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50代・行政書士副業開業の記録(28)~基礎講座・国際結婚~
さて、国際結婚。学んでの感想は「業務として難易度がとても高い」
多くの人にとって一生で一度のことだし、記念・思い出として多少手間がかかっても自分たちでやるのではないか。収入・年齢・出会いなどいわゆる「健全な」2人であれば審査も問題なく通る。問題はそうでない場合だ。わざわざ費用を払って、プライバシーを洗いざらい話してまで審査を通したい人にはそれなりの理由があるはずである。以下備忘です
両国で結婚成立が条件
どちらが先でもよい。国によって日本で先に手続きをしたほうが便利な場合がある
婚姻要件具備証明書(独身証明書)
<外国で結婚>法務局で取る→翻訳して現地へ
<日本で結婚>現地で取る→翻訳して日本へ が原則
在留資格認定証明書交付許可申請
・2人とも海外→先にどちらかが住所・仕事を固めるのが理想
入管は「偽装結婚ではないか」が基本スタンス
書面審査のみ(面接なし)のため、証拠集めが重要
生計を維持できる収入の確認(収入・預金)
必須書類 写真4×3cm 古いのはダメ
任意書類(なれそめ・交際状況・写真)・・事例を見るとなかなかすごいがこの書類が重要とのこと
→追加書類提出通知書がくる場合もある
※任意書類・・・必要に応じて現地の語学学校の在籍証明・離婚の場合の証明書現地からの仕送り証明・公証書(中国)・結婚式披露宴の証拠など信憑性を厚くできるものをできる限りそろえる
公的書類から記入・あとはヒアリング
理由書 A42枚程度 実質的に士業が書く
・交際経緯
・今後日本でどうやって婚姻生活を維持させていくか
質問書・・理由書と同じく士業が実質的に書いた方がよい
紹介者の有無(ブローカーでないか)
互いの意思の疎通(どの言語か)・・・意思の疎通が難しいケースでも無理やり理由をつけて通すとかもあるようで、非常に心配になる。そりゃ疑問を持たれても仕方がない。
審査1~3か月以上
不許可の場合、理由を一度だけ審査官に聞くことができる
繰り返しになるが何かしら問題のある人しか依頼に来ないのが現実である。
(低年収 年齢差 など)
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