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シンガポールでSTAY@HOME 4月28日(金)通算1117日目 グリーン(DORSCON)75日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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4月28日(金)通算1117日目 グリーン(DORSCON)75日目

 シンガポールに住む多くの人が新型コロナウイルスを脅威とはみなさなくなっていると、モデルナの調査で判明したようだ。中には60歳以上で罹患すると重症化のリスクが高いとされるカテゴリーでも、追加接種を予定していない人もいるとのこと。改めてデータとして提示されると少し戸惑うが、冷静に当地の様子を考えたり、人との会話を思い返してみたりすると、あまり驚きはないように感じる。

 一時期よりもマスクを着ける人が増えてきているという話は、知人や母等私よりも行動範囲が広い人から聞いているので、恐らく事実なのだろう。ただ、ワクチン接種に関しては最初の頃でこそ色々な人と雑談の話題として使っていたが、最近は話した覚えがない。もちろん、ワクチンに関して誰かから、水を向けられることもない。想像でしかないものの、あまり関心が高くないから話にも登場しなくなったのだと思う。

 実は、このニュースが発表されていることに、個人的には少し引っかかりを覚えている。記事の中では、罹患するよりもワクチンの方が有用であると改めて述べられており、接種の重要性にも焦点が当てられている。関心の低下とワクチンの話題が両方出ていることから、今回の記事は追加接種の要請を政府がするための布石ではないだろうか。ただの憶測ではあるが、新規感染者数が次第に増加している点も気がかりだ。今後の動向に注意したい。

参考文献
CNA「Survey reveals COVID-19 vaccination complacency among Singapore public, doctors say relaxed attitude worrying」(2023年4月28日16時37分閲覧)
Survey reveals COVID-19 vaccination complacency among Singapore public, doctors say relaxed attitude worrying (channelnewsasia.com)
MOH「COVID-19 Statistics」(2023年4月28日16時38分閲覧)
MOH | COVID-19 Statistics


去年(2022年4月28日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年4月28日)の記事はこちら↓

2年前(2020年4月28日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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