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【書籍紹介】短期志向に何かと陥りがちな今だからこそ読みたい1冊

パーソナルコーチのTakeです!
会話やコミュニケーションを通じ、仕事や家庭など人生における様々な悩みの解決、理想の実現をサポートしています。


今日は最近読んだ本についてです。

それがコチラ

ジャンルで言えば「キャリア」や「コーチング」にまつわるものです。

ぎゅっと要約すれば、

  • 「忙しいことに逃げるな、満足してはいけない」

  • 「永遠に続く他者との比較競争で自分を見失ってはいけない。意義のある人生を送ろう」

  • 「そのためには、短期ではなく中長期で物事を捉えることが大切」

  • 「でも、どうしても短期志向になりがたちだよね」

  • 「だからまず人生に余白をつくって、興味があることに少しずつ集中してしよう」

  • 「そのためのノウハウやマインド、教ええちゃる!」

という内容です。

割とこの手の話はそこまで珍しくないと思いつつ、僕自身も忙しさに逃げたり、満足したり、はたまた追われたりという生活をかれこれ10年くらい続けていたので、改めて一度立ち止まって考えを巡らせるべく手にとりました。

詳しい要約は探せばいくらでも出てくると思うので、
読んでいて僕が良いと思ったポイントを3つ挙げてみます。


忙しさは思考を抑制する。

すべきことがあるという感覚に、根源的な慰めがある。
忙しく、仕事に集中していれば、直視したくない答えがでるような質問「これが正しい道なのか? これが私の望んだ人生なのか?」を考える時間がなくなるからだ。

ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために

皆さんも経験ありません?
昨日書いたこちらの記事にも通じるものがあるな~と。

迷って動けないのも問題ですが、あっちこっちを動いて前に進んでいたと思ったら実は迷子・・・も同じくらい辛い。

僕自身も朝から晩までお昼も食べずに仕事漬けの日々を過ごしてました。
忙しくしてないと不安という時もありました。
でも、不安だから仕事する、はどう考えても不健全だし、それは最早どこに向かっているか完全に謎です。

忙しさに逃げず「本当にこれでいんだっけ?」と勇気を出して立ち止まってみる。
成功してても失敗してても、よりよい方向や望む方向にいくためには、忙しくするのではなく立ち止まること、余白こそが次の道を開きます。

意図的に、短期と中長期の視点を分ける。

多くの起業家は、どうしても「次の大物」に飛びついてしまう傾向がある。そして、それは一般人の私たちも変わらない。
これは究極の「短期思考」だ。興味の対象が次から次へと変わっていては、一つのアイデアをじっくり育てることはできない。

ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために

新しいチャンスを探す「探すモード」と、やることに「集中するモード」を使い分けようと著者は言います。
いずれも文字通りで、興味関心やどこに力を注ぐか考える作業と、実際に手を動かす作業を分けましょうという内容。
あれこれよそ見したり、目移りをしない。これを決めたらとにかく集中してやる。

最近のネットは「手軽に」「誰でも」「今日から」と簡単さを煽る表現があふれている。
加えて注意しないと、別に見たくもなかった隣の芝生がこれでもかと目に入ってくる。

情報が氾濫しノウハウや美味しそうに見える話がごろごろ転がっているから、今やっていることで本当にいいのか不安になったり、もっと効率の良い方法があるんじゃないかと知らず知らずのうちに探索モードに入ってしまうことってありませんか?(僕もしょっちゅうありました)

意図せず探索モードになっていくと、人の認知負荷はどんどん高くなる。
認知負荷が高くなるほど物事を前に進めることは難しくなるし、思考も働かない。

そして思考が働かないことによって本質的な問から逃げ続けることになる。

これほどまでに集中力を保つことが難しい時代は、恐らく人類史上ないでしょう。

だからこそ、自分が今どのモードにいるのか、いるべきなのかは注意深く観察して行動していきたいですね。

探索と集中が混ざった表情をAIが生成

長期的に捉える

「3年単位の目標ばかり追っていると、たくさんのライバルと闘わなければならない。しかし7年単位の目標にすると、ライバルは激減する。なぜなら、そんなに先まで考える企業はほとんどないからだ。時間軸を伸ばすだけで、短期では達成できないような大きな目標に取り組めるようになる。」

ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために

Amazonのジェフ・ベゾスのインタビューから抜粋された内容です。

この本の影響を受けたわけではないですが、6年後とその先を考えて僕は会社を辞め、コーチングを生業にしていくことを決断しました。

いやいや、毎日が勝負でしょ。
今月勝てないやつは来月も勝てない。
足元で成果がでなければ長期もないだろう。

もちろん毎日を勝負と思ってコトにあたることは大賛成。
ただ、いつ、どんな成果がほしいかという時間軸は何を目指すかによって変わる相対的なもの。

僕自身、成長著しいメガベンチャーで仕事をしていたので、先を見据えるといってもせいぜい3か月先まで。そこから先は(変化が激しいこともあるけど)考えられない時の方が多かった。

短期思考だと力をかけた事もコロコロ変わってしまい、頑張っているはずなのに前に進んでいなかったり、成長実感がとぼしかったり。
振り返ると探索と集中をすごいスピードで切り替えまくっていたんだと思います。

中長期の思考をとると集中力が高まるのは僕も実感してます。
なんていうか、余計なノイズが気にならなくなるんですよね。

このnoteもまだ4記事目。
まだnote経由でコーチングのお客さんはいないし、内容も質もまだまだ。

でも、それでいい。

少なくとも僕は自分がやると決めたことに集中できているし、50記事や100記事くらい書いて成果がでるとも思ってない。

物事が続かない、なんだか足踏みしている感覚があるという人は、ぜひ長期思考を取り入れてみてください。

さすがに100記事書いて一人もこなかったら折れるかも笑

ということでロングゲームの紹介でした。

これと近しい本で有名な本も載せておきます。
ちなみに僕のAir Pods収納ケースには、「essential」という字が刻印されてます。(どうでもいいか!)

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【プロコーチ Takeのプロフィール】

普通の会社員→24年8月から複業フリーランスにガチンコぶっつけ本番で挑戦 | プロのライフコーチ/メンタルコーチ(米国CTI認定CPCC®️取得済)| アラサーの子育て世代(♂4歳と0歳)会社員にとって役立つ記事やフリーランスとして奮闘する日々、コーチングの魅力を記事にしてます。

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