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収入の十分の一を貯金せよ|両親が教えてくれた貯金の極意

私の唯一の特技は「貯金」です。

住宅購入費用として20代で1000万円を親の援助なく自力で貯め、40代で2400万円の住宅ローンを購入から14年で完済。

そして昨年完済した今でも、1000万円以上の金融資産を保有しています。


特別な高給取りだと誤解されてはいけないので、我が家のスペック?を以下に少し補足させていただきます。

✔小学生の子供がふたり
✔住宅購入時の夫の年収は350万円(ずっと同じ会社で現在は500万円台)
✔妻名義の住宅ローン700万円を完済するまでは正社員共働き(5年)
✔出産から子供が幼稚園入園するまで妻は専業主婦
✔入園後は月収5~6万円のパート主婦

ちなみに、夫婦共働きでありながら、700万円の返済に5年も費やしてしまったのは、投資初心者だった私が株式投資で大失敗したからです(≧∇≦)

住宅ローン完済までの道のりは、コチラ↓のブログに記しています♪

興味のある方は、よかったら読んでみてください。

また、私の正社員時の年収は200万円台でしたが、結婚するまでの6年間で700万円の貯蓄にも成功しています(6年のうち半分は実家を出て自活)


私がこれだけの貯金ができたのは、両親からの的確なお金のアドバイスがあったからだと思っています。

私が社会人になったとき、両親が私にくれたお金に関するアドバイスは次の3点です。

✔先取り貯金
✔財形貯蓄
✔株式投資

会社からお給料をいただいたら、すぐさまその一部を先取りで貯蓄し、それは最初からないものと思って残りのお金で生活しなさい。

先取り貯金に一番有効なのは、給料から天引きされ、利率が少し優遇された簡単には引き出しにくい「財形貯蓄」(※20年以上前の情報です)

いざという時のためのお金「生活防衛資金」を貯めることができたあとは、株式投資での積極運用。

これが、私が両親から受けたお金のアドバイスでした。


私は株式投資を長くしていますが、ハッキリ言って投資はそれほど上手ではありません。

私がこれまで堅実に資産を増やすことができた大きな理由は、

✔先取りでコツコツ
✔先取り分は最初からないものと思って生活
✔欲望に優先順位をつけ、常に優先度の高いものにお金を使ってきたこと

これに尽きると思っています。


私の愛読書に『漫画 バビロン大富豪の教え』という本があります。

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この本は、約100年もの間読み継がれてきた、いつの時代にも通用する普遍的なお金の知恵を教えてくれる本になります。

単なる夢物語ではなく、完全にお金を貯め増やすために必要な基本のキを押さえた本になりますので、逆に「それができたら誰も苦労しないって!」と、キレイゴトとして映ってしまうかもしれません。

≪黄金に愛される7つ道具≫
1.収入の十分の一を貯金せよ
2.欲望に優先順位をつけよ
3.貯えた金に働かせよ
4.危険や天敵から金を堅守せよ
5.より良きところに住め
6.今日から未来の生活に備えよ
7.自分こそ最大の資本にせよ

これが長く読み継がれてきたお金を増やすための原則ですが、私の両親の教えは完全にこの1~3を押さえています。


収入の十分の一を貯金に回し
残りの十分の九で叶えられない欲望を諦めるのだ

優先順位の低い欲望を切り捨てても、それほど生活水準は変わらない。

欲望に優先順位をつけ、一番やりたいことのためにお金を使うことが大切なのだということを教えてくれています。


私は特別高給取りでもなく、株で大儲けしたわけでもありません。

それでも多くの人が目標とする”1000万円貯金”を、2度達成しています。

両親の教えのとおり先取り貯金をして、最初からそれはないものとして、残ったお金で生活する習慣を身に着けてきました。

それが、今の我が家の資産額に表れていると思っています。


1.収入の十分の一を貯金せよ

について、マンガの中ではこう表現されています。

想像してみなさい

籠の中に毎朝10個の卵を入れ…
毎夕そこから9個の卵を取り出す…
いずれ 籠は卵であふれかえるだろう

(中略)

