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シンガポールでSTAY@HOME 4月28日(木)通算752日目 イエロー(DORSCON)3日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。

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4月28日(木)通算752日目 イエロー(DORSCON)3日目

 日焼け止めを肌に塗ると、急に日本の夏の日光に照らされたプールやひまわりが瞼の裏に浮かんだ。シンガポールは常夏であるため、普段から紫外線対策はしている。ただ、昨日はいつも使っているローションタイプの日焼け止めが空になっていた。仕方なく、手近にあった昔ながらの容器を振るとカチカチ鳴る油のような手触りの日焼け止めを使ったのだ。手触りが違うせいなのか、香りのせいなのか、急に小学生くらいの夏の記憶が駆け巡る。年中夏の国に暮らしていても、記憶の中にある日本の夏は別物のようだ。

 何度かnoteにも書いたことがあったと思うが、日本の夏は当地よりも暑い。盆に合わせて帰国する人も居るものの、7月や8月に帰ると聞いて真っ先に思い浮かぶのは「タイミングが悪いな」という感想だ。私自身、都合の問題さえなければ夏は1番日本に戻りたくないので、極力避けている。不思議なことに、ここ数年帰国していなくても夏が恋しくなることはなく、未だに考えは変わっていない。

 最近、母と一時帰国の時期について話す回数が増えた。あんなに帰りたいと思ったはずなのに、手配の手間を考えると数年前と変わらずやっぱり面倒だと思ってしまう。帰国はしたい。ただ、手配やスケジュール調整などが煩わしいことにも、変わりはない。

2021年4月28日の記事はこちらから↓

2020年4月28日の記事はこちらから↓

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



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