パパの子育てはアルバイトなの?ワンオペ育児に解決の光をもたらすとしたら?
社会ではスコブル素敵な日本人男性
「日本人の男性って、社会活動では、すっごくナイスで、有能で、勤勉で素晴らしいのに、なんで家庭に入ると何もしなくなるの?」
日本人の父を持つアメリカ人の知人の言。
これを聞いて、あなたは、どう思いますか?
女性、男性で意見が異なるでしょうし、今の子育て、家庭の状況でもまた意見が異なると思います。
私は、それを聞いた時、とても残念に思いました。我らの誇るべき!日本男児が、外からは、そのように捉えられている。。別にいいんですけどね、外野には、言わせておけば。それが、ただの虚実ならば。でも、その意見、否定できるかな、、、うーん、同意している自分がいました。
これちょっとみてください。↓
北欧の国では、男の家事4割越え分担が当たり前。こういったことって、繊細な問題かもしれなくて、賛否両論で、議論になりやすいから、避けられることが多いかもしれません。
ワンオペ、黙っていてはいけないでしょう。だから話題に。
でも私は、イヤイヤ期の対策・対応を扱う立場として、そして、乳幼児教室にきてくださったご両親を見てきて、また自分自身も子育てをしてきて、そして、アメリカ大学での学部での「比較価値」の学びもあり、デンマークやアメリカにご縁があった過去もあり、話題にしておきたいと思いました。この問題が、日本の子育ての深いところで、実は、子育てとか家族関係などに大きく影響していると確信もあります。
で、まずは、議論の足並みを揃えると言うところで、いつもの基本、ワンオペ育児とは?について、以下に説明がありますので、ご存じなければ、見てみてください。
ワンオペは社会的文化的背景から。根深い土壌
元々、近代までは、士農工商で階級社会を持っていた、明治維新後も、儒教によって、男女や親子の関係性を割と明確に定義されてきて、そう言った通念を文化として生活してきた日本。今でも幼児教育で儒教を学べる組織があるくらいですものね。いい悪いはここでは述べていませんけど。
(ここでは、マジョリティの傾向を言っているのであって、あなたがそうでなはい!場合は、あなたには、当てはまらない話です。ぜひ、一般論として捉えていただけると嬉しいです。)
そう言った文化的背景を持つ日本人社会で、ワンオペ、、言葉だけ言えば、ここ4-5年ですよね、こんな言い方をしだしたのは。少なくとも私が教室運営を始めて3年くらいはなかった言葉で、私は、その状態を、適切かどうかは別にして、「独り育児」(暗くてすみません。。)とか言って、当時、ブログなり、メルマガなり、書いていました。
昭和のベビーブームくらいからですよね。
核家族が当たり前になり、奥さんは家で専業主婦、そして、旦那外で働きっぱなしの図ができたのは。農業社会から、サラリーマン、会社員社会になって、「通勤」と言うスタイルが、家事育児分業を大きく切り分けしてきた。
家事育児分業。これ、家族を子育てを感情なしに運営するためのシステムとしては、一時的結果を得るのには、一見、効率的に機能していたのかもしれません。
女性も改善に向けてできることがあるのかも
私の時代は、「腰かけ就職」って言うのもありました。女性は、29歳までに結婚しないと、なんて、ヴァンサンカンとか言う言葉も流行りました。結婚できない女性を「負け犬」と言う言葉で表現した時代もありました。29歳のなんと言うか、気にしなくてもいい、結婚ラインって、今もあるかもしれません。
って、、脱線してしまうので、このくらいにしておきますが。。
家庭内分業が進むにつれて、夫婦の会話が貧弱になり、旦那さんは、外向きに拍車がかかり、奥さんは、内向き、子供への集中に拍車をかける。夫婦の心の繋がりが希簿になりやすく、家庭、家族というのが分離の方向へ向かいやすくなった。
その状況からに、今、追い討ちをかけるのは、多くの奥さんが子育てしながら働く時代になった。イクメンパパとママが協力しあって子育てできるための過渡期といえばそうなのかもしれませんが。
ワンオペの現実をウェブから
ワンオペについて、記事を検索すると、タッチーなのが続々でてきます。ジェンダーフリー教育を受けてきた20代の男性の多くが見ると驚く状況かもしれません。
一説に、これだけ待機園児の受け皿も整ってきている、子育てセンターも充実してきているのに、、、、ワンオペ育児が、増えている、と言う記事もあります。
ワンオペ解決策は?
じゃあ、どうしたらいいんでしょうね。これを解決するのには。何かいい提案があれば教えてください!
専門家の先生は、こんなことを言っています。
日本が男女の役割分担がはっきりしている社会であることが深いところにあり、
● 長時間労働の解消など労働環境が改善されること
● 男性が家事スキルを身につけること
って。
あんまりワンオペが行きすぎたら、100年の恋もどこへやら。結婚式に公言した、夫婦でいると、楽しさ二倍、苦労半分も、大嘘になっちゃうのではないかと。
協力しようとする気持ちが覚めてしまったら、協力体制を構築するのはとても難儀でしょう。産後クライシスは、ピークが子どもが1.5歳です。
職場復帰準備会での提案
過去に、育休が終わったママたちが復職するときに、復帰準備会なるものを開催していました。
そこでは、ワンオペを阻止するために、
● 家族会議を定期的に開催すること
● 家事育児分担表(マトリクス)を作って可視化し夫婦で共有すること
と言うのを提案していました。
あなたの解決法は?any good idea?
あなたは、他にいい解決策はありますか?もしあれば、遠慮なくコメント欄に、書き込んでいただけると嬉しいです。(誹謗中傷はご遠慮ください。)
当事者としては、基本、この時期のワンオペって、家事や子育てをしてくれるのもいいのですが、それ以上に、実は、メンタル的に支えて欲しいのです。話を聞いて欲しいし、理解して欲しい。そして、もし私に少しでもポジティブな思いを持ってくれているのなら、それを言葉にして欲しい。ありがとう、とか。
そんな感じです。
そうそう、これもドッキリです。↓ 読んでみてください。
あなたが、もし、悪気なく、子育てをワンオペに追いやっているとしたら。。?
最後まで、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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