mebuki

1992年岩手県生まれ岩手県在住。 絵を描いております。

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最近の記事

私にとってのドローイングについてとかとか

今日からドローイングの通販を始めました。そこで、私にとっての、ドローイングの位置付けについてツイートしようかと思ったのですが、ありゃりゃ、そういえば私にはnoteがあったじゃない、と思い出したので、折角なので、ペインティングと比べながら、noteにまとめていこうと思います。よろしくお願いいたします。 始めにお断りしておきますが、「私にとっての」ドローイングです。すべてのドローイングにあてはまることではありません。ご注意くださいませ。 だいぶだいぶ昔、私は、 「ドロー

    • アトリエ「空白」コンペ作品について

      こんばんは。先月はチーム二線の展示を気にかけてくださり、ありがとうございました。学びが多く、実りもまた多い展示でした。 そして、今年最後。コンペです。 テーマはnatural。描いた作品がこちらです。 左から 『今朝つんできたばかりの』 『そこらへんにころがっている』 です。サイズは、規定によりSM。大きさについては、最近、去年の秋頃からかな、F0、SMが手のひらサイズで、ころんとしていて愛らしいなあと思っておりました。好きな大きさです。 naturalについて、考えた

      • 花とか、山とか、草とか世界平和

        (注:Twitterに載せた文章に加筆、修正をしたものです。) 今、私がドローイングで気を付けていることは、ペインティングにも流れてきていると思っています。なので、これからも沢山、沢山、ドローイングしたいです。そして、観ていただきたいです。 絵を描くときに思うことは、空気を含ませること、無駄を削ぎ落とすこと、切ったら血がにじみそうな、そんな距離を考えることです。 山や草、花は岩手に戻ってから入れ始めたモチーフです。自然と視界の中に山や草花が戻ってきたので、そのまま絵にも

        • 『余談』のプレゼン

          この度、2018年から今まで描いてきたドローイングの中から選んで本を作りました。デザイナーさんにも沢山手伝って頂きました。その本についてまとめたいと思います。 普段私は0.38のボールペンを使ってA4sizeのコピー用紙かわら半紙にドローイングをしています。ドローイングは新しい表現を探すことだと教わったことがあります。なので、できるだけ迷わずに、思い付いたことを描くようにしています。 それは、良いものをつくりたい、良いものになりたいという『本筋』からは外れたことかもし

        私にとってのドローイングについてとかとか

          アトリエ三月コンペ∥FLAG∥展示作品 『明日』の解説

          こんばんは。お久しぶりです。 私は今、アトリエ三月さんに『明日』という作品を1点展示して頂いております。 自分が描いている人物が全員同じ人物であるという認識は随分前からあったのですが、それが自分であるという事が、最近やっと受け入れられてきました。 そこで、今回の作品についてです。 数で自分の作品の拙さをカバーしているような言い訳をしているような後味の悪さを反省としていつも感じているので、よっしゃ一球入魂するかと、今回はひとつだけ描くことにしました。(決して何作か描くこと

          アトリエ三月コンペ∥FLAG∥展示作品 『明日』の解説

          個展『フー』について

          5月に岩手で2度目となる個展『フー』を開催いたします。会場も前回と同じ岩手県奥州市水沢にあるカフェギャラリー1231さん。またやろうと言っていただけて、とても嬉しいかぎり。 1231さんのオーナーさんは、とても素敵な絵を描く方。生き方の姿勢もとても尊敬しています。 前回の個展『真下にありました。』の反省も踏まえ、更に良いものをつくり、自分も成長したいとかんがえております。当たり前ですが。 『真下にありました。』が終わり、最近、今まで敬遠していた、テーマが具体的に定められ

          個展『フー』について

          あるけど無かったもの

          いくら草むらを歩いても、ポケモンは現れなかったし、忍たまでも無かった。マホウ堂も見つけられなければ、選ばれし子どもたちでもなかった。家に書斎が無ければ、封印されたカードも無かった。11歳、ホグワーツからの手紙は、誕生日を過ぎても、階段下の物置に籠ってみても、届かなかった。憧れを胸にスターライト学園に編入することも無ければ、ドリームアカデミーのドアも叩かなかった。 そもそも吊り橋は叩いたりなんだりひとしきり試してみても、結局は渡らないタイプなのだ。 空から女の子が落ちてきた

          あるけど無かったもの

          今日考えたこと

          アンケートを見て、考えました。大阪ではまだ何回か展示をしたので知ってくださっている方もいるが、東京ではまだまだのようです。 1からのスタートですね。 何度でも、0にもどれ。 私の好きな本の言葉です。いつでもダッシュできるように、身軽にならなければならない。準備を怠ってはならない。 考えました。友だちと電話していて、それも良いなあと思ったのが、2人展です。 実は、5月に岩手で個展を控えているのですが、その際にも、考えたことでした。その時は条件が合わず、個展になったので

