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日向坂46『君はハニーデュー』男性が登場しないラブソングの意味

日向坂46が、正源司陽子さんセンターの11thシングル『君はハニーデュー』を5月8日(水)に発売した。制服姿の正源司さんの恋の相手がいるはずの歌詞だが、男性の出演者は1人もいない。

『君はハニーデュー』Music Videoに男性キャストが出演しないのは何故なのか? 日向坂の10thシングル『Am I ready?』もラブソングながら女性キャストしか出てこない。今回は女性キャストのみが登場する『君はハニーデュー』の歌詞の意味を分析したい。

日向坂選抜メンバーが世界にたくさんいる女の子(ハニーデュー)を演じていて、正源司さんは「僕」に唯一選ばれた恋の相手。誰でもない君が好きなんだ、君は瑞々しく甘い存在なんだということが歌詞全体で表現されている。

曲名にある「ハニーデュー」は一般的な海外メロンを指す。果肉は薄緑色で厚く、ハニー×デュー=蜂蜜×雫と名付けられるだけあって瑞々しく甘い。

歌詞に出てくる人物は「君」、「僕」、主人公・僕の「親友」の3人。

僕は君に恋していて、君を甘いメロンと例えている。僕は君に「♪電車の中」か「♪コンビニのレジ」かどこかで初めて会って、それまでに何度か恋はしたが、君は「♪オンリーワンの恋人」候補。

僕にとって君は「♪スペシャル」で「♪瑞々しい若さいっぱい」。

MVではメロンの薄緑色ではなく、メンバー全員が水色のワンピースを着用。正源司さんが制服を着ている間だけ彼女が「君」になり、鏡で自分を見つめる。世界にメロン(女の子)はたくさんあって、センター以外のメンバー全員がその他大勢のメロンを演じる。

正源司さんが「君」といえるだろうし、「僕」本人として見ることもできる。

※同じ文章をWordpressブログにも公開中。

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