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懐かしいけれど、今でも胸をときめかす純愛!北川悦吏子 著『愛してると言ってくれ』

あらすじ

女優を目指す劇団員の女性と、聴覚障害のある青年画家のラブストーリー。

聴覚に障害があるため、人と距離を置いて生きてきた画家の晃次(31歳)。
人前では緊張してセリフが上手く言えず悩んでいた紘子(23歳)は、公園でひとり練習をしていた時に出会った晃次に興味を覚える。

その後、何度か偶然、晃次に会うたびに紘子はどんどん晃次に惹かれる。
まっすぐに好意を寄せてくる10歳も年下の紘子に戸惑いを覚え、最初は突き放すが、晃次もどんどん心を開いていく。

二人は心を通わせ付き合うことになるが、晃次の血のつながらない妹や、元婚約者が登場して不安に苛まれた紘子は晃次と別れ、ずっと自分を想って支えてくれていた幼馴染の男性のプロポーズを受け入れ地元に帰る約束をする。


見どころ

見どころ①
「愛していると言ってくれ」

耳が聞こえない晃次。
それでも、彼女の声を聴きたいと望む晃次のために紘子が言う「愛してる」。このシーンが一番萌えました。

みどころ②
「耳が聞こえないあなたと、耳が聞こえる私たちはそんなに違うの?」

まっすぐな紘子が、晃次に伝える言葉も胸に響きます。
相手のことを本気で想ってないと言えない言葉ですよね(⺣◡⺣)♡*


みどころ③
「紘子ーーーーーーー!!!」

紘子を探していた晃次が、駅のホームで紘子を見つけた時に初めて声を出したシーン。


作品背景など

1995年7月7日からドラマがスタート。
主演は豊川悦治と常盤貴子。

舞台は東京。
晃次の「言葉」である手話を必死に覚える紘子がとてもいじらしい。

もう25年も前の作品になるけれど、今でも胸を焦がす純愛作品。


りんごちゃん評価

ずっと読み返したくて積ん読していた本のひとつ。
読みだしたら止まらなくて、一気に読んでしまいました。
ドリカムの「Love Love Love」が主題歌だったので、本を読みながら歌が脳内で流れて、切なさが募りました。。

【ジャンル】ラブストーリー
純愛度★★★★★
切なさ★★★★★
ハッピーエンド★★★★☆
盛り上がり★★★★☆
中毒度★★★★★
読後の爽快感★★☆☆☆

名作は時代を越えて、感動しますね☆

※りんごちゃんは30代女性です!

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