競馬の伝道師

競馬歴四半世紀。今の軸足は地方競馬。地方の重賞レースを中心に、結論に至るプロセスを大事…

競馬の伝道師

競馬歴四半世紀。今の軸足は地方競馬。地方の重賞レースを中心に、結論に至るプロセスを大事にして予想します。

最近の記事

習志野きらっとスプリント

手抜きではない。 はじめに断っておく。 単に書く時間がないだけだ。 早速予想である。 ◎はプライルード キモンルビーやコパノフィーリングがいない。 交流重賞でもない。 とくれば、明らかにこの馬が実力上位。 大外だが、むしろ走りやすいだろう。 包まれるリスクが少ない。 船橋1000m実績もある。 信頼の◎だ。 ◯はティアラフォーカス。 この舞台で御神本騎手は抑えておいた方がいい。 馬も船橋1000mで実績あり。 逆転まではいかなくても、馬券内濃厚。 ▲はリ

    • 「難しい」は難しいと思う己の気持ちにあり〜マーキュリーカップ予想〜

      仕事がだいぶ片付いた。 一時はどうなるかと思ったくらい、いろんなことが輻輳した。 ただ、ひとつひとつ紐解いていけば、解決する。 自分一人では解決しない。 皆の力が必要だ。 そんなことを実感した、ここ3ヶ月くらいだ。 とはいえ、ゴールはここじゃない。 まだ終わりじゃない。 やり切るまで気持ちも手も抜かない。 そもそも、難しい仕事とはなんだろうか。 実は難しい仕事なんてないんじゃないか。 一つひとつの仕事は単純で、複雑に絡み合うから難しくなる。 一つひとつ地

      • 騎手と地方競馬〜優駿スプリント予想〜

        先日、競馬好きの会社の後輩と他愛もなく競馬の話をしていた。 彼はもっぱら中央競馬なのだが、あまりにも僕が地方競馬を推すので、先日門別競馬を観たという。 彼曰く、「走っている馬や騎手を知らないから難しい」 まあ、そういうところはあるだろう。 だから僕はこう言った。 「地方競馬は騎手に注目して楽しむといい」 前にどこかで、馬7:人3の法則は、地方だと人の割合が高くなる、ということに触れた。 地方競馬を予想をする上で騎手ファクターは大きいと僕は思ってる。 だからこそ

        • 7月になった〜スパーキングレディーカップの予想〜

          7月になった。 僕が勤めている会社は7月に定期異動がある。 今年は早々に異動がないことがわかっていたから、割と気持ちに余裕を持ってこの時期を迎えられたが、いつもの7月はソワソワする。 サラリーマンにとって異動はつきもの。 定期的に訪れるものとはいえ、やっぱり気になるものだ。 次はどんな仕事をするのだろうか。 どんな人たちと仕事をするのだろうか。 いろんな思いが駆けめぐる。 競馬界もこの時期が変わり目だ。 中央も地方もGI連戦がひと段落して、新馬戦が多く組まれる。

        習志野きらっとスプリント

          帝王賞を予想する

          すっかり書くのをサボってる。 まあ、仕事が忙しいからだけど、サボってることには変わりない。 もうちょっとマメに書きたい、とは思ってる。 さて、帝王賞だ。 メンバーを見た。 まあ、一言で言うと、 ワクワク感はない。 ウシュバテソーロが出ていたら…。 デルマソトガケが出ていたら…。 フォーエバーヤングが出ていたら…。 最近ダート馬が海外でも活躍するようになって、一線級は海外に行くようになった。 ブリーダーズカップへの前哨戦としてレース間隔が適切な日本テレビ盃に一線級

