競馬の伝道師

競馬歴四半世紀。今の軸足は地方競馬。地方の重賞レースを中心に、結論に至るプロセスを大事…

競馬の伝道師

競馬歴四半世紀。今の軸足は地方競馬。地方の重賞レースを中心に、結論に至るプロセスを大事にして予想します。

記事一覧

帝王賞を予想する

すっかり書くのをサボってる。 まあ、仕事が忙しいからだけど、サボってることには変わりない。 もうちょっとマメに書きたい、とは思ってる。 さて、帝王賞だ。 メンバー…

東京ダービー

去年は観に行ったなあ。 ダイヤモンドターンで楽しい一日を過ごすことができた。 今年も行きたかったが、仕事が入った。 やりたいこともやれないのに、仕事を続ける意味っ…

競馬の伝道師
3週間前
2

安田記念

競馬を見始めた頃、ダービーよりも有馬記念派だった。 3歳馬同士のレースより、ファン投票で選ばれた古馬混合レースの方が格上だろ、と思ってた。 ついでに言うと、ジャパ…

競馬の伝道師
1か月前
1

日本ダービー

だいぶnoteから遠ざかっていた。 遠ざかっていた理由はいつか話そう。 今日はダービーの予想だけ。 この記事を書いている段階で、1番人気は皐月賞馬のジャスティンミラ…

競馬の伝道師
1か月前
5

ダイヤ改正とナイター競馬(2024/3/20 大井11R 京浜盃)

3月16日にJR各社のダイヤ改正があった。 例年この時期、ダイヤ改正がある。 単にダイヤが変わるだけでなく、 いろんなことが変わる。 新しい路線ができたり、 逆に廃線に…

競馬の伝道師
3か月前
1

連勝馬は負けるまで買え、とは言うけれど【2024/3/7 船橋11R ダイオライト記念】

連勝馬は負けるまで買え という競馬の格言がある。 読んで字のごとく、である。 でも、連勝馬の連勝は、 いつかは止まる。 無敗のまま競走馬キャリアを終えた馬は、 そう…

競馬の伝道師
3か月前

花粉症と季節感と(2024/2/29 名古屋10R かきつばた記念)

昔は春という季節が好きだった。 学生の頃くらいまで、かな。 うまく表現できないけど、 新入生が入ってくる、 あのフワフワした感じ。 あのフワフワ感が好きだった。 …

競馬の伝道師
4か月前
2

名馬のかげに名手あり【2024/2/28 大井11R フジノウェーブ記念】

競馬は、馬と人が織りなすドラマ。 馬と人はセットだ。 特に騎手。 名馬と呼ばれる馬は、 常に騎手とともに語られる。 馬と騎手のコンビといえば、 昔はわかりやすかっ…

競馬の伝道師
4か月前

若駒戦は出走履歴が少なくて予想が難しい?【2024/02/21 浦和11R ユングフラウ賞】

競馬の予想ファクターにはいろいろあるが、 僕はデータ(出走履歴)重視派。 データ重視派にとって難しいレース。 それが、新馬戦。 出走履歴がないからだ。 血統・調教・…

競馬の伝道師
4か月前
1

地方馬と芝馬と【2024/02/18 東京11R フェブラリーステークス】

ここのところ、 なんか「フワフワ」した気分だ。 いい意味ではない。 いつも心ここにあらずの心地。 なんとなく集中できないし、 言われたこともうまく受け止められない…

競馬の伝道師
4か月前
2

負けに不思議の負けなし【2024/02/15 姫路11R 白鷺賞】

仕事柄、採用面接をよくする。 だいたい月に10名くらい。 当たり前だが、いろんな人がいる。 中途採用がほとんどだから、 いろんな職歴がある。 名だたる大企業に長く勤…

競馬の伝道師
4か月前
1

馬7騎手3は地方競馬でも当てはまるのか【2024/02/14 大井11R 雲取賞】

よく、競馬は、 馬7騎手3 と言われる。 競馬を約四半世紀見てきて、 これはだいたい当たっていると思う。 ただ、こと地方競馬に限って言うと、 騎手の割合は少しだけ高…

競馬の伝道師
4か月前
1

2024/02/12 佐賀10R 佐賀記念

先日、会社で研修を受けた。 内容はハラスメント防止。 世の中、実にさまざまなハラスメントがある、ということを知った。 正直、なんでも言ったもん勝ちだな、とも思っ…

競馬の伝道師
4か月前
1

2024/02/08 姫路11R 兵庫ウインターカップ

僕は、 「使えない」 という言葉に敏感だ。 世の中に使えないものなどない、 と思っている。 使えないと思うのは、 使えないと思い込んでいるから。 世の中のありとあら…

