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思考はロジカルかデザインかアートかを思考法素人な大学教員が考えてみる。

こんにちは、あおき(医学教育)です。思考法についていろいろと考えてます。情報がたくさんあって勉強になるので、勉強ついでにここにつらつらとメモをとっています。

いろいろなところから話を引っ張ってきてますので、これが正しいよ!というファクトチェックはできてないですが(思考法のファクトチェックってできるのか?)、そういうもんだと思って読んでみてくださいませ。

先に言っておくと、3つの思考法のうち、どれがいいという話ではないみたいです。各思考を、場面場面で使い分けれますし、併用する場合もあります。

ロジカルシンキング


ロジカルシンキングというのは、筋道立った、合理的な、結論を導き出す、思考のことです。なんらかの問題があり、それを解決するために用いられることが多いです。

これを達成するには、まず問題の分析、物事間の関連性の検討をしつつ、その問題の根源を検討して、解決策を考えていく、というようなスキルが必要です。よくやるのが課題分析(抽象的なものを具体化していく方法)、

演繹法 「A=Bである」を積み上げていって、論理を作っていく方法。

帰納法 「Aはーである」「Bはーである」・・・の共通項をまとめ、一般化していく方法。統計解析の。

似たような思考法に、クリティカルシンキングというものもあるのですが、これは「思考の結果が本当に正しいのか?という疑問をもって、客観的に検討してみる思考」といえるかもしれません。

どちらかというとクリティカルシンキングのほうが私は大事かと思っていて、著名人やお医者さんが言うからそれは正しいみたいなんじゃなくて、本当にそれってあってるのかな?を考えてみる瞬間も大事だったりします。

本当に正しいかどうかを吟味するには、情報収集の仕方とか、科学的研究の読み解き方、なんかを知っておく必要があるのですね。ファクトチェックってむずかすいい。

ココと同じレベルなのかわからんすが、仮説を立てるのもロジカルシンキングの一部なのかな?

後未知のものには弱いのか、過去の既成の前提に基づかないと、問題解決が難しいらしいですね。

参考にしました。

デザインシンキング


Creative problem solving ですって、なんかかっこええなあ。。。

あいてのニーズを理解し、クリエイティブなアイデアを生み出すことが目的です。

相手への共感→共感でわかった課題の発見・定義→アイデアを作る、試作品を作る→検証→フィードバック

1.共感 (Empathise)

相手の思考を理解し、何が必要なのかを探していきます。どんなものを求めて、求めた先に何が必要なのか?を考えていきますそのニーズを探ります。なぜそのサービスが欲しいのか、サービスを手に入れた先に何を求めているのかを想像します。相手の気持ちや立場に立った時に、何が欲しいのか?を考えます。

2.定義 (Define)

相手は自分が何を必要としているのか?が明確ではないかもしれません。解像度が高いディスプレイが欲しいわけではなく、高画質で映画が見たいのかもしれませんし、字が見えないので大きな画面で見たいのかもしれません。ニーズを明確化していきましょう。

3.概念化 (Ideate)

2.で定義したことに対して、どんなことが具体的にできるでしょうか?ブレインストーミングなどを使いながら、アイデアを出していきます。とにかく役立つかどうかはさておき、たくさんのアイデアを出していきます。

4.試作 (Prototype)

実際に試作品を作ってみます。ここでは、失敗しても大丈夫です。どんな失敗をしてどんな成功があるかを考えていきましょう。

5.テスト (Test)

実際にひとに使ってみてもらい、試してもらいます。そしてフィードバックをもらい改良していきます。

デザイン思考をするうえで以下の用語が約立ちます。

望ましさ 相手にとって、何が理にかなっているのでしょうか?

実現可能性 実際にできそうなことはなんでしょうか?

参考にしました。

アート思考


自分がしたいこと」を形にしていく思考方法です。

アート思考」では、これまでの事実や概念だけではなく、自分が経験してきたことや記憶や熱狂したことなど、じぶんを中心として直感的にアイデアを出していくそうです。

以下のプロセスがあるそうです(上記サイトから引用)

発見 主観と好奇心に基づき面白い、美しい、価値があると思うものを見つける。

調査 ①でみつけたものと類似する考え方があるか、独自性やユニークさを検証する。

開発 着眼点がじぶんのオリジナルになるように検討、検証を進める。

創出 ビジネスに応用できないかアウトプットする。誰も見たことも表現したこともないものが必要条件になる。

意味づけ 他者にも伝わるように、アウトプットの理由や意味を言語化し評価してもらう。

アート思考は、じぶんのやりたいや大切にしたいが重要になります。ロジカルシンキングはもっともらしさが重要視されますし、デザイン思考は相手のニーズや必要性が重要視されるのとは対比的ですよね。

まとめると


ロジカルは誰にでもあてはまるような合理的なものごとを発想する

→ 合理性

デザインは特定の人にあてはまるようなニーズに合った物事を発想する

→ 個別最適化

アートは自分にしかできないような物事を発想する

→ 共感や熱狂

という感じなのかなあと思います。まだ調べ途中ですので、追加情報があったら書いてみます~。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

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