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音楽再入門

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百人一音(その他)

百人一音(その他)

思いつくままにやったので取りこぼしがけっこうあることに気がついて、あと10はそれらのアーティストのアルバム。日本人でやろうと思ったけどこれまで出してしまっているので、10人はなかった。これを上げたら修正もしたほうがいいかもしれない。

91 ヤン・ガルバレク『オフィチウム』

北欧のコルトレーンと言われたりキース・ジャレットのヨーロピアン・カルテットで活躍していたり初期はコルトレーン的なスタイルだ

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百人一音(コンポーザー編)

百人一音(コンポーザー編)

バンドリーダーとかそのへんのジャズを。ビッグ・バンドだけじゃなくコンボ的なグループも含めて。アート・アンサンブル・オブ・シカゴを入れたかったから。

81 アート・アンサンブル・オブ・シカゴ『ラジオのように』

実際はブリジット・フォンテーヌのアルバムだと思うが彼らのコンポーザーとしての実力が産んだ傑作アルバムとも言えると思う。

82 デューク・エリントン『コットン・クラブ・ストンプ (1927

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百人一音(ギター、その他編)

百人一音(ギター、その他編)

ギターで10ぐらいは埋まってしまいそうもするが、あとベース&ドラム、ビッグ・バンド&コンポーザーぐらいになるとそのぐらいかもしれない。日本人ジャズというのがあったと思ったのはボーカルでもあまり紹介できなかった。多分変化球を入れるとおもうんだけど、小島麻由美とか、そうだ、ブリジット・フォンテーヌも忘れてしまったな。コンポーザーのところでアート・アンサブル・シカゴで上げればいいか?ギターは純粋にジャズ

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百人一音(トランペット編)

百人一音(トランペット編)

今日で半分の50人を紹介します。音楽からはじめるのは一日が潤う気がします。そうだ、後でそれぞれのプレイリストでも作ろうか?これは一人一曲になる予定。

41 マイルス・デヴィス『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』

マイルスは相性が悪くて最初に買った『オン・ザ・コーナー』が駄目でエレトリック・マイルスはすぐに嫌いになりました。そしてバイトすることになったジャズ喫茶でもマイルス復活ブームで毎日のよう

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百人一音(アルト・サックス編)

百人一音(アルト・サックス編)

アルト・サックスの軽快感は新しい時代を呼び覚ます。パーカーしかりオーネットしかり、日本ではナベサダ?

31 チャーリー・パーカー『ウィズ・ストリングス』

パーカーは録音が古いので聴きにくいアルバムが多いのだが、比較的にBGM的に聞けるこれから入門するのがいいかも。名曲揃いだし夢現の「サマータイム」が最高!

32 オーネット・コールマン『ダンシング・ユア・ヘッド』

オーネットも『ロンリー・ウ

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百人一音(テナー・サックス編)

百人一音(テナー・サックス編)

だいたい楽器別にまとめれば百ジャズ集まるような気がする。サックスはテナーとアルト、その他ぐらいか

21 ガトー・バルビエル『第三世界』

オリンピックを観ていたらガトーを聴きたくなった。それは第三世界の国々が多いということかもしれない。

22 ソニー・ロリンズ『サクソフォン・コロッサス』

その関連で言えばロリンズ(カリプソ)かな。先日やったな。

23 バルネ・ウィラン『バルネ』

フランス

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鶴が飛ぶ名残の川の日暮れかな

鶴が飛ぶ名残の川の日暮れかな

暑い雲に覆われている鶴見川。鶴見ということだから、昔は鶴がいたのだろうか?地名に鳥の名前とか残っているのはその鳥の飛翔する姿とか連想して、ギル・エヴァンス「フラミンゴの飛翔」とかのイメージで、最期の一羽が夕日に向かって飛び立っていくのだ。

