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#2020年秋の美術・芸術!コンテスト-中間のご報告- PARIS,心に5文字の焼き印

#2020年秋の美術・芸術 !コンテスト-中間のご報告として、基本は、ほぼ時系列に(多少の順不動お許しください)、応募いただいた作品を、1作品ごとに、ご紹介とコメントとしての評を入れさせていただき掲載させて頂きます。まずは、ご応募ありがとうございます。また、これから、応募ご希望の方も、個々の多様な、、ご自分の視点で、気軽にご応募くださいませ。

・PARIS,心に5文字の焼き印
杏 文馨(あんずふみか)さま 応募ありがとうございます。

パリの様子を実に感性あふれる文脈で綴っていく、そこには、筆者のパリへの思い入れと共に、美術史をご専攻された過程で学んだ、パリのミュージアムの触れている。そこには、当たり前のように、あの名画たちが待っていたのだ。
PARIS、それは、筆者にとって、感性の極だろう。

まずは、ルーブル美術館だ、その規模には、誰しもが、圧巻されるだろう、宮殿とその中庭にあるナポレオン広場に、ルーヴル・ピラミッド(Pyramide du Louvre-1989)は、ルーヴル美術館のメイン・エントランスとなる。
筆者は、「朝の薄明るいブルーの清々しい空の下に」そこをおとづれる、そして、その感激の様子が目に見えるようだ。
ゆるやかな階段を上には、サモトラケのニケ(Victoire de Samothrace)が迎えてくれるのだ。
(註)それは、ギリシャ時代の傑作だ、1863年にサモトラケ島(エーゲ海-Samothrace)で発見されて以来、人の生きるスパンは、僅かに半世紀から1世紀にも満たないが、、この像は、いったい何人の人たちの感嘆を感じてきただろう。-header

筆者の記述にあるが、これらは、現地、ルーブルで見たいものだ・・そこから伝わるものが、まるで異なるからだ。

そして、オルセー美術館、ロダン美術館、ポンピドゥー・センター・・・そして、ルーヴル美術館付属(国立)ウジェーヌ・ドラクロワ美術館(Musée National Eugène Delacroix/アトリエ兼自宅だった所だ)と巡って行く。そのウジェーヌ・ドラクロワ美術館は、筆者にとってお気に入りの様子だ。そのこぢんまりとして樹木とマッチングした白い建物は、心の落ち着く場所だろう。
筆者から伝わる、その感性の置き場は、とても、理解できるのだ。
(註)例えばだ、ホワイトキューブの時代となり、MoMAのそれは、それとしても、このドラクロワのアトリエと兼用住宅だった世界は、すっぽりと観る者が惹かれて、引き込むものが、そこにはあるのだ。

そして、パリの街並みに視点が移る、雑貨屋やアンティーク店を巡り、パリジャン(parisien)達や、現在のパリの様子を垣間見るのだ。そこは、その昔、あの画家達も往来した道かも知れない・・
そして、筆者は、次に来た時の様子を想像しながら、静かに、パリの扉を閉めるのだ。

ここにある世界は、アートとしてのパリの香りである、あえて展示の美術品に、詳細に触れてはいない、それはパリに行かなくとも、学内で、書籍で、また、Webで、その詳細は、ことごとく知る事が出来るからだ。大切な事は、実物を見ること(筆致や色彩だけでなく、伝わってくるものがあるのだ)、そして、その展示されている周囲の全体像も大切だろうし、もっと広げて、Parisを俯瞰的に見る、その視点は、見る側の極として大切なポイントである、筆者の感性と楽しさが伝わる文化的なレポートだ。コンテストに応募ありがとうございました。

(今後のお知らせ)
このコンテスト #2020年秋の美術・芸術  は、コンテストの形式として、3名の入選はございますが、ある意味、ドクメンタ(カッセル/ドイツ-一人のディレクターによるキュレーション)の展示会ように賞はございません。そして、主催者は、多くの企画をされている秋氏のデレクションと、私(artoday)のコメント(評)で構成されております。         
それは、「そもそも美術エッセイは発表の場すらない」という視点や、小生(artoday)の、もっと、身近に気軽に、美術、芸術の裾野の広がりを願っての事でもございます。この間は、私のアート系コラムをランダムに、連載致しますが、入稿があり次第、応募作品にシフト致します。
どうぞ、気軽に日常のことで、思いつかれた事を応募なさって下さいませ。(註) #2020年秋の美術・芸術  は全角ですので、よろしくお願い致します。


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