競馬の伝道師
4か月前
2

2024/02/07 船橋11R クイーン賞

判官びいき、という言葉がある。 「はんがん」と発音したり、「ほうがん」と発音したり様々だが、 語源はよく知られている。 平家打倒に功績のあったにもかかわらず、 兄…

競馬の伝道師
4か月前
2
帝王賞を予想する

帝王賞を予想する

すっかり書くのをサボってる。
まあ、仕事が忙しいからだけど、サボってることには変わりない。
もうちょっとマメに書きたい、とは思ってる。

さて、帝王賞だ。

メンバーを見た。

まあ、一言で言うと、

ワクワク感はない。

ウシュバテソーロが出ていたら…。
デルマソトガケが出ていたら…。
フォーエバーヤングが出ていたら…。

最近ダート馬が海外でも活躍するようになって、一線級は海外に行くようになっ

もっとみる

東京ダービー

去年は観に行ったなあ。
ダイヤモンドターンで楽しい一日を過ごすことができた。
今年も行きたかったが、仕事が入った。

やりたいこともやれないのに、仕事を続ける意味ってなんなんだろう。
東京ダービーと仕事を天秤にかけるってどうなんだろう。

やりたいこと=競馬、だが、やらないといけないこと=仕事

自問自答の日々が続く。

さて、東京ダービーに話を戻す。

周知の通り、今年から交流重賞。

違和感は

もっとみる

安田記念

競馬を見始めた頃、ダービーよりも有馬記念派だった。
3歳馬同士のレースより、ファン投票で選ばれた古馬混合レースの方が格上だろ、と思ってた。
ついでに言うと、ジャパンカップよりも有馬記念派だった。
有馬記念は、いまだに何かを惹きつける魔力のあるレースだと思う。

ただ、長く競馬を見てくると、やっぱりダービーの重さもわかってくる。
競馬界の一年は、ダービー翌日に始まり、ダービーで終わるというのもわかる

もっとみる

日本ダービー

だいぶnoteから遠ざかっていた。

遠ざかっていた理由はいつか話そう。

今日はダービーの予想だけ。

この記事を書いている段階で、1番人気は皐月賞馬のジャスティンミラノのようだ。

改めて皐月賞の映像を観た。

ハイペースを前目につけての差し切り。

なかなか強い勝ち方だ。

競ってきたコスモキュランダがいたから、着差がつかず、派手さはないかもしれない。
ただ、中身のある勝ち方だと思う。
共同

もっとみる
ダイヤ改正とナイター競馬(2024/3/20 大井11R 京浜盃)

ダイヤ改正とナイター競馬(2024/3/20 大井11R 京浜盃)

3月16日にJR各社のダイヤ改正があった。

例年この時期、ダイヤ改正がある。
単にダイヤが変わるだけでなく、
いろんなことが変わる。

新しい路線ができたり、
逆に廃線になったり。

今年のダイヤ改正の目玉は、
なんといっても北陸新幹線。
敦賀まで延伸された。

と、同時に、
大阪方面から金沢まで走ってた、
特急サンダーバード・しらさぎが、
敦賀発着となった。

報道では「ラストラン」の言葉が飛

もっとみる
連勝馬は負けるまで買え、とは言うけれど【2024/3/7 船橋11R ダイオライト記念】

連勝馬は負けるまで買え、とは言うけれど【2024/3/7 船橋11R ダイオライト記念】

連勝馬は負けるまで買え
という競馬の格言がある。
読んで字のごとく、である。

でも、連勝馬の連勝は、
いつかは止まる。
無敗のまま競走馬キャリアを終えた馬は、
そうそういない。

パッと思いつくのはフランケル。
リアルタイムで見ていないが、
マルゼンスキーもそうだ。

ディープインパクトですら、
ハーツクライに負けた。
(ちなみにその場面に立ち会った)

連勝馬が負けるときには、
負けるなりの理

もっとみる
花粉症と季節感と(2024/2/29 名古屋10R かきつばた記念)

花粉症と季節感と(2024/2/29 名古屋10R かきつばた記念)