          今日考えたこと

          PLANTSの展示作品について

          7枚のドローイングを展示していただいております。紙はクラフト紙、いつものペンで描いて、ジェッソで質感を付け足しています。 植物がテーマ。植物って、それ自体が情報を持ちすぎていて、どう自分が描きたい植物を描くか悩み所でした。 私が描きたい植物とは、 丁度良い距離感で、まるで自分と錯覚するような ものなのです。 なので、例えば、これはひまわり、とか、これはどんぐりの木、とか、具体的な植物をかくのをやめました。 植物というか、草という方がニュアンスが近いです。 私が

          PLANTSの展示作品について

          HOUFU

          丁度良い距離感のものの輪郭をなぞるように。 そこに在るようにしか居られないものを浮き上がらせるように。 手に取った、見てくれた方に丁度良いもの、相応しいものを作りたい。 良いものになりたい。 最近もそんなことを、考えています。そして、これを表現することが、今年の課題なのだろうなとぼんやりと思っております。 そういえば、今年の抱負をまだ決めていなかった。天皇退位おつかれ様でしたの気持ちを込めて平成のうちに決めようとは思ってはいましたが、よく考えると気が長すぎる。 の

          よくわからないことを忘れないためのふせん

          題名考えるのって大変ですね。文章はなんとなく思い付いているのに。 今回は、最近良く思い付くフレーズについてです。 いつか聞きました。最近、このアニメ、昔みたいに怪我しないな。そしたら、子ども向けに、あまり怪我をしても血とかの描写をしていないのだとか。ちゃんちゃらおかしいですね。 最近、よくそのことを思い出すのです。 鼻が詰まったときに呼吸をしていることに気付くと歌ったのはBUMP OF CHICKENさんで、 あたりまえなどひとつもないと歌ったのはチャットモンチーさ

          よくわからないことを忘れないためのふせん

          りるりら

          明日から東京のPARK GALLERYさんで展示が始まります。1度だけぶらりと訪れたことがあり、ここでやりたい!と思ってはや幾年。遂に念願叶いました。 わがまま言って、作品は壁ではなく、天井から吊るしていただいております。色々情報を詰め込みすぎてまとまりがなくなってしまったかもしれないと、色々と反省もあるのですが、それは次への糧として、まずはどのような思いを込めたのか知っていただきたい、それから見ていただくと、見方が変わるのではないかと。 題名は、『りるりら』です。郷愁と

          りるりら

          (9日からの展示作品に寄せて)

          『郷愁』というテーマの展示に参加することに、参加、というか挑戦することにしました。 今までは自分の作品には自分の中のテーマ(ルール?)を固く守らせていたので、自分のなかで勝手にテーマが具体的な展示には参加しないことにしていました。 しかし今はそのテーマ(ルール?)を取り払っているので、むしろ様々なテーマに沿って制作することは成長に繋がるのでは、と思っています。 さて、そこで今回の作品です。悩みました。素直にいつも通りパネルにペインティングするか、ドローイングを工夫するか

          (9日からの展示作品に寄せて)

          おふろについて

          出久根育さんの「おふろ 」という絵本が好きです。 それはさておき。おふろについてです。 おふろっておふろに入るまでに起きていた色んなことが1度リセットされる場所だと思っています。 何をしますか? 1日の反省をします。 未来のことを考えます。 謝ります。 色々あると思いますが、色々あるのは、集中できるからではないでしょうか。 時には悩んでいる展示の申し込みや問い合わせもえいやっとおふろでします。冴えているので簡潔な文章が出てくるのです。 歌を歌います。合わせて踊ります。

          おふろについて

          国みたいな救っちゃうみたいな夢オチみたいな

          人の夢のはなしって聞いていて退屈なのに、自分のは絶対面白いと思いませんか?私は思ってます。 だから話します。 私は、ある国の英雄的存在です。でも女の子なので自分の右腕的存在に片思い中。(実は両思い) ある時戦争が起こります。私は英雄なのでそりゃあもうばっさりばっさりと敵をなぎ倒していきます。右腕も私をサポートしながら敵をやっつけます。 戦争も終盤。私はミスります。脚に怪我をします。右腕や仲間たちが立ち寄ります。 夢は終わります。 めっちゃいいとこじゃん!!!て起き

          国みたいな救っちゃうみたいな夢オチみたいな

          ポイントとかの話

          なんの話かというと、善行の積み重ねと報いの話です。 私は、日々生活しているなかで、良いことをすると、真面目に生きていると、これからの未来、いい方に進むのではないかと、自分のポイントカードにポイントが貯まるのではないかと思ってます。だって悪いことを積み重ねてる人が幸せになったらやってられないじゃないですか。 具体例を示します。人生失敗もあります。その時、ポイントが貯まっていれば、誰かの助けがあったり、お叱りも許容範囲かもしれません。ポイントが無ければ、救いようがありませ

          ポイントとかの話