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4タイプ判定テストについて考える

岡田斗司夫さんが提唱している4タイプ判定テストというものがありますが、皆さんはご存じでしょうか。人間は欲求により4つのタイプに分けられるというものです。
 今回は、実際にこのテストを本を通してやってみたので、得られた結果と私が該当するタイプ(理想型)について考えてみようと思います。
現時点(2022年5月30日)ではアマゾンプライムに加入している場合無料で読むことができます。

概要

人間は欲求

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4タイプについて考える-理想型②

 理想型は何かを生み出す芸術家タイプというが、それは理想型の良い例であって、それからはみ出した者はただの社不ではないかと思ってしまいます。

 私は理想型なのですが、変に拘りがあって困ります。自分の決めた事を曲げたくないというやつですね。

 理想型はきっとやり始めた時点で理想を想像し、固定化してしまうのだと考えます。その理想を達成することを喜びとするので、時間的コストや向き不向きなど関係ありませ

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初心者が読む哲学「方法序説」編

 哲学に関しては、全くの初心者なのですが、最近興味が湧いていました。何か今の自分に何かを与えてくれるかもしれない…そんな空っぽな私です。
 今回は「方法序説」を読んでみたので、感想(個人的に読み取り、感じ取ったこと)などをまとめていきたいと思います。いわば読書メモみたいな感じです。

 本書は屈折光学や気象学、幾何学の本の前半にある序説の部分だそうです。すごく幅広い分野を研究されているなとまず思い

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毛皮を着たヴィーナスからマゾヒズムについて考える

本編についてタイトル 「毛皮を着たヴィーナス」
作者:L・ザッヘル・マゾッホ

マゾヒズムの語源となった小説です。

今回はこの小説のネタバレを極力避けながら、私が感じ取ったことを抽出して書いていこうと思います。

感想文学として面白かったのですが、MとSの関係性について考えさせられました。

マゾはわがまま

マゾといっても永遠におあずけで良い人っていないと思います。散々屈辱を受け、屈辱に快楽を

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『現代思想入門』について。読書メモ

『現代思想入門』について。読書メモ

 現代思想に精通している訳ではないが、僕自身興味のある分野ではあった。

 だが、難解なものというイメージが先行する。彼ら古代とか近代の理論を前提知識として出してきそうじゃない、、といった認識であった。

 千葉先生の書籍は以前軽く目を遠した経験があり(勉強の哲学)、好きなタイプの文章であったため、今回手に取るに至った。

現代はクリーン化が進んでいる

 冒頭から中々熱い展開だ。現代はコンプラや

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