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むさしの料理帖

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「コップに三分の一くらい注いで、飲んじゃいれ、飲んじゃいれして飲むのが、ビールの本当にうまい飲み方なんですよ」 池波正太郎
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むさしの料理帖

むさしの料理帖

「ま、飯を食べながらはなそう。さ、早く……早く爺つぁん、飯にしてくれ」
舌が焼けるような根深汁(ねぎの味噌汁)に、大根の漬物。小鉢の生卵へ醤油をたらしたのを熱い飯へかけて、
「む、うめえな……」                       

池波正太郎「鬼平犯科帳 墨つぼの孫八」より

舌にユーモアは通じない(361回目)

舌にユーモアは通じない(361回目)

朝飯はハムやらたまごやらトマトやらのサンドイッチ。
まあサンドイッチに挟むのはなんだっていいのである。

昼飯には和風きのこパスタ。
これまたパスタはなんでも来い的な食材。
味付け次第でどうとでもなる。

さて晩飯はなんにしよ。

ひき肉があったのでハンバーグに。
もう今日はなんも冒険なしで。

ソースはケチャップとウスターソース、赤ワインに練り辛子の土井善晴先生レシピ。

ごちそうさん。

普通のもんを普通に食う(358回目)

普通のもんを普通に食う(358回目)

マルタイ棒ラーメン豚骨をふた玉。
ラードとしょうゆを足す。
圧倒的にスープが足りない。
飲まないとはいえ足らない。

これはぼく個人の話だが、ラーメンはこういうのでいい。
誰かと食うというのなら、やれ味玉だ、やれチャーシューだということにもなるが、自分1人なら、まして豚骨ラーメンなら具はネギ。せいぜいキクラゲくらいまででいい。
コショウはテーブルコショーがいい。
くしゃみが出るところまで振る。

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わっぱ弁当となすの田舎煮(357回目)

わっぱ弁当となすの田舎煮(357回目)

さすがにコンビニ飯ばかりではいかん、と今朝は早めに起きて弁当を作る。
家人の分と2人分。
そんな大げさなものではなくて、鮭を焼いて、ピーマンとソーセージを炒め、ちくわの磯辺揚げを作り、たまご焼きを焼いて、作り置きの切り干し大根をめんつゆに漬けたのを入れる。切り干し大根は昨日の作り置きだ。

弁当ったって今日は家で食うんだが...。

午後からはねっとり仕事をする。
今日は暑い。
エアコンのいらない

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気晴らしに飯を作る(356回目)

気晴らしに飯を作る(356回目)

昼飯である。
作る暇がないというのは言い訳なのであろうが、こう毎日では敵わん。

Zoomが長引いた。
晩飯は酒蒸しのボンゴレビアンコである。
ほかには洋風の茶碗蒸し。
コンソメ味である。
なんか余計なことを考えてしまう時は料理とかで集中するに限る。
旨いものを作って食えば、いくらか気が晴れる。

ごちそうさん。

胸焼け(354回目)

胸焼け(354回目)

ちっとも旨そうに見えないがローソンの焼きそばである。
まあ普通の焼きそばであるからいいのだが量が多い。
よく見たら「大盛り」としてあった。
よく見なかったぼくが悪い。
ひどい胸焼けである。

晩飯は胸焼けを引きずっていたので「たらの煮付け」である。
まあ基本的にこういうのを食っていれば問題ないのであるが、そうはいかないのがおじさんなのだ。
困ったモンだ。

ごちそうさん。

都内抜けて(353回目)

都内抜けて(353回目)

今朝は昨日遅くに来た娘を送る。
たかだか30kmちょっとだ。
kimura noriakiさんの足元にも及ばない。

それでも都内を抜けるので往復3時間コースになる。

閑話休題

この「都内」というのは東京に住む人とそうでない人の間には認識の違いがあったりする。
もちろん人にもよるだろうし、だからなんだという話でもないので悪しからず。
ぼくはぼくの住んでいるあたりのことを「都下」や「多摩」という

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土曜の午後は焼きそばを焼く(352回目)

土曜の午後は焼きそばを焼く(352回目)

これはなんだと聞かれると見た目からは即答が難しいかも知れないが「いつもの焼きそば」である。
あるが先日J爺Jさんにオイスターソースを使うと旨いというのを聞いたので早速試す。

ふむふむ確かに。
ちょっと大陸の南方な味わいになる。
これは少し具材を考慮しなければ。
今日は冷蔵庫のめぼしいブツを適当に放り込んだ。
ネギ、ピーマン、ニラ。
ちくわとチャーシューの切れっ端。
麺はつけ麺用の中華麺。
焼きそ

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おにぎりと味噌煮込みうどん(350回目)

おにぎりと味噌煮込みうどん(350回目)

昨日おにぎりの記事を書いたので、どうしても食いたくなった。
ちょっと塩気があれば具はなんでもいい。
冷めても旨いが、温かいうちが食った気がする。
まあこれはぼくだけか。

当たり前だが、ウチにはおにぎりの型とかはないから手で握る。
当然不恰好だし、手につけた塩も満遍なくということではないから食う場所によっては塩辛かったり味がしなかったり。
でも結構旨いと思う。
手前味噌だけど。

晩飯は名古屋人な

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月見とろろぶっかけそばとよだれ鶏(349回目)

月見とろろぶっかけそばとよだれ鶏(349回目)

昼飯の月見とろろぶっかけそば。

信号待ちの分離帯にムクドリがいた。

晩飯にはよだれ鶏を作った。

なんかそわそわして落ち着かない日だった。
いい陽気になってきたんだけどね。

ごちそうさん。

納豆ごはんとラーメンとチャーハンを淡々と食う(348回目)

納豆ごはんとラーメンとチャーハンを淡々と食う(348回目)

朝というか昼というか。
中途半端な時間に食ったのは納豆ごはん。
こういうのが1番旨い、と言ってしまうと毎日作ってるのはなんなんだ、ということになるから言わない。

昼飯は当然のことながら腹が減らないので飛ばす。

晩飯にはいい感じに空腹になっている。
直前に「孤独のグルメ」なんて観てたから余計だ。
家人がどうもここ数年で最大の体重になっているとかで晩飯は要らないというので、それではとチャーハンとラ

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生姜焼きにしはったらどうです?(345回目)

生姜焼きにしはったらどうです?(345回目)

昼飯はコンビニなので写真はなし。
帰宅後30分で作る晩飯は「豚と厚揚げの生姜焼き」である。
歩いて行けるところに旨い豆腐屋があるので、そこで油揚げや厚揚げも買う。
今日はそこの厚揚げを生姜焼きに使った。

豚はしょうゆで下味をつけて小麦粉を軽くふってから焼く。
たれは生姜をすりおろして、しょうゆと酒。
タイトルから勘のいい人ならお分かりかと思うが土井善晴さんのレシピである。
土井先生のレシピは使う

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マルタイ棒ラーメンとキムチチャーハンな夜(314回目)

マルタイ棒ラーメンとキムチチャーハンな夜(314回目)

出落ちのようなタイトルをつけてしまった。

実際に食ったものなんだから正直に出す。
昨日のソース煮の残りで昼飯なんである。
もう見た目は最悪である。
とても人さまにお見せしていいものじゃない気がする。
しかしまあなんというか...。
これが非常に旨かった。
もともとソース味が好きだというのも大きな理由だが、もうそれをあらゆる手段でブラッシュアップした感じなのだ。

晩飯は家人がいないので「マルタイ

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