見出し画像

少子高齢化や過疎からの脱却!頼りあいのまちづくり/夏休みの小学生と大学生が共に成長するボードゲーム制作

夏休み、子育て世帯が困ることってなんだろう??

日本で2番目に小さな町、奈良県三宅町で、AsMamaと町が協働する「頼りあいのまちづくり」に向けて、AsMama認定・地域サポーター「シェア・コンシェルジュ」として現地で活動する立命館大学の学生・小野耕平さんは考えました。

子育て世帯から寄せられるリアルな声から出てきたのは「小学生の宿題」「自由研究」が子ども自身も大変、一緒に考えサポートする親も大変、親子でネタに困っている、という意見。

そこで、夏休みの交流企画として「大学生といっしょにボードゲームをつくろう」が実現しました。

小学生と一言にいっても、1年生と6年生では大きな差があります。どんな子どもを対象にするか、どういう内容にするか、どういうチラシだったら「参加してみたい」と思ってもらえるか。何度も試作・試行錯誤を重ねます。

ときには、実際に小学生たちに見てもらい「もっとこうだったら良い」とのフィードバックを受けながら、大学生が企画のブラッシュアップをしていきます。

小学生キッズに意見をもらう大学生シェア・コンシェルジュ

そして、迎えたボードゲーム制作当日。

2日間にわたり、大学生と小学生がペアになってそれぞれ思い思いのゲームを設計、手作りし、町長をはじめとする来賓の方々へ発表しました。

ゲームをつくりあげる中で、すっかり仲良しに
大学生のお兄さん・お姉さんと仕上げたオリジナルボードゲームを発表する子どもたち

最初は恥ずかしがってモジモジしていた子どもたちも、2日間を一緒に過ごすことにより大学生のお兄さんやお姉さんになついてくれました。にぎやかに過ごしている様子が本当にほほえましかった~!

縦(親と子や先生と生徒)や横(友達など)の関係だけでない、子どもたちと近所の大学生という「ナナメの関係」は、親にとっても子どもにとっても、そして地域にとっても、かけがえのない成長機会であり、頼りあえるまちづくりにかかせない要素です。

今回は大学生の取り組みを紹介しましたが、地域のシニアだったり、地域の外国人だったり、地域で特技を持ったプロだったり。

私たちAsMamaは、多種多様な人たちが関わりあう参加型の頼りあいコミュニティ形成で、それぞれの地域が持つ課題や地域住人のニーズに沿った企画・立案・実施を支援しています。

少子高齢化が深刻で過疎認定をうけている三宅町ですが、昨年新設された、三宅町交流まちづくりセンター「MiiMo」を交流拠点の中心に、様々な取り組みや関係人口が増えています。

私たちAsMamaも、頼りあいがあることで暮らしやすい町、子どもたちが好きになる町を目指し、三宅町の頼りあいアプリの実装や、送迎託児を頼りあう子育てシェアの活用促進、高齢者のお買物サポート、地域住人の交流の場づくり等、多角的な施策を地域人財とともにすすめています。

三宅町交流まちづくりセンター「MiiMo」のMポーズを決める大学生シェア・コンシェルジュたち

自分の経験やスキル、特技をいかして何かをしたい方、コミュニティづくりに興味・関心のある方、空いている時間を自分のまちのために使いたい方、ぜひ三宅町で「頼りあえるまちづくり」に関わってみませんか?
無料オンライン説明会では皆さまの「こんなことやってみたい!」の話も聞きながらAsMamaのコミュニティ創生・活用事業について詳しくご紹介しています。

こういった取り組みをウチのまちでも!の問い合わせも大歓迎です。

「いっしょに何かできそう」そんな問い合わせが一番のサポートです。https://bit.ly/3aDo1qt 全国の自治体・施設・企業・団体・個人どなたでも。 共助コミュニティ創生、ブランディング、プロモーション、マーケティング、地域活性、子育て支援を、AsMamaとご一緒に。