毎年違う世界線を生きているみたい(知育ママだった過去と今)
久々にインスタグラムを見ていたら、タイトルのようなことを思いました。
振り返ると毎年まったく違う世界を生きていた過去の自分。改めて文章にして、振り返ってみたいと思います。
2年前(2020年)知育ママ期
上の娘が1歳になる年の2年前、我が家(正確には私)はおうち英語を始めました。
当時子どもの知育に熱中。ディズニー英語を始め、知りうる限りの英語教材を手当り次第、七田など知育教材を買い集め、日々子どもに試す日々でした。
誰からも褒められないその淡々とした取り組みを、誰かの承認を求めるようにインスタに投稿、自分と似た知育親仲間がたくさんできました。
知育アカの世界には、高価な知育おもちゃや教材、○歳でこれができました!など、競い合うような子の成長記録、購買を煽るインフルエンサーの知育教材の紹介‥今思うとちょっと特殊な世界でした。
当時を振り返り、思うこと。
自分はきっと、子どもへの知育の取り組みを世に発信することで、育休に入り労働者でなくなった自分が、子どもを教育する頑張る親となったことで存在承認してほしかったんだろうなと思います。
今となっては、そもそも人が生きていくのに存在承認なんて必要ないし(そもそも誰から?)、それぞれ好きな生き方を追求すればいいんじゃない?と思うのですが、当時はそんな世界を生きていました。
そんな私も昨年から心境の変化があり、インスタ知育世界から徐々に疎遠になることに‥。
久々にインスタを開いてみると、2年前に自分が住んでいた世界がまだそこに広がっていました(加熱する知育投稿、子の成長記録)
その投稿を眺めていると、まるで自分だけその世界線から抜け出してしまったような幽体離脱感(?)があり、同時に、当時の1歳代の娘との日々が愛おしく、宝物のように記憶に鮮やかに蘇ってくる。
それはそれで、幸せな世界だったのかな。
今は180度違う考えでおうち英語に取り組んでいるのですが(まだやってるんかい)、このへんもいつか書いてみたい(承認欲求が残ってるのかな😅)
1年前(2021年)自分探し迷子期
下の子が産まれ、二度目の育休に突入。
夫会社近くへの引っ越しも決行し、変わりに自分の職場が超遠距離に。
そんな変化から家族の方向性や自分の仕事を含めた生き方に頭がフォーカスするようになりました。
仕事が続けられなくなるかも‥という不安から、ブログや投資を勉強、育休コミュニティに入り自分探しをスタートしました。
当時を振り返って思うこと。
ブログ、投資、育休コミュニティでの活動が知らず知らず目的にすり替わっていた。
何かを頑張っていることで、とりあえず安心っていうことありますよね。
私の場合、去年からスタートした活動のなかで一番良かったことは、結局一にも二にも自己内省でした。
副収入の種探し(ブログや投資)やサードプレイス(育休コミュニティ)作りもすべて、一つの組織(本業)に縛られず純粋な思いだけで仕事がしたいから。
仕事は自分にとって適度な刺激です。
課題感や自己内省、自分発見。社会にとってというより、自分の成長に刺激を与えるのにうってつけ。
今の仕事の位置づけとしては、人間関係の悩みや気乗りしない仕事に心をとりさらわれることのない、自分のコアからのやりたいを実現してみたい場所。その副産物として、社会貢献になることがあればいいなという感じ。
自分の成長のために仕事を利用、という感じです。
そんな今振り返って思う昨年(2021年)は、自分の人生にフォーカスした一年。そしてブログや投資に必死に手を出し、手段と目的を取り違えた一年でした。
今年、2022年 吹っ切れ期
そんなこんなで、残りもあと3ヶ月半となった今年。
転職を決め(通勤時間短縮のため)、とりあえず自分の仕事を頑張ってみようと決め(目的)、雑念(人間関係や嫌な仕事)に思考を持っていかれないメタ認知により視野を広げるべく(手段)、読書やサードプレイスでの活動にて日々ものを考える修行を積んでいます。
2023年は?
来年は転職先で復職、仕事と家庭の両立期。
来年の理想は、仕事も楽しく、家庭はヒュッゲに。両方楽しみたいと思っています。
きっと今年やった活動もそれほど効かず、仕事では悩んだり心折れたりすることもあるでしょうし、家庭にそのオーラを持ち込むこともありそう。
しかし人の思考は日々成長するし、環境も刻一刻と変化する。
知育ママから自分探し迷子、そこからちょっと吹っ切れた世界線へ変遷してきた自分。
思考を柔軟に、柔軟な世界線を生きていきたい。
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