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最近の記事

50代・行政書士副業開業の記録(32)~【講座本編】定住者・家族滞在・特定活動・短期滞在~

本業が繁忙期のため、時期が空きました。猛暑・地震・台風もあり疲れますね。今回は定住者など、例外的なものが多い。さまざま日本に接点がある場合に滞在を認めようというもの。治安の良さなどから日本への魅力はあるということだろう。事例を聞くとウンザリするケースも。きれいごとばかりではない。しかしリアルでおもしろいなあとも思う。 ・10件の問合せに真剣に接すると業務が崩壊する。せいぜい1~2件しかビジネスにならないので、しっかり「切る・選別する」ことも必要。あまり話しすぎない。相談に入

    • 50代・行政書士副業開業の記録(31)~【講座本編】国際結婚~

      リアルだけになかなかシビアな面が分かる。仕事として本気でやれるかを突き付けてもらっている。 「結婚へのハードルが高いほど高い料金を取る」という極めてまっとうな料金表から始まった。偽装結婚が疑われ、結婚の信憑性が薄いからである。 会った回数が極めて少ない(2年で2回以内) きっかけは結婚相談所かマッチングアプリ(後者は近年はあり) 年齢差が大きい(20歳以上) 日本人側の年収が少ない(200万以下)もしくは無職 過去2回以上の離婚経験 身内に反対されている 滞在日数90日以

      • 50代・行政書士副業開業の記録(30)~【講座本編】帰化・永住~

        資料数が膨大。特に帰化。そして時間がかかる。 当然だが軽い気持ちではできない。覚悟が必要。いまはやや消化不良気味だが、知識を詰め込むだけ詰め込んでいる。今年はそれでよい。 (以下備忘録的なため、読みづらいのは本当に申し訳ないです) 価格設定の例から 職業により異なる  社長・役員(経営者)>会社員 書類の取得を代講するか 法務局へ同行するかで加算 初回面談から契約・着手金 「アンケート」+翌日までに「個人に合わせた必要書類のリストアップ」ここがすべて! フルサポート・・

        • 50代・行政書士副業開業の記録(29)~裁判員裁判の傍聴~

          この日は久しぶりに地元の地裁で裁判の傍聴をした。HPで見つけた裁判員裁判である。詳しいことはいえないが、殺人未遂事件の初公判である。犯行の現場の様子、凶器の様子など検察から細かく説明される。この仕事は大変だ。20人ほどの傍聴人の中には涙を浮かべている人もいる。 極めつけは防犯カメラの映像。現場の犯行前後の数分間の様子がモロに残っているのである。傍聴側には音声のみが流れるが、十分に緊迫感が伝わる。なんだこのリアリティは・・。 手錠をかけた被告人がいる。静まりかえった空気の中

        50代・行政書士副業開業の記録(32)~【講座本編】定住者・家族滞在・特定活動・短期滞在~

        • 50代・行政書士副業開業の記録(31)~【講座本編】国際結婚~

        • 50代・行政書士副業開業の記録(30)~【講座本編】帰化・永住~

        • 50代・行政書士副業開業の記録(29)~裁判員裁判の傍聴~

          50代・行政書士副業開業の記録(28)~基礎講座・国際結婚~

          さて、国際結婚。学んでの感想は「業務として難易度がとても高い」 多くの人にとって一生で一度のことだし、記念・思い出として多少手間がかかっても自分たちでやるのではないか。収入・年齢・出会いなどいわゆる「健全な」2人であれば審査も問題なく通る。問題はそうでない場合だ。わざわざ費用を払って、プライバシーを洗いざらい話してまで審査を通したい人にはそれなりの理由があるはずである。以下備忘です 両国で結婚成立が条件 どちらが先でもよい。国によって日本で先に手続きをしたほうが便利な場合

