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セールス電話は私には逆効果

もし、そのお仕事に就いている人がいらしたら申し訳ないが、私はセールスの電話が嫌いである。
電話1本で注文が取れると思うなよ。

かかってくるのは、100%固定電話あて。
毎日通勤していたときは、日中どんな電話がかかろうと関心がなかったが、コロナと交通事故によって在宅ワークが主となると、ほほおっと思うことがある。

家族が生きていたころは、知らない(登録していない)番号も、イヤイヤ出た。
登録していないだけで、病院や施設の別番号かもしれない。
もしかしてどこかの警察署ということもありえる。
しかし、いまはそういう緊急連絡の懸念がないので、まず出ない。
でも、表示された番号は一応検索する。

多いのは
・不用品買取(リサイクル含む)業者
・電話やネットなどの通信業者(大手の名を出すがたぶん下請けか孫請け)

以前は訪問もあったが、いまはオートロックが普及したため無駄足になる機会が多いせいかかなり減った。
一度、不用品買取という名の「押し売り」ならぬ「押し買い」が来たことがある。
訪問セールスの場合は、インターフォン対応。
「夫が同業者」「私自身が同業他社に勤めている」というのをよく使った。
私は、派遣としてさまざまな業種の会社で働いてきたので、あながち嘘というわけでもない。

電話セールスで、以前は
・資産運用(金融機関や投資会社や不動産会社)
が多かったが、離婚したらパッタリ来なくなった。
そりゃそうよ。
運用どころか日々の生活費さえ乏しい。
このへんは、ちゃんと調べがついているらしい。

昔、たまたま出てしまったときに、
「そんなにうまい話なら、あなたが一番に投資して大儲けしているはずだから、このセールス電話の仕事をしているはずがないですよねー」
と笑ったら、なぜか向こうも「あはは」と笑っていた。

去年、交通事故の賠償金が入金され、一時的に(私にしては)まとまった金額の残高になった。
振り込まれた当日の夕方、当該銀行の営業?から電話があって運用云々の話を持ち出されたので、非常に不快になり(当日ってなによ。逐一チェックしてんの?システム不備の対応は遅いくせにと思い)、翌日には、もともとあった残高分も一緒に別の銀行に移した。

・墓地(霊園)
も以前は結構あったが、昨今の「墓じまい」ブーム?のせいか、めっきり来なくなった。
私はもう墓じまい済みなので、来ても意味がない。
出てしまったときには、「もう買ってあります」で終わり。
そこまでは調べがついていないらしい。

・学習塾
下の階のお子さんが中高時代、なぜかうちと間違えて学習塾の勧誘が相次いだ。
うちには該当する子供がいないので、名簿から削除をお願いしたがらちが明かないので、あるとき静かにキレて、「うちの子は亡くなりました。このようなお電話は失礼ではありませんか」と本当のことを言ったことがある。
でも、電話が来なくなったのは、そのせいではなく、たぶん下のお子さんが該当年齢を外れたため。

今日、なぜ、この記事を書こうと思ったか。
それは、先ほど着信があって、番号を検索したら「結婚相談所」だったからである。
一人でウケた。
どういう名簿に私の名前が登録されているのか。

離婚して9年。
なんでこれまで一度も来なかったのに、いまなの?
もしや、去年、賠償金が入金されたからではあるまいかと、かの銀行に対する不信は尽きない。
データ流出?
入会金詐欺?

そういえば、ドラマ「コタツがない家」で、娘夫婦の家に転がり込んだ老父が、一文無しを装っていたのに実は700万円の残高があったことが発覚して、娘夫婦と孫からあてにされるシーンがあった。
「お金ないって言ってたのに」と娘。
「お金があるとかないとかって、その人の感覚の違いでしょ。老後700万と年金で十分だと思ってんの?」
と答える父に、娘夫が、自分は働きもしないくせに、平然と
「十分でしょ。」と言い返す。

一人でテレビ画面にツッ込んでしまった(笑

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