今日の一句。

今日は「#夏の定番曲」ということだった。ジャズだっら「サマータイム」になるのかな?すでにサマー・ソング特集はやっていた。

だいたいネットカフ

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百人一音(ピアノ編2)

百人一音(ピアノ編2)


11 バド・パウエル『アメイジングVol.5』

前回パウエルが抜けてしまったのでパウエルですが、パウエルはいろいろな表情があります。天才としてのパウエル、スタンダードなパウエル、晩年のパウエルとそれぞれ一枚づつ紹介したいのですが、他のピアニストもいるのでここはバド・パウエルの超有名曲「クレオパトラの夢」が入ったブルーノート盤ですね。ブルーノートには天才的なピアニストしてのVol.1とかもあって

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百人一音(ジャズ・ピアノ編)

百人一音(ジャズ・ピアノ編)

ジャズの百人一首的なものをやってみたいと思います。音は音盤(アルバム)ですね。一曲にしようとおもったけどアルバムのほうが顔が見えるので。まずピアノ編から。パウエルが抜けてしまった。次回に。

1 アート・テイタム『Jewels in the Treasure Box: The Chicago Blue Note Jazz Recordings (Live)』

いきなり発掘音源だけど、「ジャズ・ト

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コルトレーンを聴く

コルトレーンを聴く

今日7月17日はジャズ・ファンなら誰でも頭を下げなければいけない偉大なミュージシャンであるビリー・ホリデイとコルトレーンの命日です。

ビリー・ホリデイはそれほど聞けるアルバムもない(海賊版は数多くありますが、やはり録音が)ので「奇妙な果実」が入っているコモドア版のビリー・ホリデイかな(コンプリートじゃないほうがいい)。

コルトレーンは最初から『バラード』とかでいいと思ってしまうとそれ以降もその

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レコードの中のパッサージュ

レコードの中のパッサージュ

『非時と廃墟そして鏡』間章

最初の間章のライナーノートを読んだのは、ジャニス・ジョプリン『チープ・スリル』だったろうか?そこでジャニスの「サマータイム」と右のクロブシ(腿かと思っていた)に「青いひまわり」の刺青を入れていることを知った。そんなことが間章の私小説のように折り重ねて、批評とも小説とも解説とも詩ともつかない文章がレコードの中に挟まっているのである。

それから間章の文章には度々巡り合う

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甲斐バンドと福音書

甲斐バンドと福音書

甲斐バンド『Singles』

今朝ゴミ捨てに行くときに外は雨が降っていて知らずに口ずさんでしまう歌が甲斐バンドの『裏切りの街角』だったのである。

この歌を聴いてふと思ってしまった。「誰に裏切られたのだろう?」でも、よく聴くと裏切ったのは自分なのだ。それで昨日見た「100分de名著『新約聖書 福音書』第4回」を思い出してしまい、この歌はユダがイエス・キリストを裏切った歌ではないかと思ってしまった

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11月映画&音楽

11月映画&音楽

11月の映画ベスト今月は邦画で年間ベスト級の映画が揃いました。その中でもベストは『千夜、一夜』かな。邦画はすべて今年のベスト映画になりそう。あとドキュメンタリーのニ作は個人的な興味からですね。

『響け!情熱のムリダンガム』

『夜明けまでバス停で』

『千夜、一夜』

『窓辺にて』

『LOVE LIFE』

『歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡』

『ドライビング・バニー』

『沖縄

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「枯葉」聴き比べ

「枯葉」聴き比べ

昨日の「ジャズ・トゥナイト」は「枯葉」と「ニューヨークの秋」の聴き比べでした。ジャズの「枯葉」はシャンソンの「枯葉」に較べ明るすぎると思っていたら歌の内容より曲のコード・チェンジを楽しんでいたのですね。ミュージシャン目線とリスナー目線の違いを感じました。

【聴き逃し】ジャズ・トゥナイト ▽JAZZ聞き比べ特集 10月1日(土)午後11:00放送 #radiru https://www2.nhk.

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