          帝王賞を予想する

          東京ダービー

          去年は観に行ったなあ。 ダイヤモンドターンで楽しい一日を過ごすことができた。 今年も行きたかったが、仕事が入った。 やりたいこともやれないのに、仕事を続ける意味ってなんなんだろう。 東京ダービーと仕事を天秤にかけるってどうなんだろう。 やりたいこと=競馬、だが、やらないといけないこと=仕事 自問自答の日々が続く。 さて、東京ダービーに話を戻す。 周知の通り、今年から交流重賞。 違和感は否めないが、決まり事だから仕方ない。 出走馬を見ると、物足りなさは否めない。

          東京ダービー

          安田記念

          競馬を見始めた頃、ダービーよりも有馬記念派だった。 3歳馬同士のレースより、ファン投票で選ばれた古馬混合レースの方が格上だろ、と思ってた。 ついでに言うと、ジャパンカップよりも有馬記念派だった。 有馬記念は、いまだに何かを惹きつける魔力のあるレースだと思う。 ただ、長く競馬を見てくると、やっぱりダービーの重さもわかってくる。 競馬界の一年は、ダービー翌日に始まり、ダービーで終わるというのもわかる気がする。 そんなダービーが終わった。 なかなかいいレースだったと思う。 ジャ

          日本ダービー

          だいぶnoteから遠ざかっていた。 遠ざかっていた理由はいつか話そう。 今日はダービーの予想だけ。 この記事を書いている段階で、1番人気は皐月賞馬のジャスティンミラノのようだ。 改めて皐月賞の映像を観た。 ハイペースを前目につけての差し切り。 なかなか強い勝ち方だ。 競ってきたコスモキュランダがいたから、着差がつかず、派手さはないかもしれない。 ただ、中身のある勝ち方だと思う。 共同通信杯のレースぶりを見る限り、東京の方が良さそうだし、外枠に入ってのびのび走れる

          日本ダービー

          ダイヤ改正とナイター競馬(2024/3/20 大井11R 京浜盃)

          3月16日にJR各社のダイヤ改正があった。 例年この時期、ダイヤ改正がある。 単にダイヤが変わるだけでなく、 いろんなことが変わる。 新しい路線ができたり、 逆に廃線になったり。 今年のダイヤ改正の目玉は、 なんといっても北陸新幹線。 敦賀まで延伸された。 と、同時に、 大阪方面から金沢まで走ってた、 特急サンダーバード・しらさぎが、 敦賀発着となった。 報道では「ラストラン」の言葉が飛び交い、 あれ?サンダーバード無くなっちゃうの? と思ったのだが、そうではない。

          ダイヤ改正とナイター競馬(2024/3/20 大井11R 京浜盃)

          連勝馬は負けるまで買え、とは言うけれど【2024/3/7 船橋11R ダイオライト記念】

          連勝馬は負けるまで買え という競馬の格言がある。 読んで字のごとく、である。 でも、連勝馬の連勝は、 いつかは止まる。 無敗のまま競走馬キャリアを終えた馬は、 そうそういない。 パッと思いつくのはフランケル。 リアルタイムで見ていないが、 マルゼンスキーもそうだ。 ディープインパクトですら、 ハーツクライに負けた。 (ちなみにその場面に立ち会った) 連勝馬が負けるときには、 負けるなりの理由がある。 前述のディープインパクト。 初めて負けた有馬記念は、 古馬との初対

          連勝馬は負けるまで買え、とは言うけれど【2024/3/7 船橋11R ダイオライト記念】

          花粉症と季節感と(2024/2/29 名古屋10R かきつばた記念)

          昔は春という季節が好きだった。 学生の頃くらいまで、かな。 うまく表現できないけど、 新入生が入ってくる、 あのフワフワした感じ。 あのフワフワ感が好きだった。 今は嫌いだ。 嫌いな理由はひとつ。 花粉。 花粉症だと気づいたのは、 社会人になってから。 まさか花粉症になるとは思っていなかった。 そして、 花粉症がこんなに辛いものだとは、 思わなかった。 今日も目がかゆい。 ツライ。 そんなツライ時期に行われる、 かきつばた記念。 かきつばたって、 いつの

          花粉症と季節感と(2024/2/29 名古屋10R かきつばた記念)

