あおぼー

初めまして! 初の創作活動をしようと思ったのですが、機械音痴でも投稿できる場所がないか…

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初めまして! 初の創作活動をしようと思ったのですが、機械音痴でも投稿できる場所がないか探してたら辿り着きました!お暇潰しにでもなれば幸いです!

最近の記事

ショートストーリー:船釣り

俺の名前は酔田、無類の釣り好きだ。 基本海で釣るのが多い。 高校生になり原付を手に入れてからは遠出してでも釣りを楽しんできた。 その俺の釣り好きっぷりを聞いて叔父さんが船釣りに誘ってくれた! 朝早くの準備になり大変だったが。 初めての船、しかも釣りも楽しめるということもありテンションは最高に高まってた! 釣ったことない魚が釣れるかなっと楽しみにしている! よーし、行ってきまーす! ~~ 家に帰って来た。 魚は全然釣れなかった。 というより、釣り自体楽しめなかった。 理

    • ショートストーリー:タバコ

      大学生時代 「あ、タバコ値上げするのかよ!一箱300円!? はー、まだいいけどこれ以上値上げするなら辞めるかー」 社会人時代 「タバコまた値上げ!?一箱460円!? 本当高額納税者だなー、俺。 ……そろそろタバコ辞めるかなー」 結婚後 「タバコまーた値上げかよー、一箱500円って……。 小遣いも厳しいってのにもっと厳しくなるのかー。 どうやってやり繰りしていこうかな……」 「いや、もう辞めれば良いじゃん」 「……いや、まだ辞めれない。これ以上値上げしたら辞める!」 2

      • ショートストーリー:好き嫌い

        「ママー、今日のごはん何?」 「うーん、にんじんが沢山あるからそれ使おうかなー」 「えー、嫌だ!にんじん美味しくないもん!」 子供が妻のにんじん料理に反対している。 本来なら俺は妻を応援し、子供が食べるのを推奨するべきだろう。 しかし、それはできない。 何故なら、俺もにんじんが嫌いだからだ! にんじんなんて食べれなくても問題ない。 俺はそう信じている。 だから今回はマー君を支援するのだ! 頑張れマー君、にんじんなんて不要だと妻に言うのだ! 「あ、じゃあこの前おばーち

        • ショートストーリー:お酒

          「私お酒弱いんですよー」 「そうなの?そんな風には見えないけどねー」 「本当ですよー、カルーアミルクしか飲めないんですー」 「そうなんだー、カルーアミルク美味しいもんねー!」 「そうなんですよー、何杯でもいけますよー!」 「へー、そうなん……え!?」 「あ、店員さん、カルーアミルクおかわり!」 「……」 「うーん、何杯でも飲めますねー!」 「……凄いね」 「??」 カルーアミルク お店での平均度数:5度前後 一杯あたりビールやチューハイと同じくらい 【あとがき】 お酒弱い

        ショートストーリー:船釣り

          ショートストーリー:最強の施設

          ここはとある市の協議会。 古くなった市役所の移転計画の真っ最中。 今日はその跡地利用方法について話し合っているよ。 市長「跡地にはわが市を代表するような施設を新しく作りたいと思います。皆さん何か案はありますか?」 図書館長「なら図書館にしましょう!わが市の学生の平均学力が低下してます!それを強化する為にも図書館が必要です!」 生鮮食品組合長「いや、わが市の食品をより普及するためにも食事施設にしましょう!」 観光団体長「いやいや、宿泊施設の拡充をするべきです!レジャー施

          ショートストーリー:最強の施設

          ショートストーリー:ぜんざい

          「正月になるとぜんざい食べたくなるよなー!」 「え?ぜんざい寒い時に食べるの!?」 「え?普通だろ?」 「嘘、普通夏じゃない?」 「は?夏?いやいや、暑い時には食べないっしょ!」 「え?暑いから食べるんでしょ?」 「……ぜんざいの話だよな?」 「うん、ぜんざいの話。地元だと夏の人気スイーツなんだが」 「……出身何処?」 「?沖縄」 「あー」 「あーってなんやねん」 「沖縄のぜんざいってローカルって知ってた?」 「……まじ?」 「まじ」 「何が違うの?」 「かき氷が無いんよ

          ショートストーリー:ぜんざい

          ショートストーリー:おにぎり

          白米に塩を付けて丸い形にする。 それに海苔を巻く。 みんな大好き、おにぎりの完成だ。 その人気は老若男女問わず。 手軽に食べれるのも高評価ポイントだ。 ついつい食べ過ぎてしまう。 そんな経験をした人は多いはずだ! 「いいから、手を動かしてください」 「あ、はい」 妻に言われおにぎりを作り続ける。 妻が弁当用に作ったおにぎりを1個味見したら、美味しくて食べ過ぎてしまったのだ。 その補填の為に作り続けている。 それにしても我ながら食べ過ぎてしまった。 食べたら眠くなってき

          ショートストーリー:おにぎり

          ショートストーリー:ボイコット

          「はぁ、今日も一日が始まったよ」 「まーたあの五月蠅い上司にグチグチ言われるのかねー」 「やれわかりづらいだの、思った通りに動け等々」 「時代の流れについていく努力しなかったのは、自分のせいだろって言いたいわ」 「……」 「はぁ……」 「……なぁ」 「ん?」 「ボイコット、起こさないか?」 「おいおい、それはまずいだろ! 最悪クビだぞ、クビ!」 「でもよぉ、何か行動起こさないと、あの上司変わんねーぞ! このまま自分の無知を俺達のせいにしてくるまんまだぞ!」 「……」 「どうす

