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むさしの写真帖

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「写真っていうのはねぇ。いい被写体が来たっ、て思ってからカメラ向けたらもう遅いんですよ。その場の空気に自分が溶け込めば、二、三秒前に来るのがわかるんですよ。その二、三秒のあいだに…
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#カメラの楽しみ方

むさしの写真帖

むさしの写真帖

古いデジカメについて書いています。
ただしこれらの記事は2018年前後のものであるので、カメラのほとんどは手許にないのをご承知おきください。

追記: ネタが尽きたので写真、カメラにまつわること。またアラカンおじさんの日常について書いたりします。(2023年霜月朔日)

ものすごくどうでもいい話

ものすごくどうでもいい話

夕方、洗濯物を取り込む時にベランダからいつも使っているコンデジで遊んでみたのである。

このコンデジは25mmから500mmまでのズームができるのは知っていたが、最近になって「デジタルズーム」というのが備わっているのに気がついた(は?)
プログレッシブファインズームとかいうらしく

ということらしい。
とにかくプログレッシブでファインなズームだということだ(わかってない)

百聞は一見にしかず。

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大人の科学(2010年12月1日)

大人の科学(2010年12月1日)

(この記事はぼくが2010年に書いたブログからの転載です)

貰いもので組み立てたのはいいけど一度も使ってなかった「学研 大人の科学vol.13 ピンホールカメラ現像セット」の付属カメラを使ってみました。

詳細はリンク先にお任せしますが(笑)、手持ちでさくさく撮りたかったので、レンズを装着しての試し撮りです。

ピンホールカメラ自体は結構好きです。
Holga120WPCなんてのも持っていますし

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和製ズミクロン〜Fujica 35EE

和製ズミクロン〜Fujica 35EE

仕方ないので借り物で。

このカメラは結構長く使っていた。
レンズがいいという話を聞いてモノを探したら意外とあっさり見つかった上にめちゃくちゃ安かった。
詳しくは下記リンクで(手抜き)

1961年の発売というから、昭和36年頃のカメラである。
「正しい電気露出計(セレンメーター)、超高速1/1000秒(レンズシャッターカメラとしては,世界初と言われる)、明るいファインダーを備えた」フジカ35SE

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四十にして惑わず〜ライカ

四十にして惑わず〜ライカ

承前。

「あんた、いくつだった?」

店主は修理中のカメラから目を離さずに言った。

このあいだ40になったわ

「ほうかァ、もっと若いかと思っとった」
そう見られることが多いんだよ

店主が修理していたカメラはペンタックスだった。
ここはこう言った古いカメラの修理を請け負う。
修理の看板をあげてるわけではないけど、いわゆる口コミというヤツなのだろう。(最近のは分かんないね)と言いながらなんとか

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キヤノンの撒き餌〜Canon EOS 20D

キヤノンの撒き餌〜Canon EOS 20D

Canon EOS 20D

さすがに主戦力ではなくなったけれど...。
考えてみると、このカメラがキヤノンの中では1番使ったカメラかも知れない。

2004年の発売だから来年で20年になる。
820万画素とか約5コマ/秒、JPEG/ラージ・ファインの高画質でも約23枚の連続撮影が行えるほか、約0.2秒の高速起動、最高1/8000秒のシャッター速度、CFカードへの高速書き込み、USB 2.0 Hi

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レンズを作る

レンズを作る

もう10年近く前の話になるが、上限の金額を決めたカメラで撮った写真で写真展をやるという企画に参加したことがあった。
プロアマ混合の異種格闘技みたいな話で面白そうなので乗ったわけだ。
はじめはその金額でカメラを探してみたが、どうにもコレというのが見つからず困っていたときに、ちょっと前に知人に譲ってもらった(タダ)カメラがあるのを思い出した。
元手は0だから、これは金額的にノーカンだろうと主催者に確認

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これ以上なにが要る〜SONY NEX-6

これ以上なにが要る〜SONY NEX-6

昨日、昭和記念公園に行ったときには、久しぶりにNEX-6を持ち出した。
2012年のカメラなので、もう11年前のものになるオールドデジカメだが今のところ普通に使えている。
これはNEX-7とNEX-5の間を埋めるカメラで、飛び抜けた性能ではないにしてもバランスの取れた評価の高いカメラだった。

これが今のぼくの勝負カメラである。
あちこち寄り道もしたし、これからどう気持ちが変わるかは分からないけれ

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黄が爆ぜる

黄が爆ぜる

「青」に続いて。

もう細かいデータはいいかな、と。
いろんなカメラで、それこそスマホのカメラも。
いろんな場所、時間に。

遡る〜ミノルタ (4)

遡る〜ミノルタ (4)

しつこくて長い記事を垂れ流してしまった。
これでミノルタはお終い。
もっと昔に中古のα-7を使ったことがあったけれど、写真が残ってないからノーカン。

このカメラはおもちゃみたいなカメラで撮った写真で写真展をやろうという企画があって、そのために買ったものだと記憶している。
シャッターが怪しくてレンズも曇ってるということでジャンク扱いのだいたい1000円くらい。
シャッターは油を差しレンズもひと通り

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遡る〜ミノルタ (3)

遡る〜ミノルタ (3)

Minolta XE

このカメラの写真も借り物。
クルマにせよカメラにせよ所有したいものの記録を残してないのは残念である。
モノがないのは仕方ないにしても、せめて写真くらい...ねェ?...

ミノルタXEは文句のつけようがないカメラだった。
もう元も子もないというか、身も蓋もないというか、でもそのひと言に集約されてしまう。
今でも右手の親指は巻き上げレバーの感触を覚えているし、人差し指はシャッ

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遡る〜ミノルタ (2)

遡る〜ミノルタ (2)

ミノルタの話をしてるのにソニーのリンク。
まぁ、カメラがお好きな方にはご承知のとおり、ご承知おきでない方にはざっとご説明しておかないと...。

ミノルタは大阪に本社を置いていた光学機器のメーカーだったが、2003年にコニカと合併しコニカミノルタとなりカメラ事業も継続していたが、2006年をもって同事業から撤退している。
伴いミノルタが持っていたαマウントを含めたカメラ事業は提携を発表していたソニ

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