人間関係が豊かになる聴く力
話を聴くということに焦点をあてて話をしました。
コミュニケーションというと話し方、接し方がよく取り上げられますが、聴くことの方が大事だと思います。
コミュニケーションの目的は相互理解にあります。こちらの意図を伝えることも大切ですが、相手の考えを理解することも大事です。
どちらの方が理解に至りやすいかは、私は聴くことにあると考えます。
話を聴いてもらってあいてに「わかってもらった」と感じたときに、その人への信頼が生まれます。
この信頼関係が相互理解につながるし、理解が深まれば信頼関係も強くなります。
伝えることに注力すると「分からせよう」という思いが強くなって、時には無理矢理同調させることも起きてしまいます。
それは話し手が意図するか否かに関係なく、受け手がそう感じたら、それは圧力になるのです。
聴くことによる理解は極めて安全ですし、互いに受容し合える良い関係になります。
相手がある程度話し終えるまでは口を挟まずに話を聴く。これが信頼への第一歩です。
聴く力を身につけるとコミュニケーションが上手くなり、人間関係が豊かになります。
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