          50代・行政書士副業開業の記録(28)~基礎講座・国際結婚~

          50代・行政書士副業開業の記録(27)~基礎講座・経営管理~

          どうも。ひよこです。続いて経営管理の基礎講座。 勤め人ホント弱いわ。いや本当に弱いのは自分だ。学生時代に学んでないのも問題だが、社会人を結構やってきてコレ知らないのはマズイなというのが実感。いま気づきかけているだけでもよしとしよう・・。いくら組織内の経験が多少増えても、自分で経営・起業している人とは理解のベースがまったく違う。すべて会社に「おまかせ」なのである。なんて気楽なんだ! 仮に会社で中途半端に研修されても身につかないものかもしれない。近い将来副業が軌道に乗ることがあれ

          50代・行政書士副業開業の記録(27)~基礎講座・経営管理~

          50代・行政書士副業開業の記録(26)~基礎講座・就労系在留資格~

          基礎講座の2つ目。書籍の内容が、映像で少しずつ分かっているつもりになれる。活字にしにくい、講演者の個人的な考察・感想が聞けるのもよい。なんでも受注すればよいものではないようだ。考えてみれば当然。複雑とはいえ、しょせん届け出なので、優秀な人は自分でやるだろうし、問題のあるケースをお金を払ってでもやってほしいのだから、こちらも面倒なことに巻き込まれないよう知識をつけるしかないのだ。よい意味で「相手を信用しないこと」は大切だ。どの仕事でも同じかもしれない。以下備忘メモです。 <主

          50代・行政書士副業開業の記録(26)~基礎講座・就労系在留資格~

          50代・行政書士副業開業の記録(25)~基礎講座、帰化・永住~

          有料の講座で学びはじめた。とりあえず進むしかないし、身銭を切るほうがよいと思った。ひよこなのかもしれないが、無力なのでしかたがない。鳥として自分で餌を取れるようになれればそれでよい。備忘と頭の整理のために当noteを使っていく。内容に全くまとまりがないのはお許しください。慣れれば当たり前のことなんだろうが、細かく言ってくれるのはよい。ちなみに基礎講座の名前がついている。 【帰化】 ・一般の外国人(日本居住5年) ・日本人と結婚している外国人(居住3年) ・特別永住者(在日韓

          50代・行政書士副業開業の記録(25)~基礎講座、帰化・永住~

          50代・行政書士副業開業の記録(24)~葬儀への出席~

          こんにちは。先日ある葬儀に出席した。詳しくは述べられないが、長いこと実家がお世話になっていた方で、家業の発展に大いにに尽くされた方であった。 葬儀中、自分のことを考えてしまうことがあった。 当然自分の葬儀は自分ではできない。身内の誰かにやってもらうしかない。事前にある程度準備はしておきたいが、ほんとうに死ぬ前はそんな余裕はあまりないだろう、世話になった人への感謝はちゃんと述べたいな、少ないながら残ったものの処分はどうするか、決めておくことはそこそこあるな、と感じる。 50

          50代・行政書士副業開業の記録(24)~葬儀への出席~

          50代・行政書士副業開業の記録(23)~相続相談から~

          先日、ある高齢の方から相続・遺言に関する相談を受けた。亡き配偶者の相続登記もまだのようなので、司法書士さんへの案内を含めて説明していたのだが、こんなことばがでてきた。 「(自分の)こどもは全く(相続に)関心がないし、聞く耳もないから親である私が全部やりたい」 たしかに自分でやろうとすることはすばらしいし、手助けはできるだけさせてもらいたいと思う。ただ、こども(50歳代)は完全に当事者である。障害があるわけでもないし、定職を持って働いているようである。書類の確認や役所へ出向

          50代・行政書士副業開業の記録(23)~相続相談から~

          50代・行政書士副業開業の記録(22)~家族信託と任意後見制度の違い~

          こんにちは。 今回は家族信託と任意後見制度の違いをまとめてみます。 (法定後見制度は認知症等で「使わざるを得ない」要素があるため今回は除外します。) こどもがいない人の場合、自身の老後を真剣に考えるとどちらかを利用する(もしくは併用する)場合があります。 <共通点> ・自身が元気なうちにできる。 ・売買・賃貸ができる(任意後見制度の場合は効力発生後・つまり本人が認知症等になった後) <家族信託> 「贈与でない方法で財産管理を家族に任せる方法」・管理人のイメージ 〇初期費

