３１年目の夫婦げんか 【映画感想】

たまには映画の感想でも

SNS滞在時間が長いことを
ちょっとどうにかしようと

映画を見たり
本を読んだり…
な時間を増やしています

パートナーシップについて
よくお話させていただいていますが
各ライフステージや年齢
時代などについても
課題は常に変わっていくものです

この作品は私たち夫婦より
もっと先輩になりますが
今度直面するであろう
（いやもう直面してる？💦）問題

率直な感想

「すごいリアルでした。いろんな意味で。」

こちらは予告編ですが
見たい方はどっかでググってください
（私はAmazon primeで観ました）

【あらすじ】
結婚31年目を迎えた夫婦。子供たちも独立し、平穏で単調な日々を送る中、妻は夫に内緒で1週間の滞在型夫婦カウンセリングを予約して、強引に夫を連れて行く。そして、2人はセラピーを通して、再び夫婦として向き合い始める。

熟年夫婦のあんな事情や描写もありますが
全くいやらしさはなく

頑固な男のプライド 
そして、行為そのものではなく
愛が欲しいと願う女の切望は実にリアル

その辺のズレに関しては
恋人でも夫婦でも
言えないままだったりすること多いのでは？

浮気相手には言えるのに本命には言えない
心当たりある人もいるのでは？
これは続いていく関係だからです
（ちなみに浮気はしてません）

怒ったり（夫）泣いたり（妻）しながら
カウンセラーにより
引き出されていく互いの本音

二人の感情の動きと行動の理由、
出てくるセリフは
面白いほど予測できてしまうが
実生活ではなかなか…

映画って
実はあまり得意ではないんだけど 
こういう人間くさい作品は好き

主演のメリル・ストリープさんといえば
「マディソン郡の橋」も良かったな
（不倫がテーマだけどたった４日間の純愛に号泣）

結婚生活とは諦めではない

一緒にいる時間が長くなると
うまくいかなくなる理由を
相手や環境のせいにしがちだけど

この人と何故結婚したのか
何故この人でないとダメなのか

再びやり直したいと願う愛情と
行動する勇気など…
とても勉強になりました

銀婚式とか金婚式とか色々あるけど
しっかりと愛を確認するべく
同じパートナーと２回目の結婚式を
もう一度やってみる
っていうのも憧れますね

初めて赤ちゃんを産んだ前の日の夜
「今と同じ気持ちで夫と二人きりの生活をするのは今日が最後なんだろうな」
と、こっそり泣いたことを夫は知らない

愛の形は変わるけど
それもまた楽しみのひとつ