつも褒めてくれる。 何よりハルが手を握ってくれる。 あったかいその手で。 しわを重ねたその手で。 その手で触れてもらえること。 アイは大好きだった。 新しいプログラムがあるとアイは一生懸命に覚えて。 一生

          「全てのセカイに」

          シュートへのファシリテーション的アプローチ

          「ゲームの中でシュートを決める」 バスケット選手においては、誰もがまずは目指すところでもあり、ある意味、オフェンスとしては一つの到達点でもあります。 このシュートへのアプローチについて、これまで在籍したバスケットスクールの経験で得た学び、気づきと、この2年間のバスケワークショップの中で立てた仮説を、この4月にバスケワークショップ内で実践してきました。 ※バスケワークショップの内容については下記記事を参照してください 結果、そのひと月で予想以上の成果と手ごたえを感じていま

          シュートへのファシリテーション的アプローチ

          これからもありがとう

          「今までお世話になりました」 「これからもお世話になります」 これは15年前、あるバスケスクールに関わり始めたときに関わっていた子からもらった、素敵な言葉です。 卒業する時に贈ってくれた手紙の中にありました。 2006年の9月、初めて訪れたバスケスクール。 代表がとても良くしてくれていたバスケ部の先輩で、当時カウンセリングを学んでいた僕に「一緒にやろう」と誘ってくれたことがきっかけでした。 はじめは「心のコーチ」として関わっていました。そこから運営やコーチ育成、バスケ指導

          これからもありがとう

          風土づくりから始まった思案ごと

          『森の循環に見立てた組織の風土作り』が行われると、 「風通しが良く、空気が良い職場になり、働き がい(生きがい)が高まる。働くことに関しての幸福度も上がる。変化に対しても、柔軟性があるように なる。組織自体の自己治癒力が上がる。循環が良くなる」 と考えています。 基本は個々の存在に委ねつつ、 何が一番大切かを考えたときに、経営者は観測者であることが望ましいのではないでしょうか。観測者の原則として「観察=評価」ではないことを体現しつつ、「起こってしまったこと」は「節理の一つ」

          風土づくりから始まった思案ごと

          2023年度バスケワークショップ(BWS)について

          約2年間続けてきた「教えない指導」をベースとした 『スポーツにおけるファシリテーション』 今年度は展開を広げていきます! ※2022年度の振り返りについては、ぜひこちらをご覧ください。 2つの異なったワークショップを実施いたします。 TD(ティーディー) 対象:高校生~新小6 原則男子のみ 土日に厚木市にて開催 (※7号かつ男子相手でもOKであれば女子も参加できます) ゲームを通して考える力、対話する力を養うアプローチをいたします。 いろんな相手と状況があることに

          2023年度バスケワークショップ(BWS)について