七本鎗は家族そのもの

『七本鎗』を醸す冨田酒造さんに見学兼取材に行かせて頂きました。

この季節は例年では雪が降り、積もっているのが当たり前くらいらしいのですが、青く晴れて寒すぎない気持ちの良い気候で、木之本駅から蔵までの道のりに並ぶ歴史が深そうな木造家屋たちを眺めながら足取り軽く到着しました。

北大路魯山人(きたおおじろさんじん)さんが描かれた『七本鎗』の書はそのままラベルにも使用されている。

きれいなステンドガラスが印象的なお土産売り場の円卓でたっぷりとお話を聞かせて頂いてる最中にも、「冨田さんー!会いにきましたー」と沢山の方々に声をかけられていた冨田さん。お一人お一人にとても丁寧にご対応されていて、根強い支持と懐深い味わいの七本鎗そのものを眺めている様でした。

たっぷりとお話を聞かせて頂いた後は蔵の中を見学させて頂きました。

井戸から汲み上げられる、お酒の骨格を表す仕込み水は奥伊吹山系の伏流水。柔らかく優しい印象。

3年前に増築された仕込み蔵はお腹の辺りまで高さのあるタンクが印象的。醪が発酵している時にもしタンクの中に落ちてしまったら死んでしまうので(発酵中は二酸化炭素が大量に発生していて100%無酸素状態なので)これだとその心配がかなり抑えられて神経のすり減りが少なくなり良いなと思いました。

ここにもステンドガラスが。あまりうまく撮れてなくてすみません。デザインは七本鎗のマークです。

見学後の12種類の唎酒は極上の時間。

しぼりたての新酒や時を刻む熟成酒『琥刻』など、

どのお酒も軸が同じで個性が違う味わいの家族そのものの様なお酒でした。まさに落ちつきがありながらもチャーミングな一面が可愛いく溢れてしまう、写真を撮る時に背伸びをする冨田さんの様に

柔らかで豊かな印象のお酒たち。キレるところはバシッとキレて、スーッと伸びていく余韻の心地よさで米をほうばり食いたくなりました。

2015年と2012年の琥刻を購入。家で味噌汁や焼魚など、米をほうばりながら呑むのが楽しみです。

冨田さん、お忙しい中たっぷりとお時間作って下さりましてありがとうございました!
PS.試飲会などでブースに立っていると色んな人に「ご結婚おめでとうございます!」と言われるらしいのですが、誤情報らしいのでご注意くださいね。「誤情報です、、」と切ない笑顔でおっしゃられてましたから笑。

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生憎ですが、サポートして下さった方のお気持ちは全て酒代へと変わります。そして全てこちらのnoteに文字として吐かせて頂きます!(二日酔いが長引く場合は更新が遅れます事ご了承ください)