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金欠女にはスティーブ・ジョブズ風コーデ


11月中旬。夏服は姿を消して、約半年ぶりに冬服の出番がやってきた。そうなると新しい洋服が欲しい。しかし洋服にかけるお金がないので、休みの日は黒のロンTにブルージーンズ。まるでスティーブ・ジョブズのような格好をしている。(頭の中身までスティーブ・ジョブズになれればいいのに……)

調べてみると、毎日同じ服を着る成功者は多いらしい。洋服選びにかかる労力を、他のことに使うことで生産性を上げるとかなんとか。

確かに洋服を選ぶのは面倒である。毎日寝る前の5分間、明日着る洋服を選ぶとする。明日の気温や動きやすさなどを考慮して、洋服を決める。これだけでもかなり面倒なことは明らかである。とりあえず寒そうだから白いニットと緑のスカート。靴下の色は赤。これで完璧。

次の日、いざ洋服を着てみるとなんだか暑すぎる。せっかく前日選んだニットなのに、出番ではないようだ。結局ニットから白のロンTに変更する。寒かったら毎日のように着ている、5年前に韓国の通販で買った、くたびれたカーディガンを羽織る(物持ちいい!)。

寝る前の5分間はとても貴重な時間である。その5分間で筋トレができるし、語学の勉強もできる(しないけど)。この隙間時間を有効活用できる人こそ、成功するのだと思う。

時間短縮のために、毎日スティーブ・ジョブズみたいな格好でいいのだが、流石にまだ可愛い服を着たいし、おしゃれをしたい。それと、職場に毎日同じ格好をしていくというのは、「あの人、毎日同じ服を着ているけど、洋服を買うお金がないのでは?」と、陰で噂されるのも面倒だ。実際服を買うお金がないのも事実だが、それだけのことで話のネタにされるのもなんか嫌である。(話のネタにするなら使用料くれよ!)

しかし、毎日同じような格好をする方が楽なことは間違いない。人が最初に見るところは、上半身。決していやらしい意味ではない。出勤してからユニフォームに着替えるまで、上から下まで集中してコーディネートを確認する人はあまりいないはずだ。

極端すぎるが、リモート会議で上半身だけスーツを着て、下はパジャマのような一時期流行ったコーディネートのように、ボトムスは毎日同じようなものでも、トップスを変えれば、毎日同じような服を着ていることに気付かれにくいのではないか。

今年の冬は、実験的にスティーブ・ジョブズ風コーディネートを楽しんでいこうと思う。




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