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様々な場面でのヒュッゲの使い方🇩🇰

デンマークに留学する以前からヒュッゲという言葉は知っていましたが、オシャレな人がするライフスタイルの一つ、キャンドルと本と家族と、、🕯📚という印象が強かったのもあり、自分とは程遠いものだと思っていました。

しかしデンマーク人の友人達と話す中で、Hyggeは現地の人にとっては日常の中の大切な要素でもあり、ヒュッゲという言葉も普段から多用するそう。

例えば友達や親戚と集まった後、メッセージの最後に

とてもヒュッゲな時間だった。ありがとう。

と言って締めくくったり。

今とてもヒュッゲな時間を過ごしてるね


と言ったり

デンマーク人はさまざまな場面で日常的に使うんだよと教えてくれました。

またヒュッゲとは「居心地がいい空間」や「楽しい時間」という意味がありますが、私のデンマーク人の友人によると1人1人、その人にとってのヒュッゲがあると言っていました。ある人は1人でお菓子を食べながら映画を見てゆっくりする時間、友達とだらだらくだらない話をして過ごす時間など、その人が心地いいな、幸せだな、と感じる瞬間がヒュッゲなのだ。と教えてくれました。よく日本では「ヒュッゲを実現するインテイリア」や「ヒュッゲな空間の作り方」など様々な記事をよく見かけますが、ヒュッゲは周りの環境やモノによって形成される空間ではなく、自分自身で作っていくものなんだなと気付かされました。

最初に言ったような自分からかけ離れているものではなく、日常にある身近な存在だと改めて実感したのと同時に、私にとってのヒュッゲはどんな時だろうと考えるきっかけにもなりました💌



最後に、、Hyggeについての豆知識

・hyggeにUを足したUhygge は怖いという意味で使われることもある!

・hyggeracisme, “hygge racism,” について

このトピックはとても難しくデンマーク人のあいだではとてもセンシティブな言葉らしいです。正確な意味としては

Using racist words and expressing prejudices with respect to individuals of other ethnic origin in a way that you find fun and unproblematic, but that is hurtful and offensive to those who you talk about, or talk to.

要するにヒュッゲレイシズムとは人種差別的な発言をユーモアとして発言することを指すそうで、デンマーク人の友人によるとこの言葉のように多くのデンマーク人は自分たちの国では人種差別問題は存在しないと認識しているけどそれは間違っていると言っていたのが印象的でした。本来のヒュッゲは心地の良いもの、自分が楽しいと思うものですがそれと差別が一緒になった言葉があるのにとても驚きました。

自分はまだヒュッゲについて表面的なことしか知らないので今後デンマークで生活していく中で更新していこうと思います!

それでは🙌



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