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教員の仕事を効率よくこなす方法

できることは児童生徒に任せる

先生が全てやってあげようとするから時間はどんどんとなくなっていきます。任せられることは、多少クオリティが下がってでも児童生徒に任せることで、先生自身の仕事の量を減らすことができ、さらに児童生徒の頑張りに気がつき、価値を広めていくことができるなどたくさんのメリットがあります。具体的にわたしが任せたことは、

  • 学級目標のポスター作成

  • 班ポスターの作成

  • 座席表

  • 予定の管理(急な変更はこの係に伝達)

  • 給食のおかわりなど

  • 宿題点検

  • プリント(さほど重要でないものに限る)配布

  • 欠席者への予定連絡

たったこれだけでも、時間を生み出すことができますし、児童生徒の頑張りを認める機会を作ることができます。一度構造化してしまえば、それが当たり前になります。

うまくいくために大切なことは、とにかく ”褒めること・認めること” です。


やるべきタスクを箇条書きに書き出す

「今日やるべきことって何があったかな…」このように迷う時間がもったいありません。そこで事前にやるべきタスクを箇条書きで書き出すことをしています。つまり、このタスク表を終えたら帰るということです。

タスク表はなんでも構いません。iPadでタスク管理などをしましたが、わたしには合わず…結局今は、正方形の付箋で罫線が引いてあるものを利用しています。

ポイントはチェックボックスを先頭につけ、終わったらチェックしていきます。小さな「できた」の積み重ねは自分自身の頑張りを認めることにつながります。


朝に次の日の授業準備

朝に次の日の授業準備をする価値は、放課後に急な予定が入ってきしまい、次の日の準備がしっかりとできていないまま次の日を迎えてしまうことを避けることができることです。中学校では急に生徒指導などが入ることはよくあります。指導後に保護者連絡をして、夜遅くから授業準備となるとなかなか骨が折れる作業となります。精神的にもなかなかきます。このようなことがいつ起こっても、さっと帰宅できるようにするためにも、事前の準備をきちんと行っておくことをお勧めします。

また、朝の限られた時間をどう有効活用するかで放課後のやるべきことが明確になり、効率よく退勤することができるきっかけとなります。

ただ、わたしは通勤時間上7時30分に学校にいます。勤務時間は8時20分なので、時間外勤務を前提としているので、必ずしも効率的かと言われると、少し不安が残りますが、朝の40分ほどよりも放課後の40分の方がわたしは大切(とにかく早く帰りたいから)なので、朝に活動しています。


必ず決まった時間までに帰るような意識改革

最後は精神論的なものですが、どれだけ意志を強く持ち、効率化していきたいと思えるかだと思います。わたしは『17時には必ず退勤』を意識しています。また、同僚の先生方にも宣言しています。必ず帰宅する意志を持ち、さらに同僚にも宣言することで逃げられない環境を作りました。

そのおかげか17時を超える日はほとんどありません(成績処理の時などは打ち合わせの関係上こえることもありました…)。

なんとなく「18時にはかえりたいな〜」ではなく、「18時になったらなんとしてでも帰る」という意識を持つことで限られた時間内で何ができるか考えるようになり、結果として効率的な働き方をすることができます。



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