          名馬のかげに名手あり【2024/2/28 大井11R フジノウェーブ記念】

          競馬は、馬と人が織りなすドラマ。 馬と人はセットだ。 特に騎手。 名馬と呼ばれる馬は、 常に騎手とともに語られる。 馬と騎手のコンビといえば、 昔はわかりやすかった。 シンボリルドルフには岡部幸雄がいて、 テイエムオペラオーには和田竜二がいた。 馬目線か、騎手目線か、でも違って、 和田竜二の代表馬といえば、 やっぱりテイエムオペラオーだが、 岡部幸雄というと、 タイキシャトルもいる。 武豊にいたっては、 もう、たくさん代表馬がいすぎて、 これは語る人の主観や、 競

          名馬のかげに名手あり【2024/2/28 大井11R フジノウェーブ記念】

          若駒戦は出走履歴が少なくて予想が難しい?【2024/02/21 浦和11R ユングフラウ賞】

          競馬の予想ファクターにはいろいろあるが、 僕はデータ(出走履歴)重視派。 データ重視派にとって難しいレース。 それが、新馬戦。 出走履歴がないからだ。 血統・調教・パドックに頼らざるを得ない。 新馬戦に限らず、 若駒戦は予想が難しい。 まあ、馬にとっては、 予想が難しい=将来の可能性を秘めている とも言えるかもしれない。 今日は浦和の3歳牝馬による重賞、 ユングフラウ賞を予想してみたい。 今年の出走は12頭。 一番出走歴が浅いのはイマヲトキメクで3走。 次いで、プリ

          若駒戦は出走履歴が少なくて予想が難しい?【2024/02/21 浦和11R ユングフラウ賞】

          地方馬と芝馬と【2024/02/18 東京11R フェブラリーステークス】

          ここのところ、 なんか「フワフワ」した気分だ。 いい意味ではない。 いつも心ここにあらずの心地。 なんとなく集中できないし、 言われたこともうまく受け止められない。 昨日はそんな中で、 競馬予想記事を書こうとした。 だけど、何回書いても、 書けなかった。 書いているうちに、 文章と自分の心が離れていくような、 そんな感覚。 ふと我に返って、 なんでこんな文章を書いたんだろうと、 削除するということの繰り返し。 疲れているわけではない。 元気がないわけでもない。

          地方馬と芝馬と【2024/02/18 東京11R フェブラリーステークス】

          負けに不思議の負けなし【2024/02/15 姫路11R 白鷺賞】

          仕事柄、採用面接をよくする。 だいたい月に10名くらい。 当たり前だが、いろんな人がいる。 中途採用がほとんどだから、 いろんな職歴がある。 名だたる大企業に長く勤めた人。 短いスパンで転々とする人。 会社を経営していた人。 水商売から学校の先生なんかもいる。 もちろん転職の理由も様々。 割と多いのは親の介護。 本当のことを話してるかはわからない。 だけど、介護と聞くと、 転職も仕方なかったんだなあ、 と思わざるを得ない。 先日は40手前で、 職歴なし、 という

          負けに不思議の負けなし【2024/02/15 姫路11R 白鷺賞】

          馬7騎手3は地方競馬でも当てはまるのか【2024/02/14 大井11R 雲取賞】

          よく、競馬は、 馬7騎手3 と言われる。 競馬を約四半世紀見てきて、 これはだいたい当たっていると思う。 ただ、こと地方競馬に限って言うと、 騎手の割合は少しだけ高いと思う。 その理由は、 地方の馬はズブいから、 動かせる騎手じゃないと… ということではない。 かつてはそうだった。 今は違う。 地方の馬のレベルが上がってて、 ズブい馬の割合は、 減ってきていると思う。 いや、馬がズブいから、 騎手の役割が高い、 という観点がそもそも違う。 ズブくない馬。

          馬7騎手3は地方競馬でも当てはまるのか【2024/02/14 大井11R 雲取賞】