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HAPPY PRIDE / みんなが一番輝く日 

先日留学先のデンマークの街でPride Pradeが行われ、sex and samfund(若者の性教育促進とLGBTQのサポートを行う)団体の出店ブースの手伝いとして参加してきました!オーデンセで行われるプライドはコロナ過の去年と今年の2回とまだまだ歴史は浅いですが、今年は大盛況だったよう!

Prideって何?具体的に何をするの?と思った人のために

「プライド(Pride)」という単語は、英語の一般名詞で、「誇り・矜持」を意味しますが、それだけではなく、「セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)のパレード」を指すものとして、広く国際的に認知されています(パレード前後のイベントを含めた総称として使われることもあります)
1969年に起こった「ストーンウォール事件」の1周年を記念するデモ行進が、ニューヨークをはじめアメリカ各地で行われ、それがその後、毎年恒例となり、さらに世界中に広がって、現在まで続く「プライドパレード」につながっていきました。6月にプライドパレードの開催が集中し、6月を「プライド・マンス(プライド月間)」と称するのも、こういう歴史があるからなのです。

—東京レインボーパレード.com


このようにして世界中に広まったプライドパレードですが、もちろん日本各地でも開催されています!
私はバンクーバーと地元の福岡で行われたものに参加して、今回で3回目のPrideになります。

本番の2日前にsex and samfundのミーティングで役割分担と当日の流れなどを確認した後、パレード用の横断幕を手分けしてペイントしました!
私と同じ時期に参加したデンマーク人のTobiasと2人でペイントしたのですが予想以上に時間がかかり、2人とも苦戦しまくりでしたが何とか時間内に終わらせることができました。


”STOP VOLDTAGTER" → レイプをやめて/ "SAMTYKKE FOR ALLE" → 性的同意の権利をみんなに
というメッセージが書かれた横断幕が完成!

当日はブースのセッティングをした後、スペイン人とメキシコ人の友人と合流し、1時からオーデンセ市内を30分ほどかけて”Love is love, No justice No peace”という掛け声とともにマーチしました。私はsex and samfundから支給されたパンフレットとコンドームを配って回ったのですが、開始2時間ですべてなくなりました!

その後はステージでドラッククイーンショーやダンス大会など様々なショーが行われました。参加者の年代は様々でしたが、中高生らしき子も多く、パートナーや友達と自分らしく生き生きして楽しんでいる様子を見て私まで幸せな気持ちになりました。当事者やそうでない人一人一人が様々な思いをもって参加していると思いますが、みんな心から楽しんでいる様子が伝わってきました。

メイクや服装がPride仕様のデンマーク人が素敵すぎて写真をお願いしたのがこちら↓


Prideの日だけでなくすべての人が日常において本当の自分らしくいられる社会にいっそう近づけたらいいなと改めて強く思いました。

今回のPrideは推定で3000人以上が参加したらしくコロナ過に行われた去年のPrideと比較すると倍の人数が参加していたらしく、sex and samfundのメンバーもとても喜んでいました!今回主催したのはLambdaというFynのLGBTQコミュニティで20代から30代と若い世代で構成されていますが、限られた人数でこれだけのイベントをオーガナイズして成功させたのは本当に相当の時間と労力だったんだろうなと思います。

今週末はデンマーク第二の都市オーフスで開催予定なのでもしデンマークにいらっしゃる方はぜひ足を運んでみてください!

Happy Pride🏳️‍🌈

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