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50代・行政書士副業開業の記録(19)~受験と年齢~

本業の繁忙と体調不良(腰痛)のため、余裕のない3月であった。
ここで初心にかえり、40代以降の受験や挑戦について述べてみようと思う。

結論は、どんどんやればよいと思う。

確かに記憶力は確実に落ちてくる。特に短期記憶が悲しいくらいにできなくなる。

これは自分でも意外だったのだが、40歳以降に法律を学んでみて、若い時より頭に入りやすいのだ。ウソに聞こえるかもしれないが本当なのです。

法律は人と人との間にトラブルがあった際に、できるだけの「落としどころ」を探る学問とみる。最大公約数的な「常識」に近いものがその時代の法律になっていく。

当然ながら、社会に出て、年齢を重ねた方がトラブルをたくさん見ているのである。離婚、倒産、病気、解雇、借金、相続争い、転職、金銭トラブルなど、直接経験していなくても、何かしら実例を見てきている。テキストを読んでいて、「そういえばこういう人いたなあ」と目に浮かぶのである。若い時にはどうもピンと来なかったのが、生きた事例として頭に残るのである。
幸い試験も丸暗記より、その場での法律的思考を問う問題がトレンドのようなので、中高年でも十分勝負できると感じたのも学習を継続できた理由だと思っている。

私もそうだが、デコボコな人生、順調でない人生を歩んだ方の方が、よい士業になれると勝手に思ってます。失敗の経験はとてもよいネタになります。

モタモタしているうちに、人間の寿命はすぐ来てしまう。うまくいかなければ、無理せずやめればよいだけのことなのでどんどんやりましょう。

挑戦すれば、成功か失敗をしますが、失敗もネタが増えたと思えば成功みたいなものなので、成功しか残らないとも考えられます。

いまの日本はおそらく地球上でもっとも挑戦するのに恵まれている環境といえます。平和ボケがひどすぎて麻痺している人が多いかもしれません。私も自分の行動不足を棚に上げて、他責思考になることがあります。ただの雇われ身分のくせに、仕事を用意してもらっているにもかかわらず、会社の文句を言ってしまうこともあります。

会社はうまく利用させてもらいつつ(有給休暇や社会保険は本当にありがたすぎる )、本当に自立したいものです。

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