          ショートストーリー:ボイコット

          ショートストーリー:ツアーガイド

          「はーい、足元気をつけてくださいねー! 暗いので足を外さないでくださいねー! 危ないですからねー!」 たくさんのお客さんを引き連れて暗い洞窟を進む私は、ツアーガイドだ。 この仕事に憧れたのはいつからだったか。 気が付いたら人を導くこの仕事で働くのが夢だった。 とは言え、現在は思ってたのとは少し違うが。 私が案内している人達、実は既に亡くなっているのです。 私はこの人達をあの世、と呼ばれる地に導く案内人なのです。 勿論私も既に現世の生き物ではありません。 折角ツアーガイド

          ショートストーリー:ツアーガイド

          ショートストーリー:時間警察

          「では、昨日から今日の20時までの時間が貴方が盗まれた最新の時間なのですね?」 「はい、そうです」 「成程。もう少し詳細を聞いても良いですか?」 そう言われ自室で取り調べを受ける俺。 聞いてくる相手は時間警察を名乗る男。 いつもより回転の鈍い頭でも、この男が胡散臭いと断言できる。 しかし、それでも俺はこの男に頼っている。 何故ならどうしても取り返して欲しいのだ! 今まで盗まれてきた時間を! ~~ 時間が盗まれたことに気付いたのはつい2時間前のことだ。 半年ぶりの連休とい

          ショートストーリー:時間警察

          ショートショート:将棋カフェ

          昨今将棋中の昼飯やスイートを紹介する、所謂将棋めしが流行している。 この流行に乗る為、将棋カフェを開くことにした。 皆でまったり将棋をする場所を提供したい、と思い。 飲食のみでなく、ついでに将棋を指す事もできる場所だ。 何かしら注文してくれたら場所代はタダだ。 SNSでの告知も上手くバズり、初日から大勢のお客様が訪れてくれた。 この勢いを持続できるように頑張ろう! ~~ 一日が終わった。 完全な赤字だった。 お客様の入りも良かったのに。 原因の一つとして考えられるのは

          ショートショート:将棋カフェ

          ショートストーリー:物騒なスポーツ

          『盗み、刺し、相手に死を与えることもあるスポーツが今流行ってます! この機会に皆さんもやってみてはいかがでしょうか!?』 「なんか物騒なスポーツが流行ってるのな」 「いや、昔からあるだろ」 「え?」 「てか多分皆やったことあるぞ」 「え?」 「老若男女楽しめるスポーツだし、お前も好きだって言ってなかったけ?」 「……なんの話?」 「ほれ、これ見てみ?」 「!!あぁ、成程。確かに好きだわ」 画面には2刀流で有名な某選手が映っていた。 【あとがき】 野球って物騒な名前多すぎ

          ショートストーリー:物騒なスポーツ

          ショートストーリー:コロナの影響

          高校生「コロナのせいで学生イベントが無くなった。最悪だ」 大学生「わかる。コロナのせいでキャンパスライフ過ごせない。最悪だ」 社会人「わかる。コロナのせいで地元に帰ったり旅行にも行けない。最悪だ」 独身男「わかるわー。俺もコロナのせいで出会いが無く恋人が出来ない。あー、コロナのせいだわー、最悪だわー」 高校生「昔は居たんですか?」 独身男「……」 【あとがき】 コ、コロナのせいだし(震え)

          ショートストーリー:コロナの影響

          ショートストーリー:料理教室

          夫と長男に美味しい料理を食べさせたい。 そう思いこの料理教室に通って早2年。 自分で言うのも何だが、大分料理が上手になったと思う。 「いーですねー、妻子さん!中華鍋の振りが安定して来てますよ!」 「はい、先生!」 片手に3Kgの重りを付けながら中華鍋を振る。 2年前は全然できなかったが、今ではウォーミングアップ代わりにできる。 私も成長したものだ。 「良いですか、皆さん。 健康な肉体にこそ健全な精神は宿ります。 健康な肉体とは、すなわち筋肉! 家族の、自分の筋肉を日々作

          ショートストーリー:料理教室

          ショートストーリー:綺麗好きな人

          駅に向かう途中で忘れ物に気付き家に戻る。 鍵を開けようとしたところ、何故か鍵が開いていた。 閉め忘れたのか、と思い玄関に入る。 知らない男が部屋に居た。 何故か俺の部屋を掃除していたが。 「……あの」 「……はい」 「……どなた、でしょうか?」 間違いなく知り合いではない。 沈黙が流れる。 マスクにサングラスに帽子を付け、手袋までつけている。 まさか、と思ってしまった。 「……ひょっとして空き巣ですか?」 「……」 「空き巣、なんですね?」 「……はい」 思ったよ

          ショートストーリー:綺麗好きな人

          ショートストーリー:カードゲーム

          「あのカードゲームってまだ続いていたのか……」 それは子供のおもちゃを買いに来た時のこと。 懐かしい名前のカードゲームが発売されていた。 子供の頃を思い出してしまう。 昔はこのカードゲームが好きだった。 ルールや遊び方も勿論だが、絵や作品の物語が好きだった。 とは言え、子供の少ない小遣いではカードを揃えるのは難しかった。 沢山持っている友人を羨ましく思ったことが何度もある。 しかし、大人になった今なら買えるはずだ! そう思い、昔どうしても欲しかったカードを購入しようとネ

          ショートストーリー:カードゲーム