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「僕のヒーローアカデミア」緑谷出久をエンゲージメントカードで深堀りしてみた

 



 はじめに


 私は毎週電子版で週刊少年ジャンプを購入しています。大学に入って、アルバイトをするようになってから、毎週欠かさず読んでいます。これが私の月曜日の楽しみになっております。時々、合併号の影響でお休みが入る週は少し寂しいです。週刊少年ジャンプの連載している漫画の中で、楽しみにしている漫画の一つが「僕のヒーローアカデミア」です。

 
 しかし、最初のジャンプ掲載1話目から読んでいたわけではありません。むしろ、連載してストーリーの中盤ぐらいになってから読み始めました。そんな私が、なぜ「僕のヒーローアカデミア」を読み始めたのか、なぜ最初から読まなかったのでしょうか。


 読み始めた理由

 コロナ禍になってから外出自粛をせざるを得なくなったことで、家での過ごし方を増やす必要がありました。Amazon primeに入会していたこともあり、アニメ1話から追っかけました。そうしたら、一瞬でハマりました。ハマらなかった時間が何だったのかと思うぐらいでした。その1週間は空いている時間の全て「僕のヒーローアカデミア」に充てていました。何が良かったのかというと、主人公、キャラクターが育つストーリーが純粋にスキだということが分かりました。私は何事も「育てる」、「ストーリーを聞く、見る」のがスキだなと思いました。


 詳しい深堀りは、今回省きます。


 
 読まなかった理由

 「ヒーロー」という言葉にあまり惹かれなかったからです。いや、その理由よりは「ヒーロー」は子どもが憧れるもの、子どもが読むもの、大人が読むものではないと、拒否していたのかもしれません。少しずつ年齢を重ねてきて、読んでいた作品が連載終了になってくることが増えました。それにより、私がジャンプを読む習慣も終える時期に入ったかなと思いました。その考えの後、キリが良いところ(ex.ワンピース連載終了)でジャンプを読むことを辞めようと思ってました。そのためには、新連載を読むことを控える必要があると考えました。その時期に、連載が始まったのが「僕のヒーローアカデミア」でした。「ジャンプからの卒業」、大人になったことによる「ヒーロー」に対しての抵抗の2つ読まないようにしていた要因だと思います。




 僕のヒーローアカデミアとは、どういう話なのかgoogle AIに聞いてみました。

物語は、誰もが何かしらの超常能力・"個性"を持つようになった世界で、"個性"を悪用する敵<ヴィラン>を、圧倒的な力で取り締まる「ヒーロー」は皆の憧れの存在となっています。主人公・緑谷出久(通称「デク」)もまた「ヒーロー」になることを夢見る少年です。

引用:google AI 週刊少年ジャンプ


現在、単行本は40巻まで出ております。



エンゲージメントカードの説明

下記の記事やHPより、ご覧ください。



エンゲージメントカード

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緑谷出久のエンゲージメントカード



 各価値観の深堀り

貢献

 No.1ヒーロー・オールマイトのように「ヒーローになりたい」と思っていた。しかし、無個性であったため、他の人と同じように個性を発揮することができなかった。同級生である爆豪勝己がヘドロヴィランに襲われていた時、出久は爆豪が「助けを求めている」ように見えました。他のヒーローが動けていない中で、出久は誰よりも早く体が助けに動いていました。これが誰よりも「貢献」したい気持ちの現われだと思いました。


優しさ

 無個性をバカにしていた爆豪勝己が、ヘドロヴィランに捕まってしまいました。バカにしていた同級生とは言え、またヒーローになりたいとは言え、助けないという選択肢もあったと思います。「貢献」以外にも、人を分け隔てなく接する「優しさ」があると思いました。



自己犠牲

 誰かを守るためには、自分の体が大きく損傷したとしても助けようとする。他の人が傷つかないのなら、自分を犠牲にしても構わないという精神、行動をしていた。32巻から「黒いヒーロー編」で、より「自己犠牲」の部分が描かれています。

 



有効性・効率

 ストーリー序盤では、将来、ヒーローになるために分析ノートを作成していました。当時は無個性であったため、誰よりもヒーローになるための努力が必要だと、出久は認識していました。ヒーローになって人を助けたいという意志が強く、イメージしようとする力も強い。また、戦う時の状況判断や分析能力が高いところも、オールマイトに評価されている。この観点から、「有効性・効率」の価値観があると思いました。



共感

 ショート(轟焦凍)が、エンデヴァーと向き合い始めるようとした時、どう接して良いか悩んでいました。

出久はショートに対して、

「轟くんはきっと許せるように準備してるんじゃないかな」
「お父さんのこと本当に大嫌いなら、許せないでいいと思う」
「でも、君はとても優しい人だから」
「待ってるように見える」
「きっと今は、そういう時間なんじゃないかな」

引用:僕のヒーローアカデミア アニメシーズン5 エピソード17 第105話


と優しく語りかけていました。こういう言葉を人にかけられる出久は、人の気持ちに寄り添いながら、共感できる人だと思いました。



率直さ

 無個性であると幼少期に病院で断定され、出久はショックでした。しかし、無個性でも「ヒーローになりたい」という気持ちは変わらなかった。高校進学先もプロヒーロー養成する「雄英高校」に決めていた。逆境な状況でも、諦めない心に「率直さ」があると思いました。



友情・仲間

 出久は雄英高校に入学してから、訓練、職場体験、インターンなど経験をしてきました。それ以外にも、学校ならではのイベント(ex.体育祭、文化祭、クリスマス会)もありました。この経験から、ヒーローは自分の力だけで人を助けるだけでなく、仲間と協力することで人を助けられることの重要性を徐々に認識していったと思いました。


 
 いかがだったでしょうか。普段、僕のヒーローアカデミアは漫画やアニメを読んだり、見たりしてましたが、「キャラクターまたは人を理解することは難しいなと思いました」と思いました。
 だからこそ、自分の価値観とは異なる人たちと関わる時、シンプルな視点「どういう考え方をしているのか」、「何でこういうふうに考えるのだろう」という見方が大事ではないかと思いました。お互いが警戒して、ギスギスした環境下では誰もが安心できないですよね。簡単にできることであれば苦労しないと思うので、まずは自分が「いつでも自分の心に余裕が持てる」仕組みを見つける、把握しておくことの大切さを伝えたいと思いました。


 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。



 下記には、ヒロアカ以外の漫画をエンゲージメントカードで深堀りした記事を掲載しています。もし良かったら、そちらもご覧ください。



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