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未来を夢見て―C.U.R.【Round6】
『1,500文字程度の小説を書いてきてください』―前回の宿題がとてつもなくハードルの高い課題だった。なんせ日々、小説どころか創作などをする仕事ではなく、メンバーは約一週間ほど、小説家のように〆切追われた。
新たなメンバーで新たな発想を
前回のセッションで「ミッションワード」が決定した。これを受けてA、B、C、Dで分けていたチーム編成をシャッフルすることにした。
これまでは各グループに一人(チームによっては二名)管理者層を組み込みながら、グループのディスカッションをリードさせてきたが、意見が均一化・平準化する傾向にあったため、またセッションも半分を過ぎ、今後は“未来”の話をするフェーズに入るため、管理者層を一つのグループに集約し、管理者と次世代社員の意見の相違を浮き彫りにしながら話を進めていこうと考えている。
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私たちの“強み”、私たちが“約束すること”
新グループでの初セッションは……「バリューワードの選定」。
これまでの振り返りをしつつも、「他にはない、あぷりの強み」というキーワードを挙げてもらった。
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しかし、なかなかピンとくるものがなかった。そこで、パラドックスからこういうヒントが与えられた。
機能的価値=○○力…サービスの機能面
情緒的価値=○○感…精神面
このヒントを元に、各チームとも議論が活発化し始めた。
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これにより分類分けが明確になり、パラドックスの方で、次回のセッションまでにワード化してくることで、バリューワードの選定は終了した。
未来予想図
当セッションのメインテーマ――それが『未来小説』。ミッションワードをテーマにした未来を想像し、1,500文字の小説作品を作る、という非常にハードルの高い課題を言い渡されていた。
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しかし、ただ未来日記を書くだけではなく、メンバーが書き・読み上げる「未来」を社内の出来事・社外の出来事と時系列に並べ、具体的な年数を書き込みながら未来年表を作ることも並行して行われた。
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小説を作ることは、非常に苦痛なことであったかもしれないが、これほどまでに、社員が自分なりの目線と思いで「あぷり」の未来について語ったことがあっただろうか。
壁に張り出された当社の「未来予想図」はポストイットの枚数以上に、夢であふれている。
この「未来予想図」をメインに、次はヴィジョンワードの策定のセッションに移っていくこととなった。