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読書感想文集

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徒然なるままに書く読書感想文。基本的にネタバレは無しで、ネタバレする時は事前に予告します。
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#シャーロックホームズ

読書感想文(48)コナン・ドイル作、延原謙訳『シャーロック・ホームズの叡智』

はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回はついにホームズの完結編です!
なんだかんだで10冊読み終えました。
今は達成感で満たされています。

感想今回も楽しかったです。全体的に平均以上に面白く感じたものが多かったように思ったのですが、最終巻補正でしょうか笑。
印象に残ったのは「緑柱石の宝冠」「ライゲートの大地主」「ノーウッドの建築士」「三人の学生」「ショス

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読書感想文(46)コナン・ドイル作、延原謙訳『シャーロック・ホームズの事件簿』

はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回はシャーロック・ホームズの短編集です。

感想今回も面白かったです。が、他と比べるとどうも面白さが一段と劣るような気がしました。なぜでしょう……?

今回の特徴はワトスンではなくホームズの一人称視点で書かれている作品が二つあり、また三人称視点で書かれている作品もある点でしょう。なんとなく違和感はありましたが、ホームズ視点

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読書感想文(42)コナン・ドイル作、延原謙訳『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』

はじめにこんにちは。笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回読んだのは、シャーロック・ホームズの8冊目です。
このシリーズを読み始めたのは確か2月頃で、3月に5冊目の『バスカヴィル家の犬』を読んでからしばらく期間が開いていました。
そしてつい先日からまた読み始めて、もうあと2冊で終わろうとしています。
今月中に読み切るぞ!と意気込んだものの、少し寂しいような気持ちもあります。

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読書感想文(39)コナン・ドイル作、延原謙訳『恐怖の谷』

はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回はホームズです。
先日『シャーロック・ホームズの帰還』を読み、「やっぱりホームズは面白い!」と思って早速続きを読みました。

感想超面白かったです!
これまで読んだホームズ作品の中で一番かもしれません。
『緋色の研究』『四つの署名』『バスカヴィル家の犬』の長編はそれぞれ面白いところがありますが、この『恐怖の谷』は終始面

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読書感想文(37)コナン・ドイル作、延原謙訳『シャーロック・ホームズの帰還』

はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回は久しぶりの小説です。前回読んだ小説はサマセット・モーム『月と六ペンス』で6月8日なので、一ヶ月以上前です。
ちなみにホームズの前作『バスカヴィル家の犬』を読んだのは3月22日なので約4ヶ月ぶりです。
読書記録をつけていると、こんなこともわかって面白いですね。

感想久しぶりのホームズ、楽しかったです。
しかし久しぶり

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読書感想文(14)コナン・ドイル著、延原謙訳『バスカヴィル家の犬』(新潮文庫)

はじめにこんにちは。笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回は久しぶりのシャーロック・ホームズでした。推理小説はこれまであまり読んでこなかったのですが、ホームズを読み始めてからもっと色々読みたいなと思うようになりました。
ひとまずホームズを全部読もうと思っています。

感想今回もやはり面白かったです。
しかし難しくて全く事件の推理が捗りませんでした笑。

この作品はホームズの中

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読書感想文(7)コナン・ドイル著、延原謙訳『シャーロック・ホームズの思い出』(新潮文庫)

はじめにこんにちは。笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回はまたまたシャーロック・ホームズです。4冊目であり、短編集としては二冊目です。今回読んだのは新潮文庫で、平成22年に改版されたものです。

感想やはり面白かったのです。今回一番感じたのは、『冒険』よりも推理の難易度が上がっているのではないかということです。ほとんどの事件がわかりませんでした。

全10篇のうち、特に印象

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読書感想文(6)コナン・ドイル著、延原謙訳『シャーロック・ホームズの冒険』(新潮文庫)

はじめにこんにちは、笛の人です。
ご覧になってくださってありがとうございます。

今回はシャーロック・ホームズ3冊目、初の短編集です。第1作目である『緋色の研究』はあまり評判にならず、『四つの署名』から1年間の短編連載に繋がり、爆発的人気を博したそうです。

今回読んだのは新潮文庫の平成23年に改版されたものです。元々の単行本からは2作削られており、それらは『シャーロック・ホームズの叡智』に収録さ

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読書感想文(5)コナン・ドイル著、延原謙訳『四つの署名』(新潮文庫)

はじめに少し間が空きましたが、ホームズの二作目を読みました。今回読んだのは新潮文庫で、平成23年に改版されたものです。

感想今回は『緋色の研究』よりも推理する余地があったように思います。しかし私は全然わかりませんでした。ワトスン君にも敵いません。このままなんとなく読んでいくうちに少しずつ推理力が上がっていく気もあまりしません。次からはもっと考えながら読むようにしようと思います。

一番印象に残っ

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読書感想文(1)コナン・ドイル著、延原謙訳『緋色の研究』(新潮文庫)

はじめにこんにちは。笛の人です。
ご覧になってくださった皆さま、ありがとうございます。

記念すべき読書感想文第一号は有名なシャーロック・ホームズの第一作目です。私は普段推理・ミステリー小説を読まないのですが、友人に勧められたので読んでみました。ホームズを読むのも初めてです。
今回読んだのは新潮文庫で、平成22年に改版されたものです。

感想おもしろかったです。しかし、「楽しみ方、これで合ってる?

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