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地方馬と芝馬と【2024/02/18 東京11R フェブラリーステークス】

ここのところ、
なんか「フワフワ」した気分だ。

いい意味ではない。

いつも心ここにあらずの心地。
なんとなく集中できないし、
言われたこともうまく受け止められない。

昨日はそんな中で、
競馬予想記事を書こうとした。

だけど、何回書いても、
書けなかった。

書いているうちに、
文章と自分の心が離れていくような、
そんな感覚。

ふと我に返って、
なんでこんな文章を書いたんだろうと、
削除するということの繰り返し。

疲れているわけではない。
元気がないわけでもない。
だけど、自分が自分でないような感覚。

大丈夫だろうか、自分。

でも、今朝はちょっとマシになった。
だから、こうやって記事を書いている。

今日書きたいのは、
もちろんフェブラリーステークスについてだ。

今年は地方馬が3頭出走している。

イグナイター
ミックファイア
スピーディキック

中央馬は、正直一線級が出てきていない。
サウジに向かったり、ドバイに向かったり。
これはメイセイオペラ以来の、
地方馬による中央GI制覇のチャンスだ。

ただ、この3頭のどの馬に勝ってほしいかといえば、
ミックファイアスピーディキックだ。

イグナイターが嫌いなわけではない。

でも、彼は元々中央馬。
騎手も中央の騎手が乗る。
「純粋な地方馬」ではない。
もしイグナイターが勝ったとしても、
地方馬が勝った!と手放しで喜べない気がする。

じゃあ、ミックファイアとスピーディキック、
どちらに勝ってほしいかといえば、
これは甲乙つけがたい。

ただ、ミックファイアの世代レベルは、
正直疑問がある。
先日の佐賀記念の記事でも、それは書いた。

佐賀記念での不安は的中した。
(馬券は的中していない)

そうなるとスピーディキックだ。

昨年6着で、大負けしていない。
昨年より注目度は低い。
体調もよさそうだし、これはひょっとするとがあると思う。
枠順も外枠で申し分ない。
調教師のコメントでは、
当日まで馬体が維持できれば、
とのこと。
パドックでの気配は注意したい。

さあ、迎え撃つ中央勢。
オメガギネスに注目が集まっているが、
さすがに過剰人気ではなかろうか。
ただ、勢いは怖い。

それより怖いのは、芝からの転向勢。

東京のダート1600mは、最初が芝コース。
このクソ難コースが、地方勢を苦しめてきた。
逆に芝を走りなれている馬ならば、アドバンテージでもある。

走ってみないとわからない、
というコメントを残している陣営がほとんどだが、
シャンパンカラーの田中剛調教師のコメントが興味深い。

芝の道悪で勝っているから、頑張ってくれる

ダート=芝の道悪

この図式は成り立つのだろうか。

これは僕が競馬を始めて25年来の、
永遠のテーマでもある。

成り立つような気もするし、
成り立たないような気もする。

ただ、一つ言えることは、
どちらもパワーが必要な馬場だということ。

今回のフェブラリーステークスはおそらく良馬場。
締まった馬場にはならず、パワー型だろう。

そうなると、
良のダート=芝の道悪
は成り立たないのではないだろうか。

つまり、
稍重・重のダート=芝の道悪
は成り立つが、
力のいるダートだと、やっぱり圧倒的に、
良のダート>芝の道悪
になるんだと思う。

そう考えると、やっぱり今回のフェブラリーSは、
芝馬の出番ではない、と見たい。

あとは実績重視。
昨年2着、一昨年4着のレッドルゼルは当然候補。
東京ダート1600mで実績のある、
ウィルソンテソーロは抑えないといけない。

展開は厳しい流れになりそうだ。
ドンフランキーが引っ張り、
前々で進めたい馬が多数。

直線の末脚勝負になりそう。

レッドルゼルとスピーディキックにとっては、
おあつらえ向きの流れではないか。

ウィルソンテソーロは松山騎手がどういうレースをするか。
ちょっと最近、パッとしない騎乗が散見する松山騎手。
テン乗りという点が不安要素だ。

馬券は12から、13・14へ馬連・ワイドで。

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