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シンガポールでSTAY@HOME 5月2日(火)通算1121日目 グリーン(DORSCON)79日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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5月2日(火)通算1121日目 グリーン(DORSCON)79日目

 ここ数日、新型コロナウイルスワクチンの接種率について書いている。シンガポールと日本共に大人と呼べる年代はかなりの接種率である一方で、5~11歳の子どもとなると非常に低いのだ。WHOは17歳以下に対しては優先順位が低いワクチンだと発表していたが、どちらの国でも医師は打つことを推奨している。個人的には、そのアドバイスに従った方が良いと考えている。二の足を踏む原因を考えてみたが、恐らくワクチン後遺症を意識しているのかもしれない。

 基本的には数日で収まる発熱等の副反応を指すようだが、中には亡くなったと主張する人も居るようだ。私は医師ではないので重篤な症状の全てを否定するつもりはないものの、中には防げたのではないかと思うものや、因果関係がはっきりしないものは存在していると考えている。特に血栓の場合は、最初の問診で予め対処方法を病院側が決めていれば良かったのではないかと思う。ちなみに当地では集団接種会場で、しっかりと既往症や血液に関しては確認されるシステムだ。もちろん手だてを決めていても、対処しきれない場合も存在するだろう。しかし、後遺症に関して発信している人が多数いることを踏まえると、接種しに来た人に対してしっかりと説明されていたのだろうかという疑問はある。

 また、他の薬や年齢等の別の要素が絡みそうなものも、後遺症と安易に決めつけるのは良くないと思う。私は素人だが、身体というのは意外と無関係そうに見えるものが繋がっている場合があるのは知っている。ただ、種類によっては全ての他の仮説がしっかり根拠を持って否定しない限り、因果関係が明確にならないものもある。他の可能性を排除することなく、真っ先にワクチンを疑うのは違うはずだ。

 世の中の大人が子どもに対して、できるだけ不要な薬を与えたくない気持ちは分かる。しかしその一方で、大きなお世話だと思うが、発症のリスクと後遺症のリスクを今一度天秤にかけ直しても良いようにも感じる。

参考文献
東京都福祉保健局「接種後の症状(副反応・心筋炎・心膜炎など)」(2023年5月2日14時59分閲覧)
接種後の症状(副反応・心筋炎・心膜炎など) 東京都福祉保健局 (tokyo.lg.jp)
厚生労働省「新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が無くなっているというのは本当ですか」(2023年5月2日15時閲覧)
新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなっているというのは本当ですか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省 (mhlw.go.jp)


去年(2022年5月2日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年5月2日)の記事はこちら↓

2年前(2020年5月2日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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