誰かの「たった一人」になりたい。
夕方けっこう寝てしまい眠れなくなったので眠気が来るまでQuoraに答えまくっていたけど、疲れてきたので布団にきた。
1日中ほぼ付けているイヤホンを外して寝転んだらなんとなく、体が軽くなった。
イヤホンでは、自分の声を聞いている。歌やスタエフなど、よくわからないけど他の人の声を聴くより落ち着いて自分の世界に入りやすいから。
QuoraではそれをBGMにして書いている。長文の時は集中したいので、一旦消してから書く。
これが私の文字を書くときの習慣になってきた。
やはり文章は、どんなものでもグッと自分の世界にすっぽり収まってから書く方が、良いものが出来上がる。
外部からの刺激をシャットアウトし、自分だけになり、そこから出す言葉たちは、「ありのまま」だ。
でもこうやって文字を書いて書いて、それからどうするつもりだろう?とはたまに思う。
趣味の域で終わらせるのか、前みたいに仕事にシフトチェンジしていくのか。
今日は少し安定していたから先のことも考える余裕があった。タスクをアレクサに行ってあったのでそれも朝から済ませられた。
タスクの一つだったワクチンの予約も電話した。どこも予約いっぱいで9月になってしまったけど、なんとか2回分とれた。
最近は、「やらないといけないこと」をきちんとやれていて、嬉しい。
前のぼろぼろだった時は「やらないといけないこと」を期限内にすることができず、ポストを開くこと、電話を受けることが恐怖だった。
ポストを開いて、中身を見ることができるようになった。内容を理解し、必要であれば連絡や手続きをすぐに動けるようになった。
些細なことだけど、私には大きな進歩だ。だってできなかったのだから。
引っ越して1ヶ月と少し。
未だに部屋は片付いているし、時々散らかれば一気に掃除や整理整頓をする。それが私にとって楽しく、有意義な時間だ。
昨日の話も楽しかった。
朝の電話やLINEをもらったのも、嬉しかった。
色んな人に心配されて、一人じゃないのだろう、私は。
だけど時々ね、
私には「誰かのたった一人」になりたいという気持ちが顔を出すんだ。
「選ばれない自分」がとても虚しくなるの、だから。ああでもこれを考えすぎると見えない冷や汗に溺れそうになって、またよくない方向にいってしまいそう。
そう、だって今すこし、玄関のロープを見てしまった。
今の私は、「誰かのたった一人」になれるほど、魅力がある人間ではない。
それはわかっているから、それを望むことは今はしてはいけない、そう言い聞かせる。
恋なんて、余裕がある人たちの娯楽よ。
生きることが精一杯の私には到底、手が届くものではない。でも誰かに優しく、抱きしめられて眠りたいなぁ。
同じようなことを、数日前の日記にも書いたような気がする。日記を読み返すことがほとんどないから、いつだったか、わからないけど。
一人は向いていない、昨日の言葉は自分をとても揺れ動かして、物理的には一人でも繋がりがあれば一人じゃないことを理解できるようになった。
なったけど、、誰かにそばにいてほしい。そんな寂しい夜もあるんだ。
薬効かないな。夕方寝たせいだなぁ。
目を閉じたら、朝になっていればいいな。
山口葵
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