昔は春という季節が好きだった。

学生の頃くらいまで、かな。

うまく表現できないけど、
新入生が入ってくる、
あのフワフワした感じ。

あのフワフワ感が好きだった。

今は嫌いだ。

嫌いな理由はひとつ。

花粉。

花粉症だと気づいたのは、
社会人になってから。

まさか花粉症になるとは思っていなかった。
そして、
花粉症がこんなに辛いものだとは、
思わなかった。

今日も目がかゆい。
ツライ

もっとみる
名馬のかげに名手あり【2024/2/28 大井11R フジノウェーブ記念】

名馬のかげに名手あり【2024/2/28 大井11R フジノウェーブ記念】

競馬は、馬と人が織りなすドラマ。
馬と人はセットだ。

特に騎手。

名馬と呼ばれる馬は、
常に騎手とともに語られる。

馬と騎手のコンビといえば、
昔はわかりやすかった。

シンボリルドルフには岡部幸雄がいて、
テイエムオペラオーには和田竜二がいた。

馬目線か、騎手目線か、でも違って、
和田竜二の代表馬といえば、
やっぱりテイエムオペラオーだが、
岡部幸雄というと、
タイキシャトルもいる。

もっとみる
若駒戦は出走履歴が少なくて予想が難しい?【2024/02/21 浦和11R ユングフラウ賞】

若駒戦は出走履歴が少なくて予想が難しい?【2024/02/21 浦和11R ユングフラウ賞】

競馬の予想ファクターにはいろいろあるが、
僕はデータ(出走履歴)重視派。

データ重視派にとって難しいレース。
それが、新馬戦。
出走履歴がないからだ。
血統・調教・パドックに頼らざるを得ない。

新馬戦に限らず、
若駒戦は予想が難しい。

まあ、馬にとっては、
予想が難しい=将来の可能性を秘めている
とも言えるかもしれない。

今日は浦和の3歳牝馬による重賞、
ユングフラウ賞を予想してみたい。

もっとみる
地方馬と芝馬と【2024/02/18 東京11R フェブラリーステークス】

地方馬と芝馬と【2024/02/18 東京11R フェブラリーステークス】

ここのところ、
なんか「フワフワ」した気分だ。

いい意味ではない。

いつも心ここにあらずの心地。
なんとなく集中できないし、
言われたこともうまく受け止められない。

昨日はそんな中で、
競馬予想記事を書こうとした。

だけど、何回書いても、
書けなかった。

書いているうちに、
文章と自分の心が離れていくような、
そんな感覚。

ふと我に返って、
なんでこんな文章を書いたんだろうと、
削除す

もっとみる
負けに不思議の負けなし【2024/02/15 姫路11R 白鷺賞】

負けに不思議の負けなし【2024/02/15 姫路11R 白鷺賞】

仕事柄、採用面接をよくする。
だいたい月に10名くらい。

当たり前だが、いろんな人がいる。
中途採用がほとんどだから、
いろんな職歴がある。

名だたる大企業に長く勤めた人。
短いスパンで転々とする人。
会社を経営していた人。
水商売から学校の先生なんかもいる。

もちろん転職の理由も様々。

割と多いのは親の介護。

本当のことを話してるかはわからない。

だけど、介護と聞くと、
転職も仕方な

もっとみる

馬7騎手3は地方競馬でも当てはまるのか【2024/02/14 大井11R 雲取賞】

よく、競馬は、

馬7騎手3

と言われる。

競馬を約四半世紀見てきて、
これはだいたい当たっていると思う。

ただ、こと地方競馬に限って言うと、
騎手の割合は少しだけ高いと思う。

その理由は、
地方の馬はズブいから、
動かせる騎手じゃないと…
ということではない。

かつてはそうだった。

今は違う。

地方の馬のレベルが上がってて、
ズブい馬の割合は、
減ってきていると思う。

いや、馬が

もっとみる

2024/02/12 佐賀10R 佐賀記念

先日、会社で研修を受けた。

内容はハラスメント防止。

世の中、実にさまざまなハラスメントがある、ということを知った。

正直、なんでも言ったもん勝ちだな、とも思った。

ハラスメントハラスメント

なるものがあることも知った。

それはハラスメント、
これもハラスメント、
と言って相手に嫌がらせをすることだと言う。

なんだか、ハラスメントという言葉が陳腐化して、本当にハラスメントで悩んでいる

もっとみる
2024/02/08 姫路11R 兵庫ウインターカップ

2024/02/08 姫路11R 兵庫ウインターカップ

僕は、
「使えない」
という言葉に敏感だ。

世の中に使えないものなどない、
と思っている。

使えないと思うのは、
使えないと思い込んでいるから。

世の中のありとあらゆるものは、
何か意味があって、
この世に存在している。
そう思っている。

もちろん「人」もだ。

「どいつもこいつも使えない」
みたいなことを言う人がいる。

ビジネスの場で、
重い役職についている人が
言葉にすることを耳にす

もっとみる

2024/02/07 船橋11R クイーン賞

判官びいき、という言葉がある。

「はんがん」と発音したり、「ほうがん」と発音したり様々だが、
語源はよく知られている。
平家打倒に功績のあったにもかかわらず、
兄・源頼朝から疎まれ、最後には非業の死を遂げる源義経。
その義経が検非違使(けびいし)の尉(じょう)を名乗っており、
その尉の別称が判官。
つまり、悲劇のヒーロー・義経が語源である。

意味は、「弱者や薄幸の者に同情し、味方したり応援した

もっとみる