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シンガポールでSTAY@HOME 4月28日(水)通算387日目 フェーズ3の122日目

2020年の4月に開始されたロックダウンから、遂に最終段階であるフェーズ3に突入しました。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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4月28日(水)通算387日目 フェーズ3の122日目

 ホットケーキミックスを使って、久しぶりにスコーンを焼いた。美味しい紅茶と自家製ジャムを添えることで、満足度も上がったように感じる。余ったホットケーキミックスを仕舞いながら、ふと去年の今頃はホットケーキミックスだけでなく小麦粉も手に入らなかったことを思い出す。

 日本でも入手できなかったと聞いているが、シンガポールでもそれは同じことだった。それが今では、店頭にないかもしれないと不安を覚えることもなく、容易に手に入る。流通や生産工場がしっかり稼働しているお陰、とも取ることができる。しかし、小麦粉などが売れるのは、家に居る時間を使って料理をする人が増えるから、と以前どこかで耳にした覚えがあるせいか、個人的には人々の中で「家に籠らないといけない」という気持ちが薄れた結果、品切れを起こさなくなったのではないか、と推測する。

 当地では感染者が昨年と比較して減少している上に、元から三食外食も一般的とされる文化があるため、ある意味でこの結果は当然かもしれない。ただ、徐々にかつて当たり前のように取っていた行動に近づくにつれて、あのホットケーキミックスや小麦粉を買いに走った頃の不安や緊張感を忘れているような気がする。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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