「難しい」は難しいと思う己の気持ちにあり〜マーキュリーカップ予想〜
仕事がだいぶ片付いた。
一時はどうなるかと思ったくらい、いろんなことが輻輳した。
ただ、ひとつひとつ紐解いていけば、解決する。
自分一人では解決しない。
皆の力が必要だ。
そんなことを実感した、ここ3ヶ月くらいだ。
とはいえ、ゴールはここじゃない。
まだ終わりじゃない。
やり切るまで気持ちも手も抜かない。
そもそも、難しい仕事とはなんだろうか。
実は難しい仕事なんてないんじゃないか。
一つひとつの仕事は単純で、複雑に絡み合うから難しくなる。
一つひとつ地道に紐解いていけば、必ず解決する。
難しいと思い込んで、難しいことを避けようとするから、さらに難しくなる。
難しいと思う己の気持ちが、仕事を難しくさせるのだ。
これは競馬にも当てはまる。
今回予想するマーキュリーカップ。
出馬表を見た印象は「難しい」
だけど、本当に難しいのだろうか。
難しいと思い込んでいないだろうか。
丁寧に紐解いていけば、難しいことはないだろう。
冷静に、かつ丁寧な予想が的中に近づく第一歩だろう。
このレース、ポイントは中央馬だ。
中央馬のレベルがイマイチだ(のように見える)から、難しく感じる。
ただ、よくよく見てみると、重賞勝ち馬は、クラウンプライドとケイアイパープルしかいない。
度々重賞で好走しているメイショウフンジンだが、重賞未勝利だ。
まあ、度々重賞で好走している馬。
G I I Iだし、重賞初勝利がこのレース、でもおかしくはない。
では、重賞勝ち馬であるクラウンプライドはどうか。
昨年冬から11着→9着→12着。
成績だけ見たら絶不調だ。
ただ、この3戦は海外込みの全てG Iだ。
戦ってきた相手が違う。
G I I Iなら、G Iで2着3回の実力があれば足りる。
目下3連勝中のロードアヴニール。
晴れて重賞初挑戦だが、さすがに今年1月以来の実戦は不安要素だ。
前走オープン戦を鮮やかに差し切ったビヨンドザファザー。
左回りに良績が集まっていて、盛岡は合いそうな印象。
…と、ここまで中央勢を俯瞰してみたわけだが、重要な要素を見逃してはならない。
斤量だ。
ここまで挙げた各馬の斤量を見てみよう。
メイショウフンジン 54
クラウンプライド 57
ロードアヴニール 54
ビヨンドザファザー 54
実績通り、クラウンプライドの斤量が重い。
この3キロ差は大きい。
クラウンプライド自身が斤量負けする、というより、他の馬が軽い印象だ。
走りやすさ、という面で他の3頭に分があるのは間違いない。
ではこの3頭で絞りこもうとするならば、やっぱり実績面からいって、◎メイショウフンジンしかないだろう。
前目で競馬ができる安定した脚質で、最内枠とくれば、スタートさえミスしなければ大崩れはない。
信頼していいだろう。
◯はビヨンドザファザーの末脚に期待したい。
有力馬が前目につける展開から、ハイペースは必至。
メイショウフンジンが他の馬を振り切ったところで、ビヨンドザファザーが追い込む展開。
あとは届くかどうかだ。
▲にはクラウンプライド。
斤量は重いが実力は看過しがたい。
盛岡でも好走歴があり、大崩れはないだろう。
馬券は◎から◯へ馬複とワイド、▲へワイドの3点で仕留める。
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