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生まれてきたことを喜ばれる幸福
今月の1日に、誕生日を迎えた。ひとりで誕生日を迎えるのは、今年で2回目だ。
昨年は生まれて来た中で、初めてではないかと言うほどの「ひとりぼっちのバースデー」だったけれど、ネットでの友達がたくさんお祝いをしてくれた。にぎやかに0時を迎えられ、とても嬉しかった。
そのあとに共感覚アートも描いたところ、虹色の鮮やかな色になった。
共感覚アートは描く前はうっすら色合いがわかるが描いていかないと完成までにどんな風に仕上がるかはわからない。花の舞うようなイメージで、虹色だった。
時々出るが、「とても嬉しい感情」というのは私には虹色に観えるみたいだ。この画像はkindleに描きおろしとして入れる予定で、文章も添えた。
昨夜はそのあと、kindle出版に向けての原稿を作っていた。全部で40枚。絵と、その絵に文章を載せながらひとつひとつ作った。絵も文章もデトックスなので、今見ても「これはなんだったっけ?」と思うものもあった。
例えば前に描いたこの絵だ。
パッと見ると鮮やかで華やかだし、見栄えが良いように思う。しかし、これを描き投稿したInstagramを見てみると
The eerie, faint color of love that lingers in me.
という文字が添えてあった。
私の中に残る、不気味でかすかな愛の色。
これがこの時の感情の色らしい。過去の恋愛のことでも考えていたのだろうか。そういわれてみれば、そんな気もしてきた。
kindleの原稿の冒頭にも書いたが共感覚アートは、書いた私でさえ「違う気持ちで受け取る」ことがある。悲しくて苦しみながら描いた絵を「美しい」と言った人がいた。私の中ではただの苦しみの塊のようなものとして仕上がった作品に「綺麗だ」と。
共感覚アートはそこがまた、面白いアートでもあると私は思う。
今回本にはアートに書いた当時の文字を添え、どういった感情なのかを書いていったが、「そのほかの受け取り方」も是非してもらえるととても嬉しいと思う。
これは私の挑戦の一つだ。
1つ年を取った自分の目標は
「挑戦を恐れない」
去年7月からはじまった私の挑戦は、今はまだまだ種まきで、双葉が少し出てきた程度だ。芽が出てきたものたちよ、ずっとずっと伸びていけ。
真っ黒だったキャンパスなら、花火のように舞い上がるんだ。
いつか青空の下で大輪の花が咲くように。
そんな年にしたい。
こちらは昨年に書いた記事、今年書いたアンサー記事になっているものも紹介しておく。
山口葵
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