真理とは いつも簡単(シンプル)なものだ

”収入の十分の一を貯金せよ”
そうすれば あなた方の財布は確実に膨らむことになる


前回の記事で「キレイゴト」について書きました。

「うんうん。そうなれたらいいよねー。でもさ、現実問題さ、○○だし△△なわけじゃん?それって結局、理想論だよね。」

これが、私の「キレイゴト」の定義です。

自分の理想の未来を手に入れるためには、この「キレイゴト」と真剣に向き合うことが大切だと私は思っています。

それは「お金」に対しても適用されると私は思っているし、私は実際にこの普遍の原則を使ってお金を増やしてきました。


収入の十分の一を貯金せよ

「それをすればお金持ちになれるんだね?」と聞く少年に対し、バビロンの大富豪アルカドはこう答えています。

それだけでは充分ではないが
はじめの扉を開かない者に
次の扉は見えない


貯金ができない人の特長として「年収300万円じゃ貯金なんて無理! 私だって400万あれば貯金できるのに」という考え方を持っている人が、とても多いということがあげられています。

この考え方でいるうちは、たとえ年収が400万円になったところでその分支出も増え、一向に貯金できるようにならないと言われています。

世の中には、年収300万円台でもコツコツ少しずつ貯金を増やすことができる人もいる。

反対に、年収800万1000万円あっても貯金ゼロの人もたくさんいます。


魅力的なモノ・サービスが溢れるこの時代では、正直お金はいくらあっても足りませんよね♪

だからこそ、自分の欲望(欲しいもの、やりたいこと)に優先順位をつけ、より優先順位の高いものにお金を使っていくことが大切だと思っています。

そして、可能ならばできる限り「非地位財」にお金を回していくことが幸せに繋がると言われています。

✔地位財=他人との比較優位によってはじめて価値の生まれるもの
(例:所得、社会的地位、車、家 など)
✔非地位財=他人が何を持っているかどうかとは関係なく、それ自体に価値があり喜びを得ることができるもの。
(例:休暇、愛情、健康、自由、自主性、社会への帰属意識、良質な環境など)


私が1000万円を2度も貯められたのは、けして高給取りだからではなく、投資で大儲けしたからでもありません。

欲望に優先順位をつけ、本当に大切なものにのみお金を回し、収入の一部を最初からないものとして自動的に貯金が貯まるシステムを自分で作ってきたからです。


そして、もうひとつ大切なのが……

≪黄金に愛される7つ道具≫の最後の教え 

7.自分こそ最大の資本にせよ

この部分では「知識の前ではみんな平等」

持つ者と持たざる者の境界を分かつ壁は…

動いた者と そうでない者!

と、いうことを教えてくれています。



本にも書かれている通り……


真理とは いつも簡単(シンプル)なものだ


私は両親の教えに繋がる、この『バビロン大富豪の教え』を完全に本物であると信じています。

そして、今はまだ小学生の我が子にも、両親からもらったこれらの知恵を継承していければいいなと思っています。

けれどその時代に合った、より有利な「お金の常識(金融商品、制度 等)」は、時代と共に変化していきます。

だからこれからも私はお金について学び続け、子供たちにはその時代に合ったベストな金融知識をアドバイスできる親で在りたいと思っています。


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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(イラスト提供💛さとみさん)


今日のイラストは、とても美しい鉛筆画を描かれるさとみさんに描いていただきました!

さとみさんの美しすぎる鉛筆画に「お金」のイメージが合うのか?ちょっと難しいかなぁ?とも思ったのですが(笑)

「親子でお金について語り合う大切さを表現できないか?」とお願いしたところ、快く引き受けていただけて、こんな素敵な鉛筆画を描いていただくことができました。

さとみさん、本当にありがとうございました!


🌼募集🌼

私のお金記事のテーマは、

✔お金と楽しく向き合うこと
✔ワクワク楽しい資産形成

です♪


見てくれた方がお金と楽しく向き合いたくなるような、素敵なイラストを募集しています。
みんなの得意を持ち寄って、世の中に少しでも貢献できればいいなと思っています。
描いて頂ける方は、ぜひコメント欄からお知らせくださいね💕
飛び上がって喜びます😍


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