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「社会の歯車」から脱する方法

「今の仕事をしていても、社会の歯車としか感じない。」、自分の存在意義を感じない。もっと意味のある仕事がしたい。どうすれば意味のある仕事ができるのだろうか。

こんにちは、けいごです。

私も以前「意味のある仕事がしたい」と考えていました。「意味のある仕事をしている」と感じないと、自分は「社会の歯車」なのだと考えてしまい、何のために存在しているのかわからず、人生に迷い続けていました。
同時にそうゆう期間は「自分の能力と社会のニーズとのジレンマ」を感じていました。

しかし様々な考え方、生き方を吸収し試行錯誤する中で、そんな悩みはいつのまにか消えていきました。本記事はそのために費やした6年間を5分程度で読める記事にしてお届けします。


社会の歯車とは何か?

自分を「社会の歯車」と感じるのは、今やっている仕事に対して「意味のある仕事である」と感じられていないからです。

では、そもそも「意味のある仕事」とは何なのかというと、多くの人は「世の中にとって客観的に見て価値のある仕事」と考えていると思います。そして、価値のある仕事をしている自分の状況に対して、「やりがいを感じている状態」といえるのではないでしょうか?
もしそうでないなら、無人島で一人でサバイバルをして、主観的に価値のある行為をしている方が幸せになれるはずです。

一方でこのような話もあります。
同じ仕事をやっていても、価値の捉え方は人それぞれ異なる、というものです。書籍内ではよく、寓話的な話で紹介されることが多いですが、例えば「岩を積む仕事」に対して、一人目は「ただ岩を積んでいる」と捉え、二人目は、「岩を積んで壁を作っている」と捉え、三人目は「岩を積んで城を守る壁を作っている」と捉える、というものです。もちろん、一番やりがいを感じているのは三人目となります。私自身も様々な仕事をしてきた中で、三人目のような捉え方をしている方々に出会ったことはありました。そういった方々は、職場内でも「優秀」という評価を受けていましたし、彼ら自身も楽しそうに仕事をしていました。しかしながら、こうゆう捉え方をしているのは職場内でも1%程度だと感じます。

そして、それらの前提をもとに導き出した「意味のある仕事」とはなんなのかというと、「世の中に存在している仕事は全て意味のある仕事」であるが、「価値の捉え方は主観によるもの」となります。

①世の中に存在している仕事は全て意味のある仕事
②価値の捉え方は主観によるもの

これらについて、順を追って説明していきます。

①世の中に存在している仕事は全て意味のある仕事
組織という複数の人の集合体が、あなたの仕事に対して給料を支払っています。これはあなたの仕事に価値があることを示しています。
資本主義の構造上、組織があなたの仕事に価値がないと考えるなら、組織にとっては痛手と考え、直接または関節的に何らかの措置をとる方向に動きます。

②価値の捉え方は主観によるもの
前述した通り、同じ仕事をしていても「意味のある仕事と感じる人」もいれば、その逆に捉える人もいます。前者は仕事を大局的に見ており、後者は仕事を一部分しか見ていません。

では何故、価値を提供しているはずなのに、前者のように「意味のある仕事」と考えられないのでしょうか?

何故「意味のある仕事」と考えられないのか?

以下に私自身が「社会の歯車」と感じていた時の感情を、言語化していきます。

「意味のある仕事」の定義が壮大すぎる

これにつきます。以下に説明します。

「意味のある仕事」の定義が壮大すぎる
もしかしてあなたはyoutuberのように、華々しく皆の前で話している方々にあこがれていないでしょうか?そしてそういった状態に、自分がなることが「社会の歯車」から脱する方法であると考えていないでしょうか?
起業して成功し、承認欲求を満たし、夢見ていた自由な生活を手にすることが、成功であると定義づけしていないでしょうか?

「社会の歯車」から脱した方法

私が「社会の歯車」から脱した考え方を以下にリスト化します。

①「世の中」をよりミクロな視点で捉える
②もし「意味のある仕事」をできても、また同じことを考える可能性がある
③目の前の人に価値を与えることが「意味のある仕事」の本質である
④可能な範囲で色々やってみる

①「世の中」をよりミクロな視点で捉える
捉え方によってはyoutuberや起業家も「社会の歯車」です。なぜなら、世の中において、一部の価値しか提供していないからです。マクロの視点を変えると、あなたが今やっている仕事とあまり変わりないかもしれません。
少しわかりずらいかもしれないので説明します。例えば、ソフトバンクという一つの会社の中には様々な「課」があり、その中に「部」があり、その中に社員がそれぞれ存在していますが、その部署一つを「世の中」と捉えてみると、あなたはあなたの強みを生かして他人と差別化し、活躍している起業家のようなものです。

②もし「意味のある仕事」ができても、また同じことを考える可能性がある
もし私が起業して成功を収めたとします。しかし、その状態になっても自分を「社会の歯車」と考えてしまうと思います。そんな過去の私は、全宇宙を守る正義の味方になっても満足しないことでしょう。
結論、現状に満足できなければ、「社会の歯車」から脱することが出来ないということです。

③目の前の人に価値を与えることが「意味のある仕事」の本質
目の前の人に価値を与えられない人が、世の中全体に価値を与えることができるでしょうか?私は不可能だと思います。
過去の私もそうでしたが、何故か目の前の人達をすっ飛ばして、「まず世の中に価値を提供すること」が出来ると考えていました。
しかし世の中に価値を与えるには、世の中を構成するうちの一人である、目の前の人に価値を提供していくしかありません。コツコツと。

④可能な範囲で色々やってみる
色々やってみると、自分の強みがわかってきます。強みがわかると、差別化が出来ます。差別化が出来ると価値を提供できます。
では強みを発見するには何が必要かというと、色々やって、自己分析をするしかないです。それは、現実的に可能な範囲で転職をしたり、ボランティアをしたり、副業をしたり、同僚や友人や彼女に価値を提供したりするということです。
価値ならなんでもいいんです。自分が考えて実行してみることが大事です。自分の強みは色々やってみた先にしか見つけられません。
そして段々とわかってきた強みを生かして、目の前の人たちに価値を提供していくと、いつの間にか自分が「社会の歯車」かどうかなんて、どうでもよくなります。

以下に私なりの自己分析の記事を添付します。

以上、私は現在これら4つを無意識に考えることで「社会の歯車」から、脱することが出来ました。(実際は、「どうでもよくなった」という方が正しいです。)
しかしこれらは、私自身が試行錯誤しながら自然と導き出した答えです。ある日突然、同時に考え付いたわけではありません。

ふと考え事をしていた時に、「そういえばいつからかわからないけど、しばらく社会の歯車と感じていないなぁ」と思ったことで、本記事の言語化に至りました。

現在同じ悩みを感じている目の前のあなたに、本記事が何かの役に立てば幸いです。

参考にした書籍・記事

【書籍】

・仕事は輝く 犬飼ターボ著
仕事においては、仕事に対する捉え方が重要

・まずはやってみて考える

・これからは「意味のある仕事」に価値が向いていく


【記事】

・意味を感じない仕事を「なんでも学べる」に変えてしまう思考法

・報われない(=意味を感じない)のは○○をしているから

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