アブダクションされちょっと寄り道 ロズウェル編 【ニューメキシコ州】
ニューメキシコで一番行きたかった場所。
そこはロズウェル！
有名な「ロズウェル事件」のロズウェルだ。
え・・・ご存知ない？有名ではない？そうですかそうですか・・・
【ロズウェル事件】
事件の発端: 1947年7月、ロズウェル近郊の牧場で謎の残骸。初期の報道では、アメリカ軍が「空飛ぶ円盤」の残骸を回収したとされた。
軍の発表と訂正: しかし、すぐに軍はこれを訂正、残骸は気象観測用の気球であると発表。この訂正は、多くの人々の間で陰謀論や隠蔽説を引き起こした。
UFO研究のきっかけ: その後のUFO研究や宇宙人の存在に関する議論のきっかけとなった。
続く議論と証言: 事件後も多くの証言や新たな情報が出てきており、何が実際に起こったのかについての議論は続いており、一部の元軍関係者は、実際に宇宙船とその乗員が回収されたと主張している。
ロズウェルはニューメキシコ州東部にある、人口5万人弱の州内5番目の都市だ。
大きな町ではないが、1947年に起きたロズウェル事件でその名前は世界中に知られることとなる。
旅の途中、アブダクション（宇宙人に拉致されること）され寄り道してきたので、報告したいと思う。
街全体がUFOカルチャーで溢れる
訪れたロズウェルは想像したほど大きな町ではなかった。
けれどだからこそできる自由な町づくり、町おこしというのもあるのだろう。
メインストリートにはUFO、宇宙人が溢れている。
BR：Buskin Robbins
手前の街灯も地味にエイリアン
このストリートは全部これ
この感じ…既視感あり。
以前訪れた羽咋市も知る人ぞ知るUFOの町だが、町おこしの戦略もまたロズウェルをヒントにしていることがよくわかる。
世界中のUFOカルチャーの聖地
ここロズウェルでは毎年7月にUFOフェスティバルが開催され、小さなこの町にも関わらず数万人が訪れるという。
その中心となるのがダウンタウンのほぼ真ん中にある国際UFOミュージアムだ。
チケット購入時、丁寧に館内の説明をしてくれる
天上の電飾が気になって仕方ない
すでにお気づきだろうか、入場料7ドルと良心的な設定である所以が。
インターナショナル、とはずいぶん大きな冠をつけたものだ。
UFOポップカルチャーと称されるように、ポップ、なのだ。ポップ。
・・・ポップとは。
もちろんこの感じ、嫌いじゃない。
翌日破片は気象観測用気球と断定
模型、そしてマネキン・・・繰り返しになるが、全てが実にポップである。
でも、ポップにしないと政府に隠蔽されてしまうからね・・・
大切なことは真正面からではなく、やんわり斜めから切り込むくらいがちょうどいい、ということだろうか。
その場で着て楽しむのがアメリカスタイルのようだ
ニューメキシコ州、宇宙と軍事が交錯する場所
ニューメキシコ州は広大な砂漠地帯が広がり、広い土地の確保と機密保持をしやすいという条件が揃っていることから、軍事研究開発の拠点となってきたという。
映画「オッペンハイマー」はアカデミー賞多部門受賞でも記憶に新しいが、原爆の父と呼ばれるオッペンハイマーが指揮するマンハッタン計画における人類初の核実験「トリニティ実験」も、ここニューメキシコ州で行われた。
そう思うと、心がズシンと重くなる。
現在もホワイトサンズミサイル試験場という世界最大の軍事試験場があり、ロケットやミサイルの試験がおこなわれているそうだ。
UFOにせよ軍事実験にせよ、アメリカのトップシークレットを抱える場所いうことだろうか・・・
果たしてUFOそしてエイリアンは存在するのか。
空飛ぶ円盤と地球外生命体の存在も政府によって意図的に隠蔽されたのだろうか。
真相はいまだ闇の中・・・
ロズウェル事件の真相についても未だ様々な説が唱えられ、陰謀論とか都市伝説とか言われながら、人々の好奇心をくすぐりつづけている。
しかし最後にどうしても言いたい。
ロズウェルVS羽咋、羽咋圧勝！以上。
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