見出し画像

仕事を選ぶ上で何が最も大切か、ってはなし

「後悔の残る就活・転職活動」には残念ながら共通点があります。

1人でも多くの人に、
後悔のない就職活動・転職活動を送って欲しい。
そのための記事です! 


根本的にしごとの選び方が危険すぎる

「業界・業種、どれを選んどけば安定??」
「年収重視?働きやすさ重視??」
「やっぱ大企業?それともベンチャー??」


「しごと選び」は選択肢が多く、たくさん迷いが生じますよね‥。


いきなり結論ですが、

業界・業種や、年収・会社規模などの
"ステータス第一優先思考" は危険である

というのが、僕の考えです。



まず、就職活動・転職活動を後から振り返ったときに、
”失敗した”と感じてしまう原因は
「準備不足」です。


ここではその【準備不足】について考えていきます。


準備が足りてないと、就活はただ「苦痛」になる

画像1

※以下、転職活動も含めて「就活」とします


いざ就活を始めると、なかなか思うようにいかないことも多くあります。

履歴書がうまく書けなかったり、
やっと完成した書類も全然通過しないし、
自己PRとか何話せばいいかわかんないし、
やっぱ今の会社で我慢しなきゃダメなのかな、
もうどこでもいいから拾ってくれ…!
あああああ、しんど!


ってなりますよね。
もし、今就活をしている人がいて、
こんな気持ちだったとしても、大丈夫です

みんな同じ気持ちになります。
それが就活というものです。

僕も4回しましたが、4回とも不安で、「あああああ」でした。


大事なのは、不安になっても、不必要に焦らないことです。
普通は、就職・転職できない自分に焦りが出ちゃいます。

でもこれも仕方ないことです、僕たちは人間ですから。
でも焦ってもいいことはありません。
冷静な判断ができなくなるし、「とにかく内定!!」みたいな思考になっちゃいます。


1社も落ちないなら焦らないけど、それは一般人にはまず無理です。
基本的には落ちまくります。みんなそういうものです。


落ちまくっても、なるべく焦らないためには、
落ちる前提で心の準備をしておくことです。


そして ”最も大切な準備” とは
「自分はどんなことが好きで、どんなことが嫌いな傾向にあるか」を深く、徹底的に整理しておくことです。


あなたは「何が好きで何が嫌い」か、言葉にできますか?


よくある「しごと選び」の基準をあげます。

・「年収」
職業を決めていく上で、最も比較材料にするのではないでしょうか。
・「労働環境」
残業な少なく、自由な時間を多く持つことに憧れる人は多いように思います。
・「人間関係」
なんだかんだ、これが最も大きな不安じゃないですか?

もちろん、お金や時間があるに越したことはないです。
ただ、それ以上に

「なぜ、より多くのお金が欲しいのか」
「なぜ、自由な時間を手にしたいのか」
「どんな人と一緒にいるときに、自分が自分らしくいられるのか」

欲望の裏側にある、自分の「価値観」を知ることが最も大切です。


例えば、僕はこんな価値観を持っています。

画像2

■人の笑顔を見ることが好き
■明るく楽しく仕事をするムードが好き
■人が変わろうと行動する姿、チャレンジする姿が好き
■ピリピリしたムードが嫌い
■言われたことだけやる、答えが一つしかない作業的な働き方が嫌い
■他人を傷つける言葉を意図的に使う人がいる環境は絶対嫌だ(一番のストレス)

だから僕はこうやって仕事を選んでいます。

■笑顔が多くみられる「接客業の現場」の仕事
■答えが一つではない、考える余白の大きい「プログラミング」の仕事

何より、
「人を傷付けるほど言葉選びが下手な人がいる環境」からは、光の速さで離れます。
そんな環境、どんな大義名分があったとしても、大っ嫌いです。

このように、価値観を起点とした「しごと選び」をしています。

このステップをすっ飛ばして
”業界と業種”などから考え出すのは、大変危険です。


どこまで考えても、結局仕事なんて・・・


結論を言っちゃうと、

「絶対に上手くいく就活の方法」なんて、存在しません。


例えばあなたが
”成長産業と需要が高いスキル” という観点に最も重きを置いていたとします。
その結果、
「IT業界」で「マーケティング」の仕事を志望しているとします。

しかし、
業界内であまりにも競争が激化したり、業界そのものが衰退していくってこと。
絶対に無いなんて、言い切れるでしょうか


テクノロジーの進化が早まり続ける時代で
いつどんなパンデミックが起こるかなんて分からない、ってことを思い知らされた時代で
自分にコントロールできないものを「しごと選び」の基準にしたって、仕方がないんです。


何より
結局仕事なんて、やってみなければわからないし、大体思った通りにはいかないんです。


であれば、
業界”とか”会社の大きさ”などのステータスよりも
自分の価値観や好き嫌いを土台に仕事を選んだ方が、理にかなってるんです。


会社が倒産しようがパワハラにあおうが、大丈夫


「自分はどんなことが好きで、どんなことが嫌いな傾向にあるか」 
自分の価値観を深いところまで知ること。


この準備をしっかりして
自分の価値観を起点にした「しごと選び」をしていれば


入った会社が倒産しようが、人間関係や嫌になって逃げ出そうが
次の方向性を決めるのに、大して苦労しません。

しごと選びの基準が出来あがってるんだから。


しごと選びの基準はアップデートしてもいいんです。
何度でも、自分について知る機会を作りましょう。



自分に向き合うのは体力・気力を要します。
自分の弱いところ、嫌なところも目につきます。

でも、目を逸らさない方がいい。
これからの人生、何が起こっても楽しく生きるスタンスと自分の軸を固めておくために。

誰かの力を借りたっていい。
あなたの周りに一人くらい、”自分探し” に付き合ってくる人がいるでしょう。

誰もいなければ、僕が付き合います。


「仕事」は人生を豊かにするもの。
みんなが楽しく幸せに働けますように。

ひとりでも多くの人が
自分らしく、前を向いて生きられますように!


{余談}


全く同じことが恋愛にも言えます。

あなたが「職業」と「見た目」にこだわってパートナーを選んだとします。
そうすると、相手が転職したり髪型を変えるだけで、あなたは一喜一憂します。

もしパートナー選びを
「人への接し方、物事の捉え方のポジティブさ」という価値観を土台に選んでいたとしたら


相手が職業を変えようが髪型を変えようが、それが多少あなたの好みじゃなかったとしても
比較的長期間、相手のことを好きでいられると思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?