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Winter WonderlandーSyracuseの冬の楽しみ

まだまだ寒いですね。

Syracuseの緯度はほぼ札幌と一緒。カナダとの国境もすぐ目の前に位置しています。

ご想像通り、冬は厳しい気候です。日中でも零下が続き、マイナス20度前後をうろうろすることもざら。スマートフォンの天気予報アプリは「体感温度はマイナス30度」なんて表示してきます。
このあたりは「Lake-effect」と呼ばれる気候で、周囲に湖がたくさんあるために、その湖面を渡ってくる風が一年中吹き荒れ冬には大雪を、夏には日本のような高い湿度をもたらすのです。シカゴと似ていますが、実はシカゴより寒く雪も多い!と私は思う。

大学から車で15分ほど離れた場所に、Onondaga Lake(オノンダガ湖)という住民の憩いの場があります。長さ約7.4キロ、幅約1.6キロほどの湖ですが、冬の間は湖面がコッチコチに凍り付きます!そこでパチリと撮った一枚。白と黒の世界が、ダリの絵みたい。

この日は珍しく晴れて(でもマイナス10度ぐらい)、とても美しい景色が見られました!


湖面も凍り付き、誰かが氷上で遊んだ足跡が残っています。

雪も量の大小の差はあれどほぼ毎日降り、風が強いときはまさにBlizzard(雪嵐)状態に。マイナス15度で横殴りの雪がたたきつける中を、防風防水コートにスノーブーツで身を固め、防水バッグでPCやノートも守りつつ、毎日通学します。ニット帽や手袋は、フリース裏地で二重になったものでばっちり防寒。絶対にころびたくないから、ちょこちょこと歩幅小さく歩くので、路面に何もないときと比べ3倍近くの時間がかかります。

とある夜の帰り道。気温が低いせいか、降り出した雪はあっという間に積みあがります。

だけど目だけは隠せないから、外に出るたびにまつ毛の水分が凍り付きます。視界がキラキラするので、毎回「セルフ・ダイヤモンドダストだ!」と喜んでいます。というか、そうして少しでも自分を鼓舞しないと外に出ていく勇気が出ない。

こちらの雪はさらさらのパウダースノーなので、強い風で積もった雪が舞い上がり、太陽に反射してあちらこちらがキラキラしています。それはそれで、ほんとにきれい。

そんなさ中でも、米国人の学生はみんな元気、そして自由。とある日に見かけた彼は、素足に半パンでした!日中でマイナス12度だよ!!

自宅の屋根や電線にできた巨大なつらら。ゴミ出しに出てきただけで身体の芯まで凍える。

そして、半パンの彼。たくましい…

「彼は夏になったら一体何を着るんだろうね?」と友人につぶやいたら、「ビキニ一枚になるんじゃないのー、ぎゃはは」と笑ってました。

だからこそ、ウインタースポーツを楽しまなきゃ。Syracuse Universityにはキャンパス内にアイスリンクがあり、スケートのほか、カーリングも体験できます。日本のような高い山はないけど、近隣にはスキー場もあります。

Syracuse Universityのスケートリンク。自由に滑ったり、カーリングやアイスホッケーを習うこともできます。

どんよりした天気や白黒の視界が延々と続く日々は、さすがに気分も落ち込む。そんなときも、Syracuseに長く住んでいる米国人の友人は「だからこそ、着るものをカラフルにして気分を上げるの!何を着ようって考えるのが冬の楽しみ!」と言っていました。その時彼女が来ていたのは、グレー地にピンク、イエロー、ブルー、オレンジ、グリーンなどさまざまなポンポンが付いたセーター。ぱっと目に入るだけで気分が明るくなるセーターでした。

確かに、今までの人生で未体験ゾーンであるマイナスの気温や、さらさらのパウダースノーを体験するのも悪くはない。でも、早くまた青空が見たいなあ!というのが本音です。


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