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魔法の言葉・呪いの言葉~実例から子どもへの声かけを考える勉強会~

「今現在、Aは行き詰まっている状態です」

そんなメッセージをバスケで携わっている、ある保護者の方からいただきました。
その中には、ここまでに至る経緯と現状、彼に関わった大人たちの対応が書かれていました。

スポーツの指導者として、そして子どもに携わる大人として、どんな声掛けを大切にしていますか?

残念ながら、大人の対応によって理不尽に傷ついてしまう子どもがいることは否めません。それを減らすために、まずはそこに関わる大人がそのことに向き合い、考え、少しでも改善されるために行動する必要があると思います。
その行動の一環として、ともに実例を通して学んでいく勉強会を実施したいと考えています。
どんな声掛けが有効か、またマイナスになってしまうのか、また僕が大切にしている『魔法の言葉・呪いの言葉を認知すること』についても触れていけたらと思っています。

魔法の言葉・呪いの言葉~実例から子どもへの声掛けを考える勉強会~
オンライン開催

日時:6月16日(金)21:30~22:30
定員:最大15名くらい
※参加費は不要です

参加を希望の方は下記からお申込みください。
https://forms.gle/njokWmzLgNbFVdAC8

以下、実際にきたメッセージをもとに、一緒に下記テーマをもとに対応を考えていきたいと思います。

・今おかれている子どもの状況の分析
・これまで関わってきた大人たちが与えた影響
・今後この子への声かけで大切にしたいこと

さらには指導者目線として
・保護者への返信
・今後、どのように保護者と協働するか

下記が実際にきたメッセージを個人情報が特定できないように修正したものとなりますので、当日参加される方はお読みの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
(※この保護者の方から使用許可もいただいております)

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今現在、Aは行き詰まっている状態です。自分の思い描いてた事が実現していないと言った方がいいのかもしれません。
Aは小学校の入学式の次の日からバスケを始めました。そこから1日も休む事なく練習に励んでいましたが小学4年生の時にバスケが出来ない環境になりました。くだらない大人達のトラブルです。嫌がらせが止まらない為に別の小学校に転校まですることになりました。その時点で兄が小6でした。そこでAは兄とベストメンバーで試合に出る事が目標で今まで頑張ってきましたがこんな状況になりその夢は叶わぬ物になってしまいました。しかしその時にAがとった行動はユースクラブに行って、中1になったら中3の兄と試合に出れるようにバスケのレベルを上げるということでした。トライアウトに落ちた時もありましたが、何とか4年から6年までユースクラブに所属することが出来ました。
その時に出会ったBコーチがAにとって大きな存在となり、最後にBコーチに言われた、最低でも県レベルの選手になりなさいと言われた言葉をずっと大事にしています。しかし、この間の地区選抜では受かる事ができず・・・。俺は絶対にBコーチに最低以上になったことを報告したかったと心が折れ。
そして、今月末から始まるであろう、兄の最後の試合に出れる見込みがなく。

今までの彼の人生でいろんな辛いことがありましたが這い上がってきました。今、この状況も、もちろん親もサポートしますが乗り越えなくてはいけないと思っています。
努力は続かない時もありますが、バスケの事になると必死になる人なので少し見守って頂けると有り難いです。

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