競馬の伝道師

競馬歴四半世紀。今の軸足は地方競馬。地方の重賞レースを中心に、結論に至るプロセスを大事…

競馬の伝道師

競馬歴四半世紀。今の軸足は地方競馬。地方の重賞レースを中心に、結論に至るプロセスを大事にして予想します。

最近の記事

帝王賞を予想する

すっかり書くのをサボってる。 まあ、仕事が忙しいからだけど、サボってることには変わりない。 もうちょっとマメに書きたい、とは思ってる。 さて、帝王賞だ。 メンバーを見た。 まあ、一言で言うと、 ワクワク感はない。 ウシュバテソーロが出ていたら…。 デルマソトガケが出ていたら…。 フォーエバーヤングが出ていたら…。 最近ダート馬が海外でも活躍するようになって、一線級は海外に行くようになった。 ブリーダーズカップへの前哨戦としてレース間隔が適切な日本テレビ盃に一線級

    • 東京ダービー

      去年は観に行ったなあ。 ダイヤモンドターンで楽しい一日を過ごすことができた。 今年も行きたかったが、仕事が入った。 やりたいこともやれないのに、仕事を続ける意味ってなんなんだろう。 東京ダービーと仕事を天秤にかけるってどうなんだろう。 やりたいこと=競馬、だが、やらないといけないこと=仕事 自問自答の日々が続く。 さて、東京ダービーに話を戻す。 周知の通り、今年から交流重賞。 違和感は否めないが、決まり事だから仕方ない。 出走馬を見ると、物足りなさは否めない。

      • 安田記念

        競馬を見始めた頃、ダービーよりも有馬記念派だった。 3歳馬同士のレースより、ファン投票で選ばれた古馬混合レースの方が格上だろ、と思ってた。 ついでに言うと、ジャパンカップよりも有馬記念派だった。 有馬記念は、いまだに何かを惹きつける魔力のあるレースだと思う。 ただ、長く競馬を見てくると、やっぱりダービーの重さもわかってくる。 競馬界の一年は、ダービー翌日に始まり、ダービーで終わるというのもわかる気がする。 そんなダービーが終わった。 なかなかいいレースだったと思う。 ジャ

        • 日本ダービー

          だいぶnoteから遠ざかっていた。 遠ざかっていた理由はいつか話そう。 今日はダービーの予想だけ。 この記事を書いている段階で、1番人気は皐月賞馬のジャスティンミラノのようだ。 改めて皐月賞の映像を観た。 ハイペースを前目につけての差し切り。 なかなか強い勝ち方だ。 競ってきたコスモキュランダがいたから、着差がつかず、派手さはないかもしれない。 ただ、中身のある勝ち方だと思う。 共同通信杯のレースぶりを見る限り、東京の方が良さそうだし、外枠に入ってのびのび走れる

          ダイヤ改正とナイター競馬(2024/3/20 大井11R 京浜盃)

          3月16日にJR各社のダイヤ改正があった。 例年この時期、ダイヤ改正がある。 単にダイヤが変わるだけでなく、 いろんなことが変わる。 新しい路線ができたり、 逆に廃線になったり。 今年のダイヤ改正の目玉は、 なんといっても北陸新幹線。 敦賀まで延伸された。 と、同時に、 大阪方面から金沢まで走ってた、 特急サンダーバード・しらさぎが、 敦賀発着となった。 報道では「ラストラン」の言葉が飛び交い、 あれ?サンダーバード無くなっちゃうの? と思ったのだが、そうではない。

          ダイヤ改正とナイター競馬(2024/3/20 大井11R 京浜盃)

          連勝馬は負けるまで買え、とは言うけれど【2024/3/7 船橋11R ダイオライト記念】

          連勝馬は負けるまで買え という競馬の格言がある。 読んで字のごとく、である。 でも、連勝馬の連勝は、 いつかは止まる。 無敗のまま競走馬キャリアを終えた馬は、 そうそういない。 パッと思いつくのはフランケル。 リアルタイムで見ていないが、 マルゼンスキーもそうだ。 ディープインパクトですら、 ハーツクライに負けた。 (ちなみにその場面に立ち会った) 連勝馬が負けるときには、 負けるなりの理由がある。 前述のディープインパクト。 初めて負けた有馬記念は、 古馬との初対

          連勝馬は負けるまで買え、とは言うけれど【2024/3/7 船橋11R ダイオライト記念】

          花粉症と季節感と(2024/2/29 名古屋10R かきつばた記念)

          昔は春という季節が好きだった。 学生の頃くらいまで、かな。 うまく表現できないけど、 新入生が入ってくる、 あのフワフワした感じ。 あのフワフワ感が好きだった。 今は嫌いだ。 嫌いな理由はひとつ。 花粉。 花粉症だと気づいたのは、 社会人になってから。 まさか花粉症になるとは思っていなかった。 そして、 花粉症がこんなに辛いものだとは、 思わなかった。 今日も目がかゆい。 ツライ。 そんなツライ時期に行われる、 かきつばた記念。 かきつばたって、 いつの

          花粉症と季節感と(2024/2/29 名古屋10R かきつばた記念)

          名馬のかげに名手あり【2024/2/28 大井11R フジノウェーブ記念】

          競馬は、馬と人が織りなすドラマ。 馬と人はセットだ。 特に騎手。 名馬と呼ばれる馬は、 常に騎手とともに語られる。 馬と騎手のコンビといえば、 昔はわかりやすかった。 シンボリルドルフには岡部幸雄がいて、 テイエムオペラオーには和田竜二がいた。 馬目線か、騎手目線か、でも違って、 和田竜二の代表馬といえば、 やっぱりテイエムオペラオーだが、 岡部幸雄というと、 タイキシャトルもいる。 武豊にいたっては、 もう、たくさん代表馬がいすぎて、 これは語る人の主観や、 競