          50代・行政書士副業開業の記録(22)~家族信託と任意後見制度の違い~

          50代・行政書士副業開業の記録(21)~帰化・永住~

          今回は入管業務の帰化・永住について。似ているようで違う。 最も異なるのは、帰化が「日本人」になることで国籍を得る点で、同時に戸籍・選挙権なども得ること。再入国許可もいらないし、在留カードの所持の必要もない。反対に永住は帰化と同じく就労活動の制限はないものの、再入国許可・在留カードの所持は必要で、退去強制の可能性も残る。 主な要件の違いとして、以下がある。 帰化・・在留期間5年以上(就労期間3年以上)     年収要件「生活できればOK」※直近はやや基準が厳しくなる傾向

          50代・行政書士副業開業の記録(21)~帰化・永住~

          だれでも永住ビザがとれる島

          唐突であるが、GWに北欧を旅してきた。旅費は安くはないが、まとまった休みが取りやすい時期なので思い切って行ってきた。 ノルウェーのさらに北にスバールバル諸島という場所がある。興味をもったきっかけは、むかしNHK・BSの番組で、「だれでも永住ビザがすぐ取れる」といった紹介を見たことだ。今回タイミングよく確かめに行けたわけである。 結論からいえば、正しかった。正確に言えば、ビザは取る必要もない。税金等の届け出は必要とのこと。特に要件もなく、暮らしていけさえすればよい。ただし、

          だれでも永住ビザがとれる島

          50代・行政書士副業開業の記録(20)~入管業務・就労系~

          こんにちは。入管業務の中の就労系について記します。 就労系は大きく「技術・人文・国際業務」(技人国:ぎじんこく、とよく略します)と「特定技能」に分かれます。ここでは前者をA、後者をBと表現します。 Aは高学歴、専門知識を必要とするもので、学歴の証明が比較的重要視されます。大学等で学んだ内容と従事する業務の整合性も重要なので、専門外の(比較的単純な)接客が中心の業務である場合は申請が却下されることが多いようです。 Bは専門性が高くありません。入管は口が裂けても言いませんが

          50代・行政書士副業開業の記録(20)~入管業務・就労系~

          50代・行政書士副業開業の記録(19)~受験と年齢~

          本業の繁忙と体調不良(腰痛)のため、余裕のない3月であった。 ここで初心にかえり、40代以降の受験や挑戦について述べてみようと思う。 結論は、どんどんやればよいと思う。 確かに記憶力は確実に落ちてくる。特に短期記憶が悲しいくらいにできなくなる。 これは自分でも意外だったのだが、40歳以降に法律を学んでみて、若い時より頭に入りやすいのだ。ウソに聞こえるかもしれないが本当なのです。 法律は人と人との間にトラブルがあった際に、できるだけの「落としどころ」を探る学問とみる。最

          50代・行政書士副業開業の記録(19)~受験と年齢~

          50代・行政書士副業開業の記録(18)~続・日本語ボランティア~

          日本語ボランティアに参加して数回。なかなか発見が多い。 金曜日の午前に90分。仕事前には決して楽ではないが、 異文化になじむ貴重な機会と感じている。 イスラム教の人の入国が増えている。 岐阜にも岐阜大学の近くに大きなモスクがあるそうで。 この日は20代のイスラム教の男性。 「昨日のお昼は何を食べましたか」 「ラマダン(断食)なので何も食べていません」 なかなか面白い。いちいち驚いていても仕方ないが、どういう時間に何を食べたかを尋ねるなどして会話が続いていく。こちらが勉強

          50代・行政書士副業開業の記録(18)~続・日本語ボランティア~