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Zdneck Kosek:世界の所有者の天気図(アウトサイダーアート)

Zdneck Kosek:世界の所有者の天気図(アウトサイダーアート/アールブリュット
ズドネック・コセック(Zdneck Kosek/Zdeněk Košek,1949- /チェコ):アウトサイダーアート/アールブリュットの作家。
ズドネック・コセック(Zdneck Kosek)は、当初は、タイポグラファー(typographer/書体デザイナー)と漫画家として働き、チェコの雑誌や新聞に似顔絵や風刺漫画を描いていた。
Zdneck Kosekは、それを独学で学んでいるのだ。
ただ、それだけでは、アウトサイダー・アートティストのエリアに入るとしても薄いが、ある時期から、辛い話だが、精神の病を患ってから、その時点から、独創的な作品が生まれている。
それは、1980年代に入り、Zdneck Kosekの視覚情報からの世界に対する認識が変わったからだろう。
それは、不可逆的な混乱の恐怖から、自身を放棄し、自身をアパートの窓に貼り付け、人間よりも優れていると信じこんでいる鳥とコミュニケーションを取っている。

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by Zdneck Kosek

Zdneck Kosekは、精神的病と診断され、1989年にタイポグラファーを引退したが、それ以降、以前の絵画とは視点が異なる気象学と天気の作品がテーマとなった。(自身の義務は気象現象の習得と考えるようになった。)

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Zdneck Kosek

ズドネック・コセック(Zdneck Kosek)は、世界の中心(世界の所有者)で、また、決定的な役割を果たしている確信したようだ。
そして、絶えず多数の情報を発信している。
「私は時間だけでなく政治もマスターしました。私は*ヴァーツラフ・ハヴェルを大統領に任命した」
(註)*ヴァーツラフ・ハヴェル(Václav Havel,1936- 2011/チェコ共和国初代大統領)
ズドネック・コセック(Zdneck Kosek)は、窓から天候が見える場所で日々を過ごし、天候を引き起こしたり制御したりできると確信し、風向き、鳥の動き(飛び方)、音、気温の変化など、周囲でのすべて事象を綿密に書き留めている。
その絵画は、ノートブック、地図、アトラス(地図書)または古い雑誌に、数字、文字、化学元素などで描かれている。

そのアートワークは、
2012年と2015年、パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo / Site de création contemporaine/パリにある美術館)で、展覧会に出品。
アール・ブリュット専門活動団体であるABCD Collection,Paris /Bruno Decharme collection(ブルーノ・デシャルム・コレクション)。
 また、Galbert collection(アントワーヌ・ド・ガルベール、個人のコレクション)に収蔵。
チェコの男性向け(?)大衆的なマガジン「Magazine Leo 」でも、Zdenek Kosekの特集が組まれたこともあるが・・・それは、ヌードのような女性に、天気図が描かれている。

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Magazine Leo- Zdenek Kosekの特集

・チェコの不思議なアウトサイダーの作家、そして、その「作品」そして、生き様は、どこか、その不思議さに揺すぶられる作家だ。

ZDENÊK KOŠEK

Teaser - Zdeněk Košek : dominus mundi


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