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【本から学ぶ】「いい人」であろうとする自分から「悪感情」を発掘する【16-3】

今回から本に記載のワークに取り組んでいこうと思います。ワークは8個のフェーズ(段階)のどこに自分が当てはまるかを確認しながら行うそうですが、私はどの段階も該当があったので、1から順に取り組んでいきます。

フェーズ1:「いい人」になっているフェーズ

□嫌いな人がいない
☑人当たりが良い
☑自虐的になって場を盛り上げてしまう
□人に対する悪感情を思いつかない
☑弱音を吐いたり、誰かを頼ったり、甘えるのが苦手
☑他人からバカにされやすい

時田ひさ子『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』,あさ出版,2022,P126

6つ中4つ該当しました。表面上の「いい人」を演じようとしすぎて自虐ネタを言ったりすることで相手から舐められ、バカにされた経験があります。「いい人」を辞められればいいのですが、人の顔色がとても気になるので、反射的に「いい人」な言動をしてしまい、後で後悔することもしばしばあります。

このフェーズにいる人は「悪感情を隠す」ことに長けているそう。悪感情がないわけではないので、心の中で蓄積しそれに翻弄されてしまう。

ここのワークでは「どんな悪感情を隠したのか知る」練習をします。

悪感情を発掘する

ワークを要約すると次の通りです。

①物語、作品などから「人に対する悪感情」を引用して書き出す
②書き出した言葉を口にしてみる、その時の気持ちは?
③感じたことを書き出しながらつぶやいてみる
④「自分はこういう気持ちをもっていたんだね」「人に関する感情をないものにしようとしていたんだね」と自分に語りかける

まず、①。ここに書くのは気が引けるので汚い言葉をノートに書いてみました。

②。汚い言葉を口にするととても嫌な気持ちになりました。なんだか自分が言われているみたいで・・・あと汚い言葉を人に投げかけるひとは距離を置きたくなる人なので、自分もそう思われないように、人から嫌われないように汚い言葉を使わないようにしています。

③は上記②に書いたことを口に出してみました。

④。「私は人から嫌われないように、嫌な気持ちになっても言葉にせず心の中にしまっていたんだね。」と心の中で唱えてみました。少し心が震えたような気がしました。

無意識に隠していた悪感情を自分の中だけでも掘り起こし、客観的に認識し、自分を労ってあげることは大切ですね。一度ではなく、時間をおいて何度が取り組んでみようと思います。

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