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あまのじゃく、は発達の問題!? 〜実践編〜
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前回、あまのじゃくって発達の問題が絡んでいるかもよ、なお話をしました。
神経系の発達においてとても重要なものの1つが「触覚」であること。その中の「防衛反応」の働きが色濃く出てしまうと、親子のスキンシップさえうまく取れず、愛着の形成に歪みが出てしまうこともある、という事をお伝えしました。
それと同時に、共感性などの社会性
「好き」とか「嫌い」の問題じゃないんだよね
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今日は「感覚過敏」「感覚鈍麻」について。
「感覚過敏」は障害のある子と関わる中で、必ずと言っていいほど出てくるキーワード。私も療育の中で「過敏」には結構気を使います。
『痛くないかな?』
『うるさくないかな?』
『怖くないかな?』
などなど。聴覚の過敏や視覚の過敏、触覚過敏等がありますが、まずは触覚過敏。
触覚の過
イヤーマフというお守り
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感覚過敏の中に聴覚過敏というものがあります。大きな音が苦手というだけでなく、普通の人が全く気にしない日常の音にも過敏に反応してしまうものです。
聴覚過敏のある子どもは、他児の泣き声でパニックになってしまったり、エアコンのモーター音を怖がったり、鳥のさえずりを耳を塞いで嫌がったり、します。
聴覚過敏がある場合、イヤーマフと
視線が痛い子どもたち
以前、感覚の過敏な子どもについて書きました。今日は、過敏さは音や皮膚感覚だけに現れるものではないことをお伝えしようと思います。
子どもの障害に気づく理由の一つに「視線が合わない」という事があります。
こちらが目を合わせようとしても、頑なに目をそらそうとします。療育の世界に飛び込んだばかりの頃は、なんとか子どもたちと視線を合わせたくて躍起になったこともありました。目を見てにっこり笑えば、警戒
命を守れれば良しとする
感覚の過敏な子どもは上履きを履くのも苦手、という話を以前書きました。
感覚の過敏さだけでなく『靴は外で履くもの』と位置づけていて、そのルールを壊されることを極端に嫌がって上履きを履けない子どももいます。
外靴を脱いだあとまた靴(上履き)を履くという行為が「いつもと違う」というわけです。
発達に障害のある子どもは「いつもと違う」事がとても苦手です。恐怖ですらあります。未知なる冒険、なんてこ
気づいてあげたい感覚過敏
感覚過敏って厄介だなぁと思います。
機械のブーンというモーター音にさえ激しく反応し、時にパニックを起こしてしまう子もいれば、皮膚感覚が非常に過敏で上履きさえ履けない子どもも多くいます。
以前、療育中に耳を塞いで急に泣き出した子がいました。何が原因だろうと必死で探していたらその子の席の近くにエアコンが設置されていて、その風の吹き出し音でパニックを起こしていたのでした。
音情報の取捨選択が