          名馬のかげに名手あり【2024/2/28 大井11R フジノウェーブ記念】

          若駒戦は出走履歴が少なくて予想が難しい?【2024/02/21 浦和11R ユングフラウ賞】

          競馬の予想ファクターにはいろいろあるが、 僕はデータ(出走履歴)重視派。 データ重視派にとって難しいレース。 それが、新馬戦。 出走履歴がないからだ。 血統・調教・パドックに頼らざるを得ない。 新馬戦に限らず、 若駒戦は予想が難しい。 まあ、馬にとっては、 予想が難しい=将来の可能性を秘めている とも言えるかもしれない。 今日は浦和の3歳牝馬による重賞、 ユングフラウ賞を予想してみたい。 今年の出走は12頭。 一番出走歴が浅いのはイマヲトキメクで3走。 次いで、プリ

          若駒戦は出走履歴が少なくて予想が難しい?【2024/02/21 浦和11R ユングフラウ賞】

          地方馬と芝馬と【2024/02/18 東京11R フェブラリーステークス】

          ここのところ、 なんか「フワフワ」した気分だ。 いい意味ではない。 いつも心ここにあらずの心地。 なんとなく集中できないし、 言われたこともうまく受け止められない。 昨日はそんな中で、 競馬予想記事を書こうとした。 だけど、何回書いても、 書けなかった。 書いているうちに、 文章と自分の心が離れていくような、 そんな感覚。 ふと我に返って、 なんでこんな文章を書いたんだろうと、 削除するということの繰り返し。 疲れているわけではない。 元気がないわけでもない。

          地方馬と芝馬と【2024/02/18 東京11R フェブラリーステークス】

          負けに不思議の負けなし【2024/02/15 姫路11R 白鷺賞】

          仕事柄、採用面接をよくする。 だいたい月に10名くらい。 当たり前だが、いろんな人がいる。 中途採用がほとんどだから、 いろんな職歴がある。 名だたる大企業に長く勤めた人。 短いスパンで転々とする人。 会社を経営していた人。 水商売から学校の先生なんかもいる。 もちろん転職の理由も様々。 割と多いのは親の介護。 本当のことを話してるかはわからない。 だけど、介護と聞くと、 転職も仕方なかったんだなあ、 と思わざるを得ない。 先日は40手前で、 職歴なし、 という

          負けに不思議の負けなし【2024/02/15 姫路11R 白鷺賞】

          馬7騎手3は地方競馬でも当てはまるのか【2024/02/14 大井11R 雲取賞】

          よく、競馬は、 馬7騎手3 と言われる。 競馬を約四半世紀見てきて、 これはだいたい当たっていると思う。 ただ、こと地方競馬に限って言うと、 騎手の割合は少しだけ高いと思う。 その理由は、 地方の馬はズブいから、 動かせる騎手じゃないと… ということではない。 かつてはそうだった。 今は違う。 地方の馬のレベルが上がってて、 ズブい馬の割合は、 減ってきていると思う。 いや、馬がズブいから、 騎手の役割が高い、 という観点がそもそも違う。 ズブくない馬。

          馬7騎手3は地方競馬でも当てはまるのか【2024/02/14 大井11R 雲取賞】

          2024/02/12 佐賀10R 佐賀記念

          先日、会社で研修を受けた。 内容はハラスメント防止。 世の中、実にさまざまなハラスメントがある、ということを知った。 正直、なんでも言ったもん勝ちだな、とも思った。 ハラスメントハラスメント なるものがあることも知った。 それはハラスメント、 これもハラスメント、 と言って相手に嫌がらせをすることだと言う。 なんだか、ハラスメントという言葉が陳腐化して、本当にハラスメントで悩んでいる人が救われないのではないか、とも思った。 研修では、ハラスメントとなる原因を探

          2024/02/12 佐賀10R 佐賀記念

          2024/02/08 姫路11R 兵庫ウインターカップ

          僕は、 「使えない」 という言葉に敏感だ。 世の中に使えないものなどない、 と思っている。 使えないと思うのは、 使えないと思い込んでいるから。 世の中のありとあらゆるものは、 何か意味があって、 この世に存在している。 そう思っている。 もちろん「人」もだ。 「どいつもこいつも使えない」 みたいなことを言う人がいる。 ビジネスの場で、 重い役職についている人が 言葉にすることを耳にすることがある。 こういうことを言う人は嫌いだ。 そして思う。 「あんたがその

          2024/02/08 姫路11R 兵庫ウインターカップ

          2024/02/07 船橋11R クイーン賞

          判官びいき、という言葉がある。 「はんがん」と発音したり、「ほうがん」と発音したり様々だが、 語源はよく知られている。 平家打倒に功績のあったにもかかわらず、 兄・源頼朝から疎まれ、最後には非業の死を遂げる源義経。 その義経が検非違使(けびいし)の尉(じょう)を名乗っており、 その尉の別称が判官。 つまり、悲劇のヒーロー・義経が語源である。 意味は、「弱者や薄幸の者に同情し、味方したり応援したりすること」 まあ、そのままだ。 判官びいきは日本人の特性がよくあらわれている

          2024/02/07 船橋11R クイーン賞