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シンガポールでSTAY@HOME 2月20日(月)通算1050日目 グリーン(DORSCON)8日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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2月20日(月)通算1050日目 グリーン(DORSCON)8日目

 スーパーのセルフレジで会計をしていると、真後ろから圧力を感じることがある。プレッシャーを放っているのは店員ではなく、次に待っている客だ。早く会計を済ませたい気持ちの表れなのだとは思うが、日本のスーパーのような荷物をまとめるコーナーがない以上、会計をしたその場で袋詰めをしなければならない。支払いが終わってもすぐにレジを後にすることはできないため、後ろから早くして欲しいという強い意思を感じることになるのだ。

 コロナウイルスの流行が始まってから少し前までは、ソーシャルディスタンスという概念があったこともあり、こういったタイプの人は減少していた。しかし、距離を気にしなくて良くなって久しいためか、最近はかつてのように至近距離で圧を掛けてくる人も見かける。久々に距離を詰められたときは、怖くて焦ってしまい、折角会計した商品を取り落とす有様だった。しかし、考えてみれば圧をかけられても急ぐ理由はない。最近は、プレッシャーを無視して袋詰めをしている。

 ところで、公共交通機関でのマスク着用義務が撤廃されて、今日で8日目だ。昨晩電車に乗った印象では、まだ7割位の人が付けている印象だった。ただ、スーパーで次第に圧力を放つ人が戻ってきたように、電車やバスでマスクを外す人も、ゆっくり時間をかけてじわじわと増えていくのだろう。スーパーでの出来事と電車内の様子を比較して、ルールが撤廃されても、それが人々の中で浸透するまでにタイムラグがあることを実感している。


去年(2022年2月20